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バスを待つ男 の商品レビュー

2.9

11件のお客様レビュー

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2024/01/23

「バスへ誘う男」の流れで読むが、この作者の文章はどうも私には合わない。私にはほとんど興味のない東京のバス路線案内はともかく、各話のミニミステリはそれなりに面白いんだけど、なぜか文章にいらつく。ただ、現在(2023年)には75歳を越えることになる元警察官と専業主婦のお二人が男尊女卑...

「バスへ誘う男」の流れで読むが、この作者の文章はどうも私には合わない。私にはほとんど興味のない東京のバス路線案内はともかく、各話のミニミステリはそれなりに面白いんだけど、なぜか文章にいらつく。ただ、現在(2023年)には75歳を越えることになる元警察官と専業主婦のお二人が男尊女卑的に見えるのは、当たり前なんでそれは気にならない。そんなもんだよ

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2023/03/17

妻のわざとらしい奥様言葉と ややこじつけの謎解きはアレだけど おじさんがバスに乗って呑んで、 というのは楽しそうでいいな。

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2021/04/13

定年退職した元警察官が、暇潰しにはじめた、気ままな都内のバス巡り。 そこで、見かけたささいな謎を、奥さんが華麗に解いていく、というもの。 とっつきやすいストーリーで、小さな謎が解決されていくという趣向も、目新しくはないけど、かなり強引な推理だったりもするけど、まぁまぁ安定におもし...

定年退職した元警察官が、暇潰しにはじめた、気ままな都内のバス巡り。 そこで、見かけたささいな謎を、奥さんが華麗に解いていく、というもの。 とっつきやすいストーリーで、小さな謎が解決されていくという趣向も、目新しくはないけど、かなり強引な推理だったりもするけど、まぁまぁ安定におもしろい。 けれど、この作品に関して問いただしたいのは、なぜ編集者はこのままの文章を採用したのか?ということ。 こんな言葉遣いの奥さん、今時いますか…?「○○ですわ」って、何時代の人なの…夫に対してどこまでもへりくだり、あくまでも夫を奉る…、何時代なんだ。 そして一見優しい夫のように見えて、奥さんが下にいることになんの疑問もない夫。 無理。 これが昭和に発刊された本ならまだしも、2017年初出ですよ…かなり時代錯誤を感じる一冊。

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2020/06/28

前半のエピソードは人の行動についての謎を地理を絡めて解決する内容なので楽しめた。後半は歴史が入ってきてちょっと苦手。バスミステリーのようなものになれば面白いと思った。

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2020/06/20

元刑事の男が定年退職後の暇つぶしをあれこれと試してみた結果辿り着いたのは、シルバーパスを使っての都内の路線バスの旅。 日帰りで今まで捜査で訪れたことのある場所、逆に近場でありながら行ったことのない場所をあれこれと巡っていく中で、様々な事件に遭遇したり相談を受けたりするという連作短...

元刑事の男が定年退職後の暇つぶしをあれこれと試してみた結果辿り着いたのは、シルバーパスを使っての都内の路線バスの旅。 日帰りで今まで捜査で訪れたことのある場所、逆に近場でありながら行ったことのない場所をあれこれと巡っていく中で、様々な事件に遭遇したり相談を受けたりするという連作短編集。 謎そのものは大きな事件というよりは日常系。 バスに乗らないのにバスを待つおじさんや、お稲荷さんの子狐像だけに白い前掛けが着けられる理由や、日系三世の旅行者が日本人の祖母の過去探しに付き合ったりとか。 しかも謎解きをするのが元刑事の主人公ではなく、ミステリー好きな奥様であり、主人公の話を聞く中でひらめいてしまうという、いわゆる安楽椅子探偵スタイルを採っている。 設定はなかなか面白いのだが、色々残念なところもある。 まず奥様の言葉遣いがやたらお上品で古臭い。最近の60代の方はもっと若々しいだろう。 それにやたら主人公であるご主人を持ち上げ、自分は謙遜するのが鼻につく。気にし過ぎかもしれないが、見方によっては仮面夫婦みたいに感じてしまう。 それから奥様のひらめきもかなり強引な感じがする。 ただ全体的には穏やかで前向きな話が多いので、安心して読めた。 また東京都は縁のない私なのでバスの路線についてあれこれと書かれている部分については思わず斜め読みしてしまったが、私でも知っているような有名な地名の由来や歴史については興味深いものもあった。 時折挟んでくる落語のストーリーも面白い。 エピローグで主人公夫婦が抱える過去の傷と向き合うシーン。 ここで初めて奥様の、取り繕っていない本心というか素の部分が見えてちょっとホッとした。 スーパー料理主婦、スーパー探偵主婦だけではなかった。

