幸福の哲学 の商品レビュー
幸福は空気のようなもの。なくならないとわからない。 人生に意味はない。意味を与えるのは自分。 幸福と幸福感とは違う。他人から幸せそうに見られることを目指さない。 課題の分離=自分ができることと他人ができることを分ける。 愛とは育てるもの。人から愛されることを待っていては育た...
幸福は空気のようなもの。なくならないとわからない。 人生に意味はない。意味を与えるのは自分。 幸福と幸福感とは違う。他人から幸せそうに見られることを目指さない。 課題の分離=自分ができることと他人ができることを分ける。 愛とは育てるもの。人から愛されることを待っていては育たない。 どう思われるかを気にすると、行動の自由が制限される。他者が自分の決定権を持つようになる。
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「嫌われる勇気」のアドラーの思想とギリシア哲学をベースにした人生論。幸せになるかどうかは自分の考え方次第。何度も読み返したくなる1冊です。
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岸見先生ご自身もたいそうな逆境を経て来たことがわかりました。 結論としては幸福はなるものでなくあるもの気がつくもの。 そう思います。
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「初めから哲学に関心を持たない人、若いころ少し興味を持っていても社会に出るとたちまち見向きもしなくなる人は生きていくときに考えなければならない多くの問題に気付いていないか、それを棚上げしている」この文を見て、やっぱり哲学書をこれからも読んでいこうと思った。
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ベストセラーになった「嫌われる勇気」、『幸せになる勇気」はアドラー心理学としてはかなり異端なのであるが、それは著者がギリシャ哲学をベースにアドラーの著書を解釈していたからなのだと、この本を読んで理解できる。
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良書。 今の私にとっては、バイブル的な本。 哲学書は私には難しすぎるが、この本なら分かりやすい。 幸福は今既にある。明日は来ないかもしれない、毎日をよく生きる。 課題に取り組む。人間関係に入る。
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新しい時代の幸福論。 とは言っても、書かれてあるメッセージは古代から変わらないのでしょう。 ただ、健康が約束され長寿の時代に、人が人生という時間にどう向き合うべきか。幸福度が絶望的に低い、この現代に、幸福は「どこ」に「ある」のか? 不幸だと感じている多くの人々が知りたがっている、...
新しい時代の幸福論。 とは言っても、書かれてあるメッセージは古代から変わらないのでしょう。 ただ、健康が約束され長寿の時代に、人が人生という時間にどう向き合うべきか。幸福度が絶望的に低い、この現代に、幸福は「どこ」に「ある」のか? 不幸だと感じている多くの人々が知りたがっている、シークレットがここにはある。 そして、読後はきっと、少しだけ幸せになっているはず。
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ギリシャ哲学をアドラー心理学に強引に結び付けようとしたため、「幸福は邂逅次第」という幸福の多様性を排除した論調となっている。また、終始著者の経験論が展開され、最終的には「今を生きろ」「やればできる」的な自己啓発的なメッセージで締めくくられており、書籍全体の論理構成には甚だ疑問を感...
ギリシャ哲学をアドラー心理学に強引に結び付けようとしたため、「幸福は邂逅次第」という幸福の多様性を排除した論調となっている。また、終始著者の経験論が展開され、最終的には「今を生きろ」「やればできる」的な自己啓発的なメッセージで締めくくられており、書籍全体の論理構成には甚だ疑問を感じる。 アドラーブームに乗っかったやっつけ仕事とは思わないが、著者の経験に基づく主張を多少の引用を用いて普遍性のを意識しつつ書きなぐっただけで、まとまりがないという印象は拭えない。 だが、過去問題・他者問題・自由意志問題等々への決着のつけ方が幸福に影響している事は疑いようがなく、各々の因果関係の気づきにはなった。特に質としての幸福と量としての成功の関係、良心の義務と幸福の要求の関係等々は今後考えていきたいテーマではある。 もうちょっと時間をかけて整理して書いて+100ページぐらいすればよかったのにと思うが、出版にはタイミングも重要であり、出版社のビジネス的事情もあるので仕方ないのだろう。
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難しかった。 幸福は「なる」のではなく、「ある」もの。 人は如何に「エネルゲイア」に生きれるかがポイント!
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自分の選択の結末は全て受け入れられる!!自由意志で自分の人生を決めていくことの出来る存在である♪幸福にならなくても幸福で〈ある〉。今ここを生きればいい!!(^o^)
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