パリわずらい江戸わずらい の商品レビュー
大好きなJAL機内誌エッセイの第三弾。「日本の文学は世界の常識に反して、哲学や思想性を必須要件とせずに成立するという特徴を持っている。そのかわり、個の苦悩を核として物語を展開しなければならない。」という文が目からウロコでした。思わず色んな物語が頭巡った。
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浅田次郎のエッセイ。 朝カレーダイエットに取り組んだ結果や担当編集者が若い女性であることによる苦悩(?)など笑える話から、江戸時代から建軍期における脚気の状況など蘊蓄のある話まで、盛り沢山で面白かった。
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JALの機内誌で初めて読み、その後は搭乗するたびに真っ先にこのページを読むようになりました。 小説と違って軽いタッチで日常生活を綴っている事、ニヤニヤしてしまう自虐も読みやすさに繋がっていると思います。 気軽に読んで気分転換するにはオススメです。
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前作のエッセイが面白かったのですが、こちらも期待を裏切らず面白い。 軽いエッセイなんだけれども作者の知己が散りばめられてて、読んでて勉強になります。 二千円札のお話で、渋沢栄一がお札になることをお話されていたこと、先見の明というか、さすがだなぁと感じました。
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浅田次郎さんの本は今まで読んだことがなかったのですが、旅行エッセイが好きなので手を出しました。読んで大正解、大御所らしいおおっぴらさ、あっけらかんとした語り口に何度も笑ってしまいました。
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仕事で飛行機に乗るなどと言うことがほとんどない身からすると、毎年何度も経費で海外旅行できる身分はうらやましすぎる。ぜひ機内でも旅先のホテルでも寝る間もないくらいに仕事をしていて欲しい。
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内容(「BOOK」データベースより) 超多忙作家が国内外で遭遇した抱腹絶倒の出来事から、身辺に起こる驚きと感動のエピソードまで絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。温泉場での仰天と脱力を赤裸々に描いた『話にもなりませんわ』、軽井沢の別荘に出現した謎の生物とは?『招かれざる客』、ナポリ...
内容(「BOOK」データベースより) 超多忙作家が国内外で遭遇した抱腹絶倒の出来事から、身辺に起こる驚きと感動のエピソードまで絶妙の筆致で描く傑作エッセイ集。温泉場での仰天と脱力を赤裸々に描いた『話にもなりませんわ』、軽井沢の別荘に出現した謎の生物とは?『招かれざる客』、ナポリでナポリタンを追い求め亡き父を思う『多様性と二者択一』、ラスベガスでマイケル・ジャクソンとまさかの邂逅を遂げる『袖振り合うも多生の縁』、パスタとスイーツの本場でダイエットは続行できるのかを検証する『イタリアン・クライシス』ほか旅と食と感動が満載の全40篇。人気連載の単行本化第3弾。
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面白かった。浅田さんのエッセイは好きですが久しぶりで。あまりJALに乗ることがないので飛行機の中で読んだ事は数えるほどですが楽しかったです。
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もっと大御所感のある作家さんかと思いきや、チャーミングで親近感がわきました。 このシリーズの1と2も読みたくなりました。
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浅田次郎さんのこのエッセイシリーズは楽しい ただただ、楽しんで読んでいる 少し頑固で、わがままで、しょーもないところがいい 飛行機に乗ることは、そんなに多くなく、 JALじゃないことが多いものだから、 エッセイの文庫が発売されるのを首を長〜くして待っているのだ
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