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2018/07/23

連作短編集。 警視庁を定年退職した元刑事。在職中は仕事一筋でこれといった趣味もなかったが、妻に薦められ東京都シルバーパスを使用し、バスでの都内散策を始める。行く先々で出会った奇妙な謎を、家に帰り妻に話すと・・・ 元刑事が主人公だが、血なまぐさい事件ではなく、心温まるような話。しか...

連作短編集。 警視庁を定年退職した元刑事。在職中は仕事一筋でこれといった趣味もなかったが、妻に薦められ東京都シルバーパスを使用し、バスでの都内散策を始める。行く先々で出会った奇妙な謎を、家に帰り妻に話すと・・・ 元刑事が主人公だが、血なまぐさい事件ではなく、心温まるような話。しかし、実の父もそうだが、妻が家で教室をやる日は外に出かけなくてはならないとは(苦笑)

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2018/01/05

主人公は警視庁を定年退職した無趣味で暇を持て余す元捜査一課刑事。妻に勧められバスでの都内散歩を始め、同好の士もできる中、ゆく先々で奇妙な謎に出会うが、持ち帰ったその謎を解くのは妻という設定。 基本的に血生臭い事件はなく、謎と言っても犯罪とは関わりのないもの。登場人物も全てが善人。...

主人公は警視庁を定年退職した無趣味で暇を持て余す元捜査一課刑事。妻に勧められバスでの都内散歩を始め、同好の士もできる中、ゆく先々で奇妙な謎に出会うが、持ち帰ったその謎を解くのは妻という設定。 基本的に血生臭い事件はなく、謎と言っても犯罪とは関わりのないもの。登場人物も全てが善人。凄惨な事件を扱ったミステリが多い中、久々に後味の良い小説に出会った。

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2023/10/27

「バスを待つ男」  西村健 ★★☆☆☆ バス関係ない。 ミステリーとしてライトなので、『氷菓』をもっと老人にシワシワにした感じでしょうか。 結局、爺さんは特に役に立ってなくて、婆さんがすごいんじゃね!でも、ものすごくご都合主義で辟易してきます。 一方で漢字が多くて(じじいばばあ...

「バスを待つ男」  西村健 ★★☆☆☆ バス関係ない。 ミステリーとしてライトなので、『氷菓』をもっと老人にシワシワにした感じでしょうか。 結局、爺さんは特に役に立ってなくて、婆さんがすごいんじゃね!でも、ものすごくご都合主義で辟易してきます。 一方で漢字が多くて(じじいばばあが主人公だからそこを意識?)言い回しも古くて読感が悪いです。

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2017/06/21

定年退職し再就職もリタイアした男性が、シルバーパスを使って都内のバス乗りを趣味にしていく。 バスの旅を楽しみながら、日常の小さな問題や、勤めていた時代の心残りだった事件を解決していく。 こういう謎解きものって若い女性が主人公の場合が多いように思いましたが、老年の男性たちの旅も...

定年退職し再就職もリタイアした男性が、シルバーパスを使って都内のバス乗りを趣味にしていく。 バスの旅を楽しみながら、日常の小さな問題や、勤めていた時代の心残りだった事件を解決していく。 こういう謎解きものって若い女性が主人公の場合が多いように思いましたが、老年の男性たちの旅もなかなか面白かったです。(実際に謎を解くのは出来た奥さんなのですが)

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2017/05/28

初読み作家さん。定年後の元刑事がフリーパスを使って路線バスで徘徊しながら日常の謎を解く。奥さんの「○○ですわ」の口調が違和感。サザエさんに出てくる人みたい。

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