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ママたちが非常事態!? の商品レビュー

4.1

21件のお客様レビュー

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2018/05/07

科学で子育てを紐解くっていうコンセプトがまずよかった。不調や辛さは「ホルモンバランス!」って自分でよく言い聞かせてたけど、脳のつくりから辛さの原因が分析してあり、解決法もしっかり書いてあったのがよかった。乳児期からイヤイヤ期まで書いてあるのもなんだかお得感。

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2018/02/28

先生が持ってきた本。大昔に遡ったり生態学を踏まえながら、子どもの動向を人類の長くて おおきな過程から伝えられていて、育児をするお母さんを楽にしてくれる一冊だと思う。 … 夜泣きは母体に負担をかけまいとする退治時代の睡眠の名残「酸素消費量」 脳幹網様体の未熟さで眠っていても体...

先生が持ってきた本。大昔に遡ったり生態学を踏まえながら、子どもの動向を人類の長くて おおきな過程から伝えられていて、育児をするお母さんを楽にしてくれる一冊だと思う。 … 夜泣きは母体に負担をかけまいとする退治時代の睡眠の名残「酸素消費量」 脳幹網様体の未熟さで眠っていても体が動いてしまう 「かつての人類の生活にはあり得なかった近代の乗り物は、どうしても大人中心の場所。大人の社会に紛れ込む子どもの声は騒音と見なされます。しかし、そもそも人間の子どもとは、泣き、叫び、暴れ、遊び、そうしたプロセスを経なければ決して大人になれない存在です。そして、今いるすべての大人が、間違いなくそうしたプロセスを経て今の姿になっています。」

Posted byブクログ

2018/02/01

とても興味深かった。 先人たちの経験則で語られることの多い分野なので、科学で説明されると受け容れやすい。 動物としてのヒトにとって現代日本は非常に子育てしにくい状況であるということ、女性は出産によって脳に変化が生じるが男性はそれがないこと、を父母ともに踏まえていれば無益な諍いは防...

とても興味深かった。 先人たちの経験則で語られることの多い分野なので、科学で説明されると受け容れやすい。 動物としてのヒトにとって現代日本は非常に子育てしにくい状況であるということ、女性は出産によって脳に変化が生じるが男性はそれがないこと、を父母ともに踏まえていれば無益な諍いは防げると思う。 加えて、個人的には「子育ては仕事より遥かにキツいという事実を受け容れること」も結構大事なのではないかと思う。 多分自分はオキシトシンがドバドバ分泌されているだろうに、縦抱っこで必ず泣かれるのは悲しい…。この本によると、人見知りが始まるまで赤ちゃんの世界は「母親」と「母親以外の何か」しかないので仕方ないのだけれど。

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2017/11/09

夜泣きやイヤイヤ期、さらには夫へのイライラなど、お母さんの子育てにまつわる困ったことについて、科学的な知識を使って考えさせてくれます。それはこの本に携わってきた人自身が、母親として悩んだ経験をお持ちだからだそうです。これを読めば、すべて問題解決、とはいかないかもしれません。案外、...

夜泣きやイヤイヤ期、さらには夫へのイライラなど、お母さんの子育てにまつわる困ったことについて、科学的な知識を使って考えさせてくれます。それはこの本に携わってきた人自身が、母親として悩んだ経験をお持ちだからだそうです。これを読めば、すべて問題解決、とはいかないかもしれません。案外、昔からお母さんがやっている根気よい言い聞かせが、一番の処方箋ということもあります。そうしたことも含めて、この本を読んでいると、なるほどと落ち着いて考える手がかりにはなるのではないでしょうか

Posted byブクログ

2017/09/26

http://www.nhk.or.jp/special/mama/ , https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008095.html

