「今、ここ」から考える社会学 の商品レビュー
社会学を一ミリも知らない人でも理解でき、興味が持てる内容になっている。 政治的中立性というものが、実はそれが圧力となっているという考えは目から鱗が落ちた。 若年層に政治の関心を高めるためには、教職員の良心と倫理観に応じて、中立性から逸脱したような授業をした方がいいと感じた。
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社会学という分野の本を読むのは初めて。 面白いかも!!とどんどん読み進めることができました。身近なテーマなので、わかりやすくて良かったです。社会学にとても興味が持てました。
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中学受験の頃、塾の先生から読んでみと言われ読んでみた。 説明文は苦手であったため少し読むのに時間がかかってしまった。 しかし、5回目くらいでやっと文を理解できて達成感があった。
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好井先生はエスノメソドロジーがご専門で、その知見で差別問題を研究されてます。最初は社会学の一般的な理論とその展開が述べられ、次にジェンダー、障害者、公害問題と話が進みます。これは社会で「普通に」「働いて」「生活できない、生活させてもらえない」社会のメインストリームにいないことにな...
好井先生はエスノメソドロジーがご専門で、その知見で差別問題を研究されてます。最初は社会学の一般的な理論とその展開が述べられ、次にジェンダー、障害者、公害問題と話が進みます。これは社会で「普通に」「働いて」「生活できない、生活させてもらえない」社会のメインストリームにいないことになっている人たち、周辺部に追いやられて生活せざるを得ない人たちのこと、つまり社会的排除の話ですね。ちょっとショッキングだけど目を背けちゃいけないね。社会学って刺激的で素敵!と思える本です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
当たり前を、追求しろ。 社会学とは何か、なかなか難しい。大学で教鞭をとる著者が噛み砕いていく。高校生から大学一年生あたりが想定している読者だろうか。第1章は、社会学史の講義でちょっと難しいかもしれない。けれど、その学問の流れを知ると、その後の具体的な学問が頭で整理しやすい。 第2章からは、様々な考えるヒントを語っていく。学校、スマホ、ジェンダー、障がい者、環境、政治。自分自身の問題から、どのように他者の姿に気づき、考えていくのか。「わたし」と違う他者と、どのように生きていくのか。きっと誰にでも社会学の種がまかれている。社会学というのはとても懐の広い学問だ。 社会学科を志望する人だけでなく、もっと広く、大学で学ぼうとする人すべてに読んでもらえたら。
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社会学の初歩の初歩のような本で、社会学的な見方や考え方がとても分かりやすく書いてあった。 障がい者スポーツの話と個人的なことを政治的なことと繋げる話が面白かった。
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社会学という名のついたものは初めて読みました。 ただ、今まで読んできた中に、合致する内容も多く 面白く読めました。 こどもにも社会学的な目線を持ってもらえるように なったらいいなあと思います。 社会から”生きずらさ”が軽減されることや ”ちがい”への許容が当たり前になること 差別...
社会学という名のついたものは初めて読みました。 ただ、今まで読んできた中に、合致する内容も多く 面白く読めました。 こどもにも社会学的な目線を持ってもらえるように なったらいいなあと思います。 社会から”生きずらさ”が軽減されることや ”ちがい”への許容が当たり前になること 差別や排除が起こらないような活動ができればいいと 思います。
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