1,800円以上の注文で送料無料

海に向かう足あと の商品レビュー

3.2

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2017/03/25

渚にてのショートバージョンかな  作中渚にてが登場する。筋はそれと同じ絶望的なもの。なぜこんな同じような筋書きなのか理解に苦しむ。不可解な小説だなぁ。

Posted byブクログ

2017/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★2017年3月20日読了『海に向かう足あと』朽木祥著 評価B+ 非常に評価の高い児童文学のホープ。何も朽木氏の背景を知らない私は、読み始め「ふーん、よくある湘南の男女を描く青春文学か?!」と思っていた。 大学のヨット部から社会人になっても、海にひかれてしまうヨットマンたち。その人生をそれぞれの置かれたごく普通のシチュエーションを描きこみながら、生きるとは何か、何が大切かというテーマかと思って読み進んだ。 海の風景、星空の表現、恋人へのメール、それぞれが、児童文学賞を数多く獲ってきた筆の力を感じさせるものだった。 ところが、終盤から話は一転、全く思わぬ方向へ物語は展開してしまう。 おいおいそっちかよ?!という唐突な感は否めない。ここから先は、これから読む人には申し訳ないので、書かずにお楽しみとします。 ただ、率直に言って、大展開後が淡泊すぎて、食い足りない不足感だけが残った。あと倍は書いて、500ページの物語にして欲しかった。 ある意味、この物語の先がこの作家の力量の見せ所のような気もする。間違いなく期待できる力量の持ち主であることは間違いない。

Posted byブクログ

2017/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

公開されている粗筋と、途中途中で挟まれる不穏な世界情勢のニュースで、結末は予測できた。が、好きなことに打ち込む一人一人と彼らを取り巻く家族を知るにつけ、そんなはずはないと、そんな結末でいいはずがないと、ページをめくる手が鈍る。 現実の世界と重なり、自分たちの未来を見る思い。どこでどうすれば避けられるのだろう。もうターニングポイントは過ぎてしまったのだろうか。

Posted byブクログ

2017/03/02

読まなきゃ良かった、と思うほど現実的な恐さのある話だった。 もし同じような状況に陥ったとしたら、きっと首を振った老人のように家から動かずここで終わりたいと思うだろうな。 それから人々がどうなったのか、わからないままページが終わるけど、少しも良い未来は想像できなかった。これから嫌...

読まなきゃ良かった、と思うほど現実的な恐さのある話だった。 もし同じような状況に陥ったとしたら、きっと首を振った老人のように家から動かずここで終わりたいと思うだろうな。 それから人々がどうなったのか、わからないままページが終わるけど、少しも良い未来は想像できなかった。これから嫌でも関連のニュースや話題が目につくんだろうなぁ

Posted byブクログ

2017/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メディアリクエスト 日経新聞でおすすめされていた 前半、人物の書き方、風景などとてもステキに描かれてて読みやすい文章だったのに、後半は、理解がついていかなくなってきた。私のアタマが悪いせい。 最後まで読みやすい文章だったらよかったな。 ヨットの話は、ナックルフォアも、カヌーもしていたことがあるので、それに通じる爽快感があり、共感できる部分が多かった。

Posted byブクログ