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2017/07/03

装丁の今井麗さんのInstagramで知った本。授乳時間が一番のリラックスタイムとは!うまく出ますように。

Posted byブクログ

2017/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆きっかけ ブクログ。タイムラインに表示された『失われてゆく、我々の内なる細菌』のレビュー主 我がネコ さんの本棚より。育児中の今、読んでおきたいと思って。2017/6/18 ◆感想 母性は生まれつきではなく、経験で育まれるものというのは、実感としても、確かにそう思った。 もとから、そこまで子ども好きというわけではなかった。ハタから見て可愛いとは思っても、抱っこさせてもらうのは怖かったし、何かあったらどうしよう、怖い、という気持ちの方が大きかった。 産んだ直後、可愛い!やっと生まれてきてくれた!と、クタクタな身体とは反面に、気持ちはとても高揚していたことを覚えている。でも、それは母性とは違う感覚だった。愛しいという気持ち、この子が大切だという気持ち、母親としての気持ち…じわっと湧いてくる感情は、育児する中でどんどん大きくなって、今も大きくなり続けている。そう感じている。そして、出産後、我が子以外の子どもに対しても、可愛い、大切だという気持ちが芽生えるようになった。 経験によって母性や、男性も子どもに対する気持ちのスイッチが入るというデータは興味深く、自身が育児のスタートを切る前に、育児を体験する機会を設けるというのは、子どもに接する機会がどんどん少なくなる状況の中で、とても大切なことだと感じた。 2017/8/19 ◆引用 ・p147…幼少期の抑制機能が高いほど、中学や高校での学業成績はあきらかに高かったのです。さらに、幼少期の抑制機能が高いほど、社会的地位の高い仕事に就き、収入も高くなっていました。また、大人になってからの健康状態が良く、犯罪率が低いこともわかりました。 ・p154…叱られて我慢させられているとき、脳では恐怖の中枢、「へんとう体」が激しく反応しています。その恐怖で欲求を無理やり抑え込んでいるに過ぎないのです。子どもがなぜ我慢しなければいけないかを考え、自主的に我慢しなければ、抑制機能は動かないというわけです。 ・p156…具体的な目標を持たせて、自由に遊ぶのを我慢させ、何をすれば良いかを考えさせている(中略)目先の欲求にかられている子どもに対し、モノが手に入るという目標で我慢させるのではなく、本人の将来にとってプラスになる目標を理解させて我慢させることが大切だということです。

Posted byブクログ

2017/06/09

借りたもの。 子育てを科学する本。 その対象は母子に留まらず、父親についても言及されている。 母性は本能ではない事は今はよく指摘されている事だが、それが順を追って説明され、納得する。 そして赤ちゃんの夜泣き、心身の発達に伴うイヤイヤ期や人見知りなど、母親が子育てでぶち当たる数々...

借りたもの。 子育てを科学する本。 その対象は母子に留まらず、父親についても言及されている。 母性は本能ではない事は今はよく指摘されている事だが、それが順を追って説明され、納得する。 そして赤ちゃんの夜泣き、心身の発達に伴うイヤイヤ期や人見知りなど、母親が子育てでぶち当たる数々の難関の理由が科学的に説かれてゆく。 科学によってひも解かれた、現代日本社会の子育ての問題点は、間違いなく人類の“非常事態”だった。 父親は母親ほど子供の些細な動向に関心をはらえない、脳の変化が見られないことが科学的に証明される。 しかし、これは「子育てに向いていない」事を意味しない。 父親に母親と“同じ役割”は果たせないが、母親をサポートすることはできる。それについては具体的な対処方法をもう少し掘り下げて欲しかった。 まえがきにもあるように、書店には経験則から書かれた育児本が氾濫する現在、普遍的というよりは“根本的”な部分を解き明かしてくれたこの本は、出産と子育て未経験の私にとって、ひとつの心構えをするためのきっかけとなった。 これを知ることによって、子育てにどんな支援が必要なのかを机上の空論にしないで済むかもしれない。 できることなら、子育て支援が充実している諸外国の母子とのデータ比較もあれば、より効果的では無かろうか? 私はこの元になったNHKの番組を観れなかったが、こうして書籍としてまとまっている事を嬉しく思う。

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2017/05/18

Nスペはみたけど、改めて。これから娘がイヤイヤ期になっていくので、そこが参考になった。自分で考えさせて我慢する力を育てられるようにしたいな!

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2017/02/27

170226読了。 子育てで起こる子どものこと、母体のこと、不思議な感情。 今まで「こういうものだ」「じきにおさまる」なんて適当なこと(?)が書かれた書籍やネットの書き込みしか見つけられず、なんだかもやもやしたものだが、本書の科学的に解析したという視点が、とても刺激になり読んでス...

170226読了。 子育てで起こる子どものこと、母体のこと、不思議な感情。 今まで「こういうものだ」「じきにおさまる」なんて適当なこと(?)が書かれた書籍やネットの書き込みしか見つけられず、なんだかもやもやしたものだが、本書の科学的に解析したという視点が、とても刺激になり読んでスッキリした。 もちろん答えが全部出たわけではないけれど、どうして子が生まれると他の赤ちゃんを目で追ってしまったりかわいく思うのか? どうして大好きなパートナーにイライラしてしまうのか? の言うのが脳の解析、生態系からのアプローチで根拠が示されていて面白かった。 NHKの番組もアーカイブで見てみたい。

Posted byブクログ