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アイデア大全 の商品レビュー

3.8

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2020/07/22

‪雑に読みさしのままにしていた『アイデア大全』をKindleで点検読書。 42/42番目が「夢見」で終わってたことにいまから気づいた。(直前のポアンカレの方法も、「ひらめき」をかろうじて方法化した走りだし。 「デペイズマン」と「さくらんぼ分割法」の説明の仕方がかなりよかった。...

‪雑に読みさしのままにしていた『アイデア大全』をKindleで点検読書。 42/42番目が「夢見」で終わってたことにいまから気づいた。(直前のポアンカレの方法も、「ひらめき」をかろうじて方法化した走りだし。 「デペイズマン」と「さくらんぼ分割法」の説明の仕方がかなりよかった。‬特にさくらんぼ分割法は、MECEを捨てることで可能な発想法だってある(大意)と強調していたことが印象的だった。 発想法の来歴を、膨大な注釈付きでマッピングし、比較可能にした、労作だという印象は変わりない。『問題解決大全』が出てなかった時は「え、これが最初?」と思ったものだが、いま『独学大全』も出ようとしているいま、狙われた機能を読み手の方で理解できるようになっていると思う。 とはいえ、実践は足りてないし、注釈を脳裏に焼き付けてもいない。発想法が必要になるたび周回プレイをしてよい。

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2020/07/21

世界中の文献から集めた42のアイデア発想方法をまとめた一冊。全くのゼロからアイデアを作るパターンと、1から複数のアイデアを作るパターンの2部構成。難易度が1(易)~5(難)まであり、ほとんどのアイデアが何度1~3までにおさまっているので、読んでみて使えそうなアイデアはすぐに使える...

世界中の文献から集めた42のアイデア発想方法をまとめた一冊。全くのゼロからアイデアを作るパターンと、1から複数のアイデアを作るパターンの2部構成。難易度が1(易)~5(難)まであり、ほとんどのアイデアが何度1~3までにおさまっているので、読んでみて使えそうなアイデアはすぐに使えるようになると思う(中にはとんでもなく難しいのものあった)。収録数が42と多いので、アイデアが煮詰まった時には再読してみて、よさそうなものがあれば使ってみようと思った。

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2020/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心の中のもやもやこそが複雑なし後の土台である。瞑想を行い、それにピタリとくる名前をつけてみる。 ノンストップライティング:とにかく書きなぐる。文の体裁なんて気にせずにひたすら書く。語尾の間違いも気にしない。怖い考えやヤバイ感情に突き当たったら、そこに飛びつく。 エクスカーション:〇〇についてのアイデアがほしい、となったら… 全く関係ない△△というカテゴリを一つ選び、それに関係する語を出しまくる。その後、一つずつ、思い浮かぶことを書き出しながらテーマと組み合わせてアイデアを考える。すぐに考えつかなければ、パスして次のリストへ進む。 これらのことから分かることは、偶然性により出来たものに創意工夫やテーマをつけることで、思わぬアイデアが生まれるということ。 カイゼン方式 何故?と自問自答することを5回繰り返す 何故問題が起こった→何故1の原因を起こした?→何故2の原因を起こした...? 問題逆転 ①問題や課題を言葉で表現する  →売り上げが足りない ②これを対義語や逆転させる  →売り上げが多すぎる ③逆転したものの逆転解決策を考える  →売り上げを減らすため、売り渋る、ネガティブ広告を打つ ④逆転解決策がいくつかでたら、元の問題の解決に使えないか考える  →売り渋る=期間限定や地域限定とし、プレミアム感を出す。 YAZAWA法 尊敬する人物や賢人を思い浮かべ、「〇〇なら何て言うかな?」と想像してみる。 オズボーンチェックリスト 既存のアイデアや成功例を元に、次の9つの質問に答えていく。 1.他への転用は? 2.他のものへの応用は? 3.変更したら? 4.拡大したら? 5.縮小したら? 6.代替したら? 7.再配列、アレンジしたら? 8.結合させたら? 9.逆転したら? 等価変換法 ①解決すべき課題を決める(室温を保つ) ②課題の解決に役立ちそうな観点を選択する(冷却) ③観点の本質を抽出する(ものを冷やす) ④3を含む多数の事例を集める(木の葉、打ち水) ⑤事例を一つ選び、事例に特有の条件を取り除き、一般性のある条件を抽出する。(水蒸気による気化冷却) ⑥5を問題解決に適用する →要するにアナロジー。過去より受け継いだものの中から、何かを捨て去り、新しいものを加えて全体を再構築する。 NM法 ①要するにどうなればいいか?を問い、課題を端的に一語のキーワードで表現する。(目を覚ます) ②キーワードについて、「〇〇するものといえば何がある?」という実例を集める。(目を覚ます:植物、鶏) ③2について、「そこで何が起きているか?」を問いかける。(光合成をしている) ④3で出てきたイメージをヒントに、それはテーマの役に何か立たないか?と問いかける。(朝の光を浴びれるように、寝る前にカーテンを開けておく。) ポアンカレのインキュベーション ・問題に意識的かつ集中的に取り組む。 ・その後しばらく問題から離れ、休息する。 ・休息中や他の活動中にひらめきが生まれる。 ・得られたひらめきについて、再び意識的かつ集中的に取り組む。

