カーネル・サンダース の商品レビュー
Xでカーネルおじさんの経歴についての投稿を見かけ、65歳から今のKFCビジネスを始めた点に興味を惹かれて読んでみた。 「柔和で温厚」という印象を抱いていたが、実は頑固で毒舌、人に喜んでもらえることを大切に、何があっても諦めずに挑戦し続け、パワフルで強靭な精神力をもった人物だったと...
Xでカーネルおじさんの経歴についての投稿を見かけ、65歳から今のKFCビジネスを始めた点に興味を惹かれて読んでみた。 「柔和で温厚」という印象を抱いていたが、実は頑固で毒舌、人に喜んでもらえることを大切に、何があっても諦めずに挑戦し続け、パワフルで強靭な精神力をもった人物だったと知った。 何歳からでも新しいことに挑戦できるんだと勇気をもらえる。
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カーネル・サンダース 65歳から世界的企業を興した伝説の男 著:藤本 隆一 文芸社文庫 ふ2-1 65歳にして、ケンタッキー・フライドチキンを立ち上げた立身出世の人とあるが、 カーネル・サンダースは、一生懸命生き、何度でも立ち上がってくる男という感じである 自分の信念のならざ...
カーネル・サンダース 65歳から世界的企業を興した伝説の男 著:藤本 隆一 文芸社文庫 ふ2-1 65歳にして、ケンタッキー・フライドチキンを立ち上げた立身出世の人とあるが、 カーネル・サンダースは、一生懸命生き、何度でも立ち上がってくる男という感じである 自分の信念のならざるは、何度でも転職し、己の信ずる道を突き進んだ 高度成長期、アメリカのもっとも、華やかな時代を生き抜いた男の半生を語ったものである。 気になったのは、以下です。 ・母は、いつもそばにいることができない子どもたちに、嘘をつかず、ごまかさず、他の人にやさしくするように厳しく躾けた。 立派な大人になりなさい。大人になってもお酒やたばこはダメ、賭け事も絶対しないこと ・母の悲しそうな顔を見て、せっかく与えられた仕事をいい加減にしたことを心の底から後悔し、もう二度と中途半端な仕事をするのはやめようと、心に誓った ・嘘をつくことはわりに合わない、ということを、思い知らされることになる ・あえて彼が他の人と異なっている点をあげるとすれば、仕事を目まぐるしく変えたことぐらいではなかろうか ただ、カーネルがどこで何をしていても、「信じられないくらいよく働いた」ことは確かなようである。 ・車にガソリンが必要なように、お客さんにはおいしい食事が必要だ ・他の人に最高のサービスをする人が、最も、利益を得る人だ。自分の利益のことを考える前にまず貢献することだ ・カーネルは、フライドチキンの味をさらに美味しくするため、常にスパイスの調合方法や、調理方法の改良を試みている。 ・素材へのこだわり、は、ケンタッキー・フライド・チキンに受け継がれ、現在でもケンタッキー・フライド・チキンでは、契約した農家で丹念に作られている新鮮な鶏と野菜が使われている ・カーネル・サンダースは、人生を通じて、他の人に喜んでもらうことを生きがいとしていた ・カーネルは、自分の料理を提供するのにふさわしい清潔なレストラン以外とは、決してフランチャイズ契約を結ばなかった ・カーネルは、フランチャイジーになる人との関係を、ビジネスの付き合いだけでなく、お互いに信頼し合える、関係になることを、最も大切にしていた ・人生は、自分が作り上げていくもの、そして、人生に遅いということはない 目次 プロローグ 第1章 転職を繰り返す半生 第2章 サンダース・カフェに寄らずに旅は終わらない 第3章 秘伝の調理法 第4章 六五歳からの再出発 第5章 ケンタッキー・フライド・チキン 第6章 引退は考えない エピローグ あとがき ISBN:9784286180359 出版社:文芸社 判型:文庫 ページ数:184ページ 定価:580円(本体) 2016年12月15日初版第1刷発行
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★★★★☆人との出会いやカーネルサンダースの考え方があったからこそ、今のケンタッキーフライドチキンがあるんだとよくわかりました。ピートハーマンの人柄にも感動してしまいました。カーネルサンダースの生き方に勇気をもらえる話でした。面白くて一気に読み進められました。
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ケンタッキー・フライド・チキンを作ったカーネル・サンダースは、65歳から始めた。 でも、その前から、色々事業はやっていたのですね。 四段階テスト 1.そのビジネスに嘘偽りはないか。 2.そのビジネスは関係するすべての人に公平なものか。 3.そのビジネスは良好な人間関係を作って...
ケンタッキー・フライド・チキンを作ったカーネル・サンダースは、65歳から始めた。 でも、その前から、色々事業はやっていたのですね。 四段階テスト 1.そのビジネスに嘘偽りはないか。 2.そのビジネスは関係するすべての人に公平なものか。 3.そのビジネスは良好な人間関係を作っていくものか。 4.そのビジネスは関係するすべての人にとって有益なものか。
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・カーネルサンダースの生涯と業績がコンパクトにまとめられていて、読みやすく、面白かった。 ・よく言われている65歳からビジネスを始めて…というのは、キャッチーなので、しばしば大げさに語られている感があると思う。実際は料理は子供の頃からじょうずだったし、フライドチキンも65歳より前...
・カーネルサンダースの生涯と業績がコンパクトにまとめられていて、読みやすく、面白かった。 ・よく言われている65歳からビジネスを始めて…というのは、キャッチーなので、しばしば大げさに語られている感があると思う。実際は料理は子供の頃からじょうずだったし、フライドチキンも65歳より前にレストランを経営していた頃から開発していた。 ・ただし、65歳でフランチャイズビジネスを始めて、ものすごいバイタリティで成功させたことは事実。 ・要するに、事業に関する基礎的な(結果的には)知識や訓練は生涯かけて洗練されていた。新たなビジネスのかたちで65歳から取り組んだ。この時の、これでもか、というバイタリティは凄い。 ・印象的だったのは、仕事的な意味での生涯現役を続けたこと。というか、サンダースには引退という概念が無かったと思われる。キリスト教圏では「労働とは神から与えられた罰である」と考えているのかな?と思っていたがそんなことも無いらしい。 ・また、徹底的な標準化に拘ったことも注目したい。ある意味エゴイスティックに拘りを強く持たなければ、こういった事業は広く成功させることは難しいのだろう。 ・言葉が毒舌だってらしいことも面白い。一度店舗側と喧嘩してるシーン等を覗いてみたいものだ。
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人に喜んでもらうことを生きがいにしていたカーネル・サンダースの波瀾万丈な人生。ポジティブな思考と情熱、信念、そして行動力で数々の失敗と成功を積み重ねた。最終的には65歳で起こしたケンタッキー・フライドチキンで人々をハッピーにした。とても面白い本だった。本を読み無性にチキンが食べた...
人に喜んでもらうことを生きがいにしていたカーネル・サンダースの波瀾万丈な人生。ポジティブな思考と情熱、信念、そして行動力で数々の失敗と成功を積み重ねた。最終的には65歳で起こしたケンタッキー・フライドチキンで人々をハッピーにした。とても面白い本だった。本を読み無性にチキンが食べたくなりケンタッキーを買ったことは言うまでもない。
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