ハードワーク の商品レビュー
この本は、下記の重要性を説いた良作です。 1.実現不可能に思える、明確で数値化出来る目標設定の重要性 2.努力する前提の重要性 3.自己に対するイメージをポジティブ化する重要性
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目標がはっきりしていれば、目先の勝敗は決して問題になりません。チームや個々の選手も、何が欠けていたのか課題として自覚します。それは自分の基準を作ることであり、基準は成長とともにどんどん上がっていきます。 結局それは、準備をすることです。 小さな視点で言うと、次の試合のためであり、大きな視点で言うと、ワールドカップのためということです。 私はどんなことでも、成功は、準備がすべてだと思います。 勝つためには、準備をしなければなりません。 スポーツはもとより、ビジネスでも競争相手がいます。どんな事でも、成功とは、相手に勝つことにほかなりません。勝ちたいなら、相手を上回る準備をするしかないのです。 私は、準備を怠る人は、まったく話にならないと思います。そういう人は、私には戦う意志がないように見えるからです。 準備とは努力のことです。 努力という言葉はよく用いられますが、私は大きな誤解があるように思います。努力は、常に100パーセントのものでないと、意味がありません。80パーセントや、50パーセントのものなど、そもそも努力ではないのです。 しかし、多くの人は、努力には程度があると思っています。80パーセントや、50パーセントのものも努力だと考えるのです。
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メッセージをわかりやすく、 端的に、視覚的にもみせる、何度もみせる。 まず、文化を理解しながら、長所を伸ばしに行く。 努力。 考えさせる、理解させる。
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いわずと知れた、闘将の考えをまとめた本。完璧な準備をすることの大切さがひしと伝わる。 ただ残念ながら、今の日本社会では彼のようなキャラクターは諸刃の剣であることは間違いない。
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やはり印象に残ったのは、「コントロールできないことを考えるのをやめた」の件。 心配が何かを変えることはない、よって結論は「勝てばいい」。 この強さがエディさんの魅力です。
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常に考えて実行すること、振り返り学ぶこと、それも結果に繋がるように実行すること。言うは易く行うは難し。
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ビジネスにも非常によく通ずる内容です。モチベートするということが、簡単なものではないのもよく分かりました。
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(手を替え品を替えて同じことを話さなければならない、と言う著者にすれば当然の帰結だが)いくつかは既読の書籍と重複があり、期待ほど揺さぶられなかった。 しかし、書いていることは説得力があるし、これからも大切にしていきたい。 忘れた頃に読めば、また違った気付きがあるかもしれない。
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ひたすらに共感した。繰り返し読みたい書籍である。 あの興奮が蘇り、結果の必然性を感じずにはいられない。後書きを読んで、あつい思いがこみ上げた。素晴らしいコーチの存在無くして、あの成績はあり得なかった。
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元ラグビー日本代表監督のエディー氏の本。例の快挙後に複数出版されてるみたい。私は初体験。 感想。 グッと来る。実績を上げた人、成果を出し続けてる人の話は、先入観もあってか、頷くばかり。 備忘録。 ・大きな傾向を望むなら、明確な目標を設定しろ。漠然としたものや抽象的な目標ではダメ。数字で具体的に表現できるものであれ。 ・目標は大きすぎるくらいであれ。手の届く目標であると、すでにある自分の力からの延長止まり。眠った力を呼び覚ませない。 ・日本人は若手に厳しく指導するが、ベテランには緩い。ベテランが規律を守らなかったり、気の緩みがあっても放っておく。これは良くない。部下は公平に扱うべき。 ・リーダーとしての(ボスとしてのこと)コミュニケーションは、そこに溶け込むことではなく、よくよく観察することが重要。出来ることできないことを見極める。 出来る。 ・発するメッセージが本当かどうかではない。繰り返し発し続けることで、人はそれに即した行動をとるようになり、言葉が現実になる。 ・成功は準備が全て。勝つためには準備をしなければならない。正しい想定と十分な準備ができていればクリアできない状況はない。 ・リーダーが熱意を見せなければ、部下はこれからやるべきことが行う価値のあることがどうか判断がつかない。 ・他人の欠点がみえ、それを直してやりたい時、人はどうしても高みから指摘してしまう。それでは効果はあまりない。自分で気付かせるのが良い。 ・コントロールできることだけを考える。コントロール出来ないことは放っておく。
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