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超ソロ社会 の商品レビュー

3.3

22件のお客様レビュー

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2024/01/10

ソロ活動系男子研究プロジェクトリーダーなる方による、結婚しないソロ社会についてのデータや考察 社会学者かと思いきや法学部卒の博報堂出身者。そこら辺のエセ社会学よりはるかにしっかりしてわかりやすくて説得力もある。 データから見える事実も、今後の予測や提案もとても興味深い。 多様...

ソロ活動系男子研究プロジェクトリーダーなる方による、結婚しないソロ社会についてのデータや考察 社会学者かと思いきや法学部卒の博報堂出身者。そこら辺のエセ社会学よりはるかにしっかりしてわかりやすくて説得力もある。 データから見える事実も、今後の予測や提案もとても興味深い。 多様性についての考え方や分人という概念もとても参考になる。

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2021/10/19

一昔前なら当たり前だった皆婚社会、その起源が明治時代だったというのは知りませんでした。 それまでの江戸時代のような個々人が自立した社会というのは確かに現代人は色々と参考にすべき点が多いように思えます。

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2021/08/01

ソロ社会の不安はやはり老後だろう 身体が思うように動かなくなったときにどうするか? サ高住などに押し込まれるのも窮屈だ。 終活ソロのためのコミニティ形成が急がれる

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2021/06/06

明治以降の結婚制度によって配偶者に依存する夫婦関係を生み出し、逆に江戸時代までは十分にソロで生きる力を備えていた、というのが興味深かった。 データ多め。

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2024/04/13

著者・荒川和久さんは、独身生活者研究の第一人者と言われている方。 ただ、著者については、年齢不明、独身か既婚か不明、です。 この本によると、2035年には、15歳以上の人口に占める独身者(未婚、離別、死別)率は、何と48%に達するとか。 つまり、人口の半分が独身という国になると...

著者・荒川和久さんは、独身生活者研究の第一人者と言われている方。 ただ、著者については、年齢不明、独身か既婚か不明、です。 この本によると、2035年には、15歳以上の人口に占める独身者(未婚、離別、死別)率は、何と48%に達するとか。 つまり、人口の半分が独身という国になると。 271頁。 「少子高齢化と同時に、日本はソロ社会になります。人口の半分が独身者になるのです。これはもはや避けられません。であるならば、我々はそれにいかに適応していくかを考えるべきで、それは個々人が自己の自立を考えることと同じことです。独身とか既婚とか置かれた状態は関係ありません。一人ひとりがそれに向き合う必要があります。」 そうなのでしょうね。 自分は、今59歳で、事実婚の妻との二人暮らしである。 が、いずれは、どちらかが先に死ぬわけで、独身に戻る。 さて、その時はどうするかと、自問するが、正解というのはないだろう。 なるようになるさと、楽観的でいるしかないだろう。 ただ、準備というか、人とのつながりは、しっかりと広げていく必要はあるか。 う~ん。仕事を理由に忙しがってもいられない。 60歳になったら、フルタイムで働くのは止めたほうが良いような気がしてきました。 ●2023年1月8日、追記。 ---引用開始 厚生労働省が発表した統計によれば、2020年における日本国内の婚姻件数は52万5507件。これは1972年の統計の約半分で、今後もこの数字が上向く気配は見られないようだ。 ---引用終了 ●2023年6月10日、追記。 本日の聖教新聞に、著者・荒川和久さん、登場。 顔写真を拝見。 中々のイケメン。 しかし、変わらずに年齢不詳。 「今後、つながりの接点を増やすために意識してほしいのは、『自分の中の多様性』です。自分という存在は一つではありません。人は、いろんな立ち位置で、さまざまな役割を演じることができます。自身の多様性を知れば、外とのつながり方も変わってくると思います」。 それから、 日本は2040年、人口の半分が独身者となる『超ソロ社会』になると指摘されている。 2040年というと、私の年齢は、79歳。 生きてはいそうだが、ブクログの更新はしているか微妙。 ●2024年4月13日、追記。 昨日の朝日新聞に、次の記事あり。 ---引用開始 2050年には全世帯に占める一人暮らし(単独世帯)の割合が44・3%に達する――。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は12日、「日本の世帯数の将来推計」を公表した。20年から30年間で6ポイントほど上昇し、単独化が加速する実態が浮き彫りになった。 ---引用終了

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2020/03/18

たくさんの資料を使っていろいろな角度から分析しているのはすごいです。ただ著者の考え方に自分としては必ずしも賛同できるものではないこともあり、★3つにしています。

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2019/05/25

本書は独身「ソロ」な人口が増えている日本に対して、旧来からの慣習、経済等を読み解いてまとめた一冊である。しかしながら歴史、経済、その他感覚などをまとめているため非常に煩雑になっており筆者が本当に伝えたかったことがわからない。新書にするには手間が広範にわたりすぎていて適していなかっ...

本書は独身「ソロ」な人口が増えている日本に対して、旧来からの慣習、経済等を読み解いてまとめた一冊である。しかしながら歴史、経済、その他感覚などをまとめているため非常に煩雑になっており筆者が本当に伝えたかったことがわからない。新書にするには手間が広範にわたりすぎていて適していなかったと考える。 以下は本書の興味深かった点。 そもそも女性には結婚しないという選択肢がなかった為に、男性は結婚できたのだ。男性自身に自力で結婚する力がない。

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2019/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

データいっぱい持ち出してるけど、データで論じる話なのかね? 独身が悪と言われるのは、人口が減るからであって、種の繁栄が根本にある以上、原理原則。社会が成熟したから、多様な生き方とか認められるようになってきてるけど、批判されるのは甘んじて受けなきゃならん。だって子育てって大変だものw 結局そこがモヤモヤしたままなので、データ持ち出されても納得できない。

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2019/01/20

タイトルに「衝撃」までは大げさすぎる。つきつめると「独身か結婚か」どちらが幸福か、という話。「経済的に結婚できない」という理由は著者からみると甘えがあり、本当の理由ではないらしい。

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2019/01/13

ソロ=結婚できない男女と言う定義はこれからの時代当てはまらない。なぜなら、結婚したとしても別れる事もあればこの高齢化社会、死に別れる事が当たり前になる。生涯未婚率は上昇しているが、昭和の皆婚率の高さはむしろ異常。江戸時代は7回以上離縁してはいけないと但し書きがあったほど。 これ...

ソロ=結婚できない男女と言う定義はこれからの時代当てはまらない。なぜなら、結婚したとしても別れる事もあればこの高齢化社会、死に別れる事が当たり前になる。生涯未婚率は上昇しているが、昭和の皆婚率の高さはむしろ異常。江戸時代は7回以上離縁してはいけないと但し書きがあったほど。 これは「未来の年表」にも書かれていたが、高齢女性の一人暮らしが爆発的に増える。高齢女性の収入は高齢男性より少ないので、経済的に逼迫してくる。2035年全人口の半分がソロ=一人暮らし世帯という社会は目の前。今までのマイノリティが逆転していく。 今までの「家族4人」に合わせた商品展開ではなく、一人暮らしに照準を合わせた商品の方が売れる世の中になるし、実際コンビニ商品などは単価は高くとも利便性で、ソロ男女に支持されているし一家庭よりも消費力も高い。

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