地球から月へ 月を回って 上も下もなく の商品レビュー
凄過ぎる!!日本ならまだ江戸時代ですよ!誰が本気で月に行くって考えたでしょうか?! 想像力とそれを実現させようとする意志の力強さに、只々感服です。
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日本ジュール・ヴェルヌ研究会の石橋正孝先生の20ページに及ぶ解説が収録されています。 ヴェルヌの初期7作品を「世界一周型」と「至高点型」の二つに分類して色々と考察されています。 私には思いもしない分類法です。専門家はこんな風に分析するんですね。 私には難しい文章で、1週間...
日本ジュール・ヴェルヌ研究会の石橋正孝先生の20ページに及ぶ解説が収録されています。 ヴェルヌの初期7作品を「世界一周型」と「至高点型」の二つに分類して色々と考察されています。 私には思いもしない分類法です。専門家はこんな風に分析するんですね。 私には難しい文章で、1週間かけて2回読んで何とか理解できた気がします。 私もジュブナイルが専門とはいえ、こういった大人向けの文学の研究文も読めるように鍛えないといけません。 『上も下もなく』の執筆は、アンドレ・ローリーへの対抗意識で描かれたと指摘されています。 アンドレ・ローリーは現代の日本では知られていませんが、一時ヴェルヌやエッツェルとも関係しており、その後、科学小説作家として一人立ちしたということです。シャーロック・ホームズがブームになった時、ライバルとして幾多の名探偵が登場したように、ローリーはヴェルヌのライバル的関係にあったのかもしれません。 本書はガンクラブ三部作を一冊にまとめた世界初の版らしい。日本のヴェルヌ紹介は世界一?しかし今の私のレベルでは本書を本文含めて読んでいたら半年はかかると思います。 本書についてはいずれ『地軸変更計画』も含めて読みたいと思います。それまでに速読をマスターしておかないと。 少年少女・ネタバレsalono(ネタバレ注意!) 地球から月へ 月を回って 上も下もなく https://sfklubo.blog.jp/archives/13203550.html
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