クラッシャー上司 の商品レビュー
部門長がクラッシャーで、課長、係長が疲弊しているので読んでみた。なるほどと思う部分が多い。クラッシャーは気の毒な人間だな。
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松崎一葉著『クラッシャー上司:平気で部下を追い詰める人たち(PHP新書)』(PHP研究所) 2017.1.27発行 2017.1.21読了 真面目な社員や若い社員を潰して、ただひたすら自分だけ上昇しようとするクラッシャー上司。企業も数字を上げてくるクラッシャー上司を簡単に処分...
松崎一葉著『クラッシャー上司:平気で部下を追い詰める人たち(PHP新書)』(PHP研究所) 2017.1.27発行 2017.1.21読了 真面目な社員や若い社員を潰して、ただひたすら自分だけ上昇しようとするクラッシャー上司。企業も数字を上げてくるクラッシャー上司を簡単に処分することができず、職場環境はますます劣化していく。しかし、著者が言うように、クラッシャー上司自身も未熟型うつやパーソナリティに問題を抱えているケースがある。クラッシャー的傾向が多くの社員の中にあるからクラッシャー上司が生まれるなら、クラッシャー上司を一方的に糾弾して排除しても無意味だ。クラッシャー上司の更生方法や実際の更生事例などの紹介があればなお良かったかな。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/027818335
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会社のハラスメント教育コンテンツよりよっぽど面白いしためになる。そうか、ハラスメントの本質は「共感性」のなさ。ハラスメントを受ける立場としても、してしまう立場としても、大変勉強になる。
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能力は高いが鈍感かつ共感力が低く部下を犠牲にして出世して行く上司の事。別名潰し屋。恐らく昭和の会社ではありふれた光景だったと思われる。 事例1のA氏の様に面倒見の良いともとれる人がいたり、職場に合わないと過剰な自信で反抗かつ休職する部下もいるため判定が難しいであろう。また本書で指...
能力は高いが鈍感かつ共感力が低く部下を犠牲にして出世して行く上司の事。別名潰し屋。恐らく昭和の会社ではありふれた光景だったと思われる。 事例1のA氏の様に面倒見の良いともとれる人がいたり、職場に合わないと過剰な自信で反抗かつ休職する部下もいるため判定が難しいであろう。また本書で指摘される通り利益を追求する組織としては看過せざるを得ないという面もあろう。 事例3のC氏の様に出来る部下を警戒して潰しにきた挙句ガールズバーの不正出金で降格される下衆や全ての面を兼ね備えたクラッシャーX氏が上司だった場合は正直辛いだろう。ただX氏については異常な精神力の強さで「怪物」と称される様にこのくらいでないと社会的な成功は得られないのかもしれない。 終わりにクラッシャー上司への対応も書いてあるのが親切。見て見ぬ振りをする同僚にならぬ様反面教師としたい。
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●読んで得たもの 滅私奉公の考え方が古いということ。 ジョブ型の雇用体制も必要であること。 ●感想 本書の内容から、戦後の復興で頑張ってきたやり方は現代では通用しないと読み取れる。 通用しないというそのような変化が起きた要因は何か。 近年の変化として、人口の増加から減少...
●読んで得たもの 滅私奉公の考え方が古いということ。 ジョブ型の雇用体制も必要であること。 ●感想 本書の内容から、戦後の復興で頑張ってきたやり方は現代では通用しないと読み取れる。 通用しないというそのような変化が起きた要因は何か。 近年の変化として、人口の増加から減少への転向、働き方改革という考え方の出現、など様々な変化を挙げることができるが、何がそうさせるようになったのか要因の本質、そしてなぜ変化の時期が今なのか、突き詰めていくと誰も気付いていない何かが見えてくるのでないだろうか。 そこを追求しなければ、多くの本で書かれている相反する内容のうち、何が正しいのか理解できないと考える。
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悪気がないのに下を潰してしまう上司。よくいる。クラッシャー本人が見るべきだけど、クラッシャーは自分がクラッシャーであることに気づかないから難しい
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パワハラ、セクハラ、モラハラという行為が取り沙汰されて久しい。社会現象にもなった。 その中にあってこの「クラッシャー上司」というのはインパクトが大きい。 クラッシャー上司というのは、組織において仕事ができる人である。そして自らの成功体験を背景に、自分のようにできない部下を「善意で...
パワハラ、セクハラ、モラハラという行為が取り沙汰されて久しい。社会現象にもなった。 その中にあってこの「クラッシャー上司」というのはインパクトが大きい。 クラッシャー上司というのは、組織において仕事ができる人である。そして自らの成功体験を背景に、自分のようにできない部下を「善意で」叱咤激励する。他者に対する共感力が全くないので、部下がそれをどう感じるかに全く無頓着である。 「私は部下を三人潰して、役員になったんだ」ということを平気で公言する。 仕事面では、へたに有能なので、組織としても、このクラッシャー上司を簡単に切れないという事情もあり、部下に救いがない。 組織において重要なことは目先の業績をクリアすることではない。人材を育て、十年、二十年先の組織を見据えることだ。だからクラッシャー上司には、意識変革していただくより他に路はない。そうでなければ排除されるべき存在である。 クラッシャー上司の酷さを知って溜飲を下げるより、そもそも自分がクラッシャー上司ではないのか、と自らを振り返ることが必要であることを反省すべきだだなぁ、と思ってしまった。
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「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に精神科産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた...
「俺はね、(部下を)5人潰して役員になったんだよ」。大手某社に精神科産業医である著者が招かれた際、その会社の常務が言い放った言葉である。このように部下を精神的に潰しながらどんどん出世していく人たちのことを、精神科医の牛島定信氏と彼の教え子である著者は「クラッシャー上司」と名付けた。彼らには「自分は善である」という確信があり、他人への共感性は決定的に欠如している。精神的に未熟な「デキるやつ」なのだ。 本書では著者が豊富な経験に基づいてクラッシャー上司の具体例を紹介。ネチネチ論理的に責める男、部下が憔悴しきっていることに気づかない鈍感男、家庭まで壊してしまう男……。さらに部下の心を攻撃する本当の理由や、「我が身可愛さで公に尽くさないことは恥である」とする日本人に特徴的な精神構造など、クラッシャー上司を生み出す要因を分析。そして最終章で、会社と部下にとっての最善の対策を提案する。 共感性の欠如。確かに言える。
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仕事で出会った上司や取引先を思い返すと、ほとんどこの本に出てくることに見覚えがある。 プレミアムフライデーとかでなくて「クラッシャー上司」という言葉が社会でもっと認知したら世の中もっと変わったろうなと残念に思った。
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クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち 。松崎一葉先生の著書。部下や後輩を精神的に潰しながら出世していく人がクラッシャー上司。クラッシャー上司の精神構造や誕生背景をわかりやす解説しています。クラッシャー上司は自分絶対主義で傲岸不遜、共感性欠如だけれど、仕事は出来る。だから...
クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち 。松崎一葉先生の著書。部下や後輩を精神的に潰しながら出世していく人がクラッシャー上司。クラッシャー上司の精神構造や誕生背景をわかりやす解説しています。クラッシャー上司は自分絶対主義で傲岸不遜、共感性欠如だけれど、仕事は出来る。だから余計にたちが悪い。クラッシャー上司に出会うか出会わないかは運次第。だからせめて自分は自分絶対主義で傲岸不遜、共感性欠如のクラッシャー上司にならないようにしないと。
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