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気がついたらいつも本ばかり読んでいた の商品レビュー

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2023/03/17

気がついたら古本の本ばかり読んでる、と言いたいが、この本は映画の話もよく出てくる。それがまた面白い。 読みたい本がいくつか出てきた。 『ブギの女王 笠置シヅ子』迫古口早苗 「美空ひばりとの確執」ということがあったようだ。朝ドラになるんだよな。 『なんだかなァ人生』柳沢みきお...

気がついたら古本の本ばかり読んでる、と言いたいが、この本は映画の話もよく出てくる。それがまた面白い。 読みたい本がいくつか出てきた。 『ブギの女王 笠置シヅ子』迫古口早苗 「美空ひばりとの確執」ということがあったようだ。朝ドラになるんだよな。 『なんだかなァ人生』柳沢みきお 『翔んだカップル』のあの人の自伝的エッセイ。ジェットコースターのようなアップダウンが面白そう。 『歴史のかげにグルメあり』黒岩比佐子 黒船のペリーが日本に来る前に琉球王国で食べた料理と江戸幕府のメニュー、どちらが口に合ったのか? 『東京の昔』吉田健一 古本好きの著作によく出てくる吉田健一。吉田茂の嫡男だったのか!初めて知った…。 昭和の日本映画に関するエッセイも引用したいがやめときます。 そうだ、銀座の名画座、「並木座」の話が出てきた。僕はここで『7人の侍』を観たなあと思いました。

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2017/02/06

岡崎さんの本は『蔵書の苦しみ』の感想をこの覧で書いている。好きな人だ。でも、ぼくは岡崎さんは本、特に古本が好きでいつもその書評を書いている人ぐらいしか思っていなかった。ところが、本書を読めばわかるが、岡崎さんはとても多才な人で、映画、テレビ、音楽、芝居、落語、詩等々なんにでも興味...

岡崎さんの本は『蔵書の苦しみ』の感想をこの覧で書いている。好きな人だ。でも、ぼくは岡崎さんは本、特に古本が好きでいつもその書評を書いている人ぐらいしか思っていなかった。ところが、本書を読めばわかるが、岡崎さんはとても多才な人で、映画、テレビ、音楽、芝居、落語、詩等々なんにでも興味を持っている。詩集まで出しているほどだ。だから、本だけのことが書いてあると思ったら大まちがい。トイレの話まである(でも、ぼくのようにどこでもできる人ではない。繊細なんだ)。本書はまさに岡崎武志ワールド知る絶好の本だ。ぼくも本が好きだが、読む範囲が偏っている。だから、こういう本を読むと、こんな本もあるのかと思って読んでみたくなる。(芸人さんはだいたい知っている)たとえば、プロレタリア作家の黒島伝治に瀬戸内海をスケッチしたエッセイがあったとか、四方田犬彦の『月島物語』。四方田が月島にずっと住んでいたとはしらなかった。お金を正面からあつかった西原理恵子の本とか。『ないもの、あります』なんて本はぜひ読んでみたい。たとえば「左うちわ」とか「自分を挙げる棚」とか。よくこんなことを考えた人がいたものだ。『小さいおうち』は買ったままだが、映画では描かれなかった夫婦の秘密が小説にはあるとか。挿絵は本人も言うように和田誠さんの影響大。代わりに画いたかと思うほどだ。短いエッセイはスペースの制約があるせいだが、時々わかりにくいものもあった。

Posted byブクログ

2016/12/18

岡崎氏のバラエティ・ブック第二弾。映画についての記述もあって、楽しいです。就寝前に少しずつ読みました。

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