「ココロ」の経済学 の商品レビュー
一般向けではあるが、学問の中でどうやって行動経済学が生まれたか、位置付けられているかを記している。 本来、確率は繰り返しがきく出来事に対して統計的な頻度として与えられる数値。 その逆は不確実性。 全体としては、広く浅く書いてるから概念的な説明か各論的な説明で、理解しにくいとこ...
一般向けではあるが、学問の中でどうやって行動経済学が生まれたか、位置付けられているかを記している。 本来、確率は繰り返しがきく出来事に対して統計的な頻度として与えられる数値。 その逆は不確実性。 全体としては、広く浅く書いてるから概念的な説明か各論的な説明で、理解しにくいところもあった。
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行動経済学を中心に経済学の歴史と著者の研究展望とテーマを概説した書。行動経済学入門者には大阪の先生のほうがいいかな。経営学の人が読むと「何を今さら、それでも経済学は経済学(意味不明で恐縮です)」といった感じ。
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行動経済学のあらましと経済学の歴史と、歴史の流れから、どのようにして、行動経済学が生まれ、現在の立ち位置までを解説。壮大な試みを新書で行うので、少し消化不良のところもあったが、概略が学べて良かった。
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各経済学者の基本的考え方とその行動経済学との関連は分かりやすかったけど、専門の用語や概念については少し難解なところもあった。その点では、従来の(行動)経済学の入門書の域を超えていない。
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くっそ面白かった! 行動経済学含む、主流の経済学とは違う前提を持つ学派?の中でも人間の心理に関わるものを時系列順に主流の経済学との関わりを軸としつつ紹介してる本。 知らんかった理論の面白い部分がわかりやすく紹介されてるから好奇心刺激されてたまらんかった。
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<目次> 第1章 経済学の中のココロ 第2章 躍る行動経済学 第3章 モラルサイエンスの系譜 第4章 利他性の経済学 第5章 不確実性と想定外の経済学 第6章 進化と神経の経済学 第7章 行動変容とナッジの経済学 <内容> 京大経済学部教授の経済学史。行動経済学が...
<目次> 第1章 経済学の中のココロ 第2章 躍る行動経済学 第3章 モラルサイエンスの系譜 第4章 利他性の経済学 第5章 不確実性と想定外の経済学 第6章 進化と神経の経済学 第7章 行動変容とナッジの経済学 <内容> 京大経済学部教授の経済学史。行動経済学がどのように生まれ、経済学の系譜の中でどう位置づけられてきたかが書かれている。したがって経済学の教科書として最適かも…
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