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2020/03/29

アイデアを生み出すための42の方法について書かれた本。 4 エジソンノート アイデアをひたすらためて、追記していく メモは掘り起こして生き返らせることができる 6 ランダム刺激  wikipediaやさいころ ランダム刺激に慣れておくとあらゆるものが創作の種になる 13 PKデ...

アイデアを生み出すための42の方法について書かれた本。 4 エジソンノート アイデアをひたすらためて、追記していく メモは掘り起こして生き返らせることができる 6 ランダム刺激  wikipediaやさいころ ランダム刺激に慣れておくとあらゆるものが創作の種になる 13 PKディックの質問  「それは本当は、何なのか」を自問自答する 20 ルビッチならどうする?  あたりはどこでも使えそう。

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2019/12/25

インパク知5・6 かかった時間パラパラと30分くらい おもしろかった。もともと発想法が大好きなのだが、ひととおり見通したので、次に何か閃きたい時に参考にできそう。とっつきやすさと信憑性?裏付け?みたいなのが同居しているのもよい。

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2019/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アイデアを考える時の辞書のような本 様々なPhaseに応じて、アイデアの生み出し方を紹介してくれている 紹介してくれている中で知っているのがほとんどなかった自分は まだまだインプット不足であることを痛感させられた 必要な時に参照して、という形で利用したい

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2019/05/06

私が、ためになった項目のみをピックアップしてみます。 「エジソン・ノート」 とにかくひたすら気づいたことをメモする、そして何度も見直しさらにメモを重ねていくというド直球のアナログ手法ですが、先人の実績がその優秀さを物語っています。 「ランダム刺激」 サイコロで決めるなど偶然性...

私が、ためになった項目のみをピックアップしてみます。 「エジソン・ノート」 とにかくひたすら気づいたことをメモする、そして何度も見直しさらにメモを重ねていくというド直球のアナログ手法ですが、先人の実績がその優秀さを物語っています。 「ランダム刺激」 サイコロで決めるなど偶然性や偶発性に身をゆだねる発想方法です。自分の発想方法の枠を飛び越えたいときには有効です。 「セレンディピティ」 予想外の偶然による発見という意味では、ランダム刺激と似ていますが、明らかな失敗を通じての新たな発見という「偶然の産物」的なものを指すことが多いようです。 「なぜなぜ分析」 1つの出来事、事象について「それはなぜか?」という自問自答を5回繰り返す。これで、トヨタの看板方式が生まれました。とはいえ、注意点もあり、複数の原因を幾重にも重ねていくため、見直した時に時系列がわかるように連鎖の内容を記録しておくことが大事。 「コンセプト・ファン」 「なぜなぜ分析」を図の形にビジュアル化したもの。 「問題逆転」 おとり捜査のように、あえて犯罪の機会をつくり、犯罪の発生を促進する手法。 「オズボーン・チェックリスト」 アイデアを9つの観点から変形し、増殖させる手法。(転用、応用、変更、拡大、縮小、代替、アレンジ、逆転、結合) 本書で例示されたサンプルがわかりやすい。 「ポアンカレのインキュベーション」 集中して考える→問題から離れる→ひらめく→再度集中する 限界に達した解決策も、一度問題から頭を開放することで必要な関連情報をオープンに受け入れランダム刺激にさらされ、認知能力が回復する。 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、試行錯誤こそアイデア創出には欠かせない王道のようです。

