ロシアの歴史を知るための50章 の商品レビュー
スターリンについて知りたくて本を探したが見つからず、まず目についたこちらを先に読んだ。11世紀頃から本書が出版された2016年までのロシア(途中、ソ連)の歴史をダイジェストで綴っている。 昔はどこの国でもある帝国主義と戦争の歴史。世界史が苦手だった私にとって、身近でないカタカナ...
スターリンについて知りたくて本を探したが見つからず、まず目についたこちらを先に読んだ。11世紀頃から本書が出版された2016年までのロシア(途中、ソ連)の歴史をダイジェストで綴っている。 昔はどこの国でもある帝国主義と戦争の歴史。世界史が苦手だった私にとって、身近でないカタカナの名前が次々と登場すると頭に入ってこないことが改めてわかった。スターリンの章ももちろんあった。独裁者・独裁体制の行為と末路はどこの国でも同じような展開をするものだ。 全体を通して戦争が中心の話題で明るい題材ではないが、ゴルバチョフ時代のほんの数年だけは「雪解け」を感じさせて本書の中で唯一明るい話題と感じられた。
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