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ぼくらは壁を飛びこえて の商品レビュー

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2022/12/31

黒人と白人、ユダヤ人とアラブ人、同じ国内でも異なる人種、民族、宗教の人々が暮らす国、アメリカとイスラエル。 同じ町に住んでいても、通常の生活では交流がない子どもたちがサーカスを通じてつながる。 それが可能だということを教えてくれる本。 登場人物一人ひとりについて丁寧に書かれるの...

黒人と白人、ユダヤ人とアラブ人、同じ国内でも異なる人種、民族、宗教の人々が暮らす国、アメリカとイスラエル。 同じ町に住んでいても、通常の生活では交流がない子どもたちがサーカスを通じてつながる。 それが可能だということを教えてくれる本。 登場人物一人ひとりについて丁寧に書かれるのはいいかもしれませんが、途中から情報が多過ぎて飛ばし読み。 アメリカの子がイスラエルでホームステイする記述など、自分の経験と重ねられるところは興味深く読めました。 また、第二次レバノン戦争のところは、今の、ウクライナの人々のことを思いながら読みました。 「失敗をかさねてこそ、成功につながる。(中略)失敗はいいことなのです。なにか難しいこと、新しいことに挑戦しているという証なのですから」 「実際に少数派になるまで、自分もまた人とちがっていることに気づいていなかった。」 この本で世界の人種民族問題を初めて知る子には難しいかも。もともと強い関心を持っている子には勧めたいと思います。

Posted byブクログ

2017/06/27

サーカスの訓練をすることによって、人種、年齢、差別、貧富などを乗り越えていく実話?です。 子どもたち一人一人のなぜここにいるのか、の短い物語を何十も積み重ねる、という面白い作りなのでひとつひとつのエピソードが短く、分厚い本の割りにとても読みやすいです。 まあ、翻訳もうまいんだけど...

サーカスの訓練をすることによって、人種、年齢、差別、貧富などを乗り越えていく実話?です。 子どもたち一人一人のなぜここにいるのか、の短い物語を何十も積み重ねる、という面白い作りなのでひとつひとつのエピソードが短く、分厚い本の割りにとても読みやすいです。 まあ、翻訳もうまいんだけど。 一人一人の話をコピーして壁に貼る……チラ読にも使えます。 2017/03/08 更新

Posted byブクログ