鬼平犯科帳 決定版(1) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
言わずと知れた池波正太郎氏のベストセラー作品の第一巻。 やはり面白い。今あるとしたら極悪人専門の特殊部隊か?江戸の町を荒らす盗賊たちを次々と捕まえて処刑しあくを殲滅していく火付盗賊改方長官・長谷川平蔵の物語。 悪人たちの生き様やその生い立ちなどを絡め、そこに至った悲しみや苦しみも丸ごと飲み込んで平蔵が解決していく様は気持ちがすがすがしくなる(^.^) しかしとんだ長編物のシリーズにうっかり足を踏み入れてしまったことにちょっと後悔と期待が入り混じった状態(^^;)
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ドラマの「桜屋敷」を見て読んでみたけど、鬼平ってこんな感じなのかと、ちょっとがっかり。 テンポも良く、まさに痛快時代劇!という展開だが、個人的に心理的な描写がある物語が好きなので あっさりと1篇が終わってしまい物足りなく感じた。 しかし、多くの人に支持されるのも納得。 そしてドラ...
ドラマの「桜屋敷」を見て読んでみたけど、鬼平ってこんな感じなのかと、ちょっとがっかり。 テンポも良く、まさに痛快時代劇!という展開だが、個人的に心理的な描写がある物語が好きなので あっさりと1篇が終わってしまい物足りなく感じた。 しかし、多くの人に支持されるのも納得。 そしてドラマの脚本の方の技量に感動。 私にはドラマのほうが合っているようです。
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人気絶大シリーズがより読みやすい決定版で登場。「啞の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。 2024年、令和版「鬼平犯科帳」が映像化され、この機会にと改めてシリーズを再読することにした。やっぱり何回読ん...
人気絶大シリーズがより読みやすい決定版で登場。「啞の十蔵」「本所・桜屋敷」「血頭の丹兵衛」「浅草・御厩河岸」「老盗の夢」「暗剣白梅香」「座頭と猿」「むかしの女」を収録。 2024年、令和版「鬼平犯科帳」が映像化され、この機会にと改めてシリーズを再読することにした。やっぱり何回読んでも面白いし、半世紀以上生きてより人間という生きものの複雑さが身にしみるだけに、登場人物の描写の奥深さが一層伝わってくる。
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同じような設定が繰り返され、構造は明解。その裏の機微に、少し動かされることはある。庶民の平穏な日々は、今以上に少なかったのかもしれない。殺、犯し、強盗、誘拐。
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久しぶりに読んだ時代小説、王道の鬼平犯科帳。全24巻。 江戸時代の江戸下町で起こる数々の犯罪(主に窃盗や強盗)を取りしまる平蔵。彼自身はごく普通の正義感あふれる人物なのだが、盗みをはたらく人々のキャラクターが面白く描かれている。 胸がすく勧善懲悪ものだが、楽しいのはむしろそこでは...
久しぶりに読んだ時代小説、王道の鬼平犯科帳。全24巻。 江戸時代の江戸下町で起こる数々の犯罪(主に窃盗や強盗)を取りしまる平蔵。彼自身はごく普通の正義感あふれる人物なのだが、盗みをはたらく人々のキャラクターが面白く描かれている。 胸がすく勧善懲悪ものだが、楽しいのはむしろそこではなく、当時の人々の暮らしぶりだったりする。 江戸の時代小説だと藤沢周平が一番好きだが、鬼平犯科帳はもっと読みやすいと思った。
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audibleで視聴 本所桜屋敷 さすが聞かせる名文。 志ん朝の朗読が実にうまい おじさんの片想い、つらいね…
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言わずと知れたビッグタイトル,江戸の治安を守る火付盗賊改方長官・長谷川平蔵が主人公の時代小説です。平蔵の活躍もさることながら,粋で洒脱な江戸の文化や日本人の根幹となる義理人情がたっぷり盛り込まれています。ドラマをはじめ,映画・漫画・アニメまで様々なメディア展開もされました。
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中村吉右衛門さんの鬼平が好きすぎて、イメージしながら読みました。酷い事件も多いです。にしても、やっぱり鬼平カッコイイ…!
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久しぶりに読んでみました。なるべく順番に読んでいこうと思います。 テレビでもよく見ていたので、頭のなかで映像化出来て楽しいです。
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この作品を読んでみようと思ったのは、私の父が読了していて題名だけは存じていましたが、今から十数年前に知人からのお薦めでした。まだ11巻までしか読めていません。現代も江戸時代も人間の行いや考え方、心情等は時を経ても、江戸時代とは文化や生活様式等は大きく変化しましたが、それらは余り変...
この作品を読んでみようと思ったのは、私の父が読了していて題名だけは存じていましたが、今から十数年前に知人からのお薦めでした。まだ11巻までしか読めていません。現代も江戸時代も人間の行いや考え方、心情等は時を経ても、江戸時代とは文化や生活様式等は大きく変化しましたが、それらは余り変わりがないのだと読み始めた当時は思いました。読書を殆んどして来なかった私にとり、人間の人となりを学ぶ機会になりました。まだ途中ですが、12巻以降いつになるか分かりませんが、『鬼の平蔵』の活躍を読みたいです。ただし、作品の途中で筆者が逝去されたのは残念です。
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