Posted byブクログ

2019/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メモ ・ランダム刺激をもとに課題と組み合わせて発想する。未知やカオスをおそれない。セオリー外だからこそ可能性がある。 ・エクスカーション。テーマを決めた後、動物ジャングルなど掛け合わせるカテゴリに合わせてアイデアを組み合わせていく。カテゴリは動物や場所、職業など。 三列に分け、出会ったもの、アナロジー、アイデアを順に書き出していくなど。 ・ケプナートリゴーの状況把握。状況を重要性、緊急性、影響性で評価する ・コンセプトファン。真ん中に問題を書き、放射線状にそれに考えられる真因を探っていく。逆に解決策を発散させていく。 ・仮定破壊。問題の状況を列記し、その前提について記載し、さらにその前提を破壊する方法を考案すること。 ・さくらんぼ分割法。課題を簡潔に〇〇を✖︎✖︎するといっ風に2つの要素に分割する。わかれた〇〇と✖︎✖︎をさらに2つに分割する。。という作業を繰り返し、構成要素を自由に組み合わせたり、変更したりすることによって新しい組み合わせをあぶり出す方法。 ・弁証法的発想法。矛盾対立が共存できる可能性を探る。否定の否定を探る。 ・ゴードンの4つの類比。擬人的類比。直接的類比。象徴的類比。空想的類比。

Posted byブクログ

2019/02/13

アイデアをどのように生み出すのか、というのを過去の歴史からひもといて、あらゆる角度から紹介している本。アイデアを出すための42種類の方法が章に分かれて書いてあり、絵や写真が豊富にあるので一見読みやすそうに見えるんだけど、1章1章がとにかく重く、毎日1章読むのがやっと、という感じの...

アイデアをどのように生み出すのか、というのを過去の歴史からひもといて、あらゆる角度から紹介している本。アイデアを出すための42種類の方法が章に分かれて書いてあり、絵や写真が豊富にあるので一見読みやすそうに見えるんだけど、1章1章がとにかく重く、毎日1章読むのがやっと、という感じの非常に骨太な本。 アイデアに煮詰まった時には、この本をパラパラめくって様々な解決方法を試してみれば、アイデアが出ないという事はあり得ないよな、と感じたりした。 最後の年表に至るまで、非常にずっしりとした内容の本であり、生半可な覚悟で読み始めると挫折してしまうと思う。ただ、豊かなアイデアを出したいと思う人は飛び込んで損なし。そんな本ですね。

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2018/10/28

【由来】 ・本人のblogで。買うことは間違いなかったが、読む本山積なのでしばらくしてからと思ったが、本屋でページをめくったら即買い!しかも、久々に買ったその日に読了! 【ノート】 ・早くも今年のナンバーワン候補。自分としてはこれまで「3種の神器」とも言うべき本があって、それは...

【由来】 ・本人のblogで。買うことは間違いなかったが、読む本山積なのでしばらくしてからと思ったが、本屋でページをめくったら即買い!しかも、久々に買ったその日に読了! 【ノート】 ・早くも今年のナンバーワン候補。自分としてはこれまで「3種の神器」とも言うべき本があって、それは「知的トレーニングの技術」、「知的複眼思考法」、「ストレスフリーの整理術」なのだが、本書は間違いなくそこに連なる。  一見、企画屋さんやマーケター向けのアイデア指南本の体裁だけど、そこで判断してはもったいない。頭のこね方を微に入り細に入り手ほどきしてくれる。しかも手ほどきだけではなく、その方法の根底にある思想や考え方なんかも教えてくれるのだからありがたい。テーマによっては関連する本の簡潔なまとめとしても読める(ゴールドラットとか)。また、「身体性」と言うか、手を使って「書く」という「行為」の効用がほぼ全編にわたって展開されている。トップに紹介されているネタがライフハック系というのは、確信犯なんだろうな。 ・紹介されている内容には少し玉石混交な感もあるが、それは多分、自分の興味・関心に応じて変わっていくのだろうなと感じる。それだけの深さを持った本。ただ、著者の読書量からすると、参考文献の紹介が意外と少ない印象。これはあえて抑えたのかな? ・この本自体、著者がサイトでも重要書として言及している花村太郎の「知的トレーニングの技術」の発展的フラクタル(変な言葉?)と言えるか。 ・佐藤優を震源地として最近は「技法」流行りだけど、本書は間違いなく本当の技法を伝授してくれる本。ただし、本書はアイデアや発想がテーマなので、今後は他のジャンルでの続編を強く希望したい。 ・それにしても、何で黄色なんだろう?表紙だけでなく中身のページも黄色。あと、ちょっと紙の独特の匂いが強くて、読んでて気分が悪くなる時がある。

Posted byブクログ