幕末ハードボイルド の商品レビュー
内容的にはハードボイルドというよりも、アンダーグラウンドという言葉の方が合っているような気がするが、幕末から明治にかけての様々な出来事に、所謂志士以外に多くの侠客と言われた、無頼漢達が関わってきた事をまとめた一冊。 ある意味浪人達も元々は武士だったが、レベル的には変わらない者も多...
内容的にはハードボイルドというよりも、アンダーグラウンドという言葉の方が合っているような気がするが、幕末から明治にかけての様々な出来事に、所謂志士以外に多くの侠客と言われた、無頼漢達が関わってきた事をまとめた一冊。 ある意味浪人達も元々は武士だったが、レベル的には変わらない者も多かったと思うが、人情や任侠を感じさせるエピソードと、その逆もあり、裏幕末史として中々面白い。
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俠客とある意味で美化された面もある博徒の親分たちは、江戸時代を通して、蛇の道は蛇と お上(町奉行や関八州)の手先き(岡っ引き、道案内など)として、罪を見逃してもらったり、大目に見てもらったりしてたようですが、幕末では民兵として幕軍にも官軍にも参加したと言う事がよく分かる一冊です。...
俠客とある意味で美化された面もある博徒の親分たちは、江戸時代を通して、蛇の道は蛇と お上(町奉行や関八州)の手先き(岡っ引き、道案内など)として、罪を見逃してもらったり、大目に見てもらったりしてたようですが、幕末では民兵として幕軍にも官軍にも参加したと言う事がよく分かる一冊です。 明治からしょうわの戦後まで随分と美化されて描かれたけど、やっぱり当時は嫌われ者であったことには変わりなかったようですね。
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