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女子の生き様は顔に出る の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/06/09

女性に視点を当てたエッセイ。 一億総生産の視点からも両性を見ていて、共感できる点がたくさんある。 巻末の男性に視点を当てたエッセイが面白い。シン・ゴジラを見てみたくなった。

Posted byブクログ

2022/02/03

めちゃくちゃ気になるタイトルなので購入してしまったけど、なんか読むのが怖くてしばらく積読していた本。自分の顔つきが今までの生き様の通信簿になるなんて、、、もう読む前から自分の顔を隠したい気持ちになりました。 恐る恐る読み始めた本ですが、まず筆者の勢いのある書きっぷりに引き込まれ...

めちゃくちゃ気になるタイトルなので購入してしまったけど、なんか読むのが怖くてしばらく積読していた本。自分の顔つきが今までの生き様の通信簿になるなんて、、、もう読む前から自分の顔を隠したい気持ちになりました。 恐る恐る読み始めた本ですが、まず筆者の勢いのある書きっぷりに引き込まれました。決して文学的とか上品な文体ではないのですが、よくここまで言葉が溢れてくるなと感心しつつ、彼女の文章を読み込むのがとても楽しかったです。 内容は、いわゆるアラサー・アラフォー女性が抱える悩みや社会問題について、世の中の女性の葛藤を代弁しながら自身の考えが述べられています。 女性は当事者なので「あるある」「そうなのよ」「たしかに」って刺さる内容なので、ぜひ男性にも読んで欲しいです。女性躍進以外の話もあります^^ 海外と日本の比較も出てきます。「母としての経験が首相選の行方を決めるイギリス」母親としての経験がリーダーとしての資質を引き上げるなんて議論は日本では生じることはない。その理由として社会はもちろん母親本人も子育てがキャリアのアドバンテージだと思えていないからである。確かに。この問いにすらあまりぴんとこなかった私もまだまだだな…と思いました。 それにしても2015年という7年も前のコラムなのに、何か色あせてない感覚。筆者の飽きのこない小気味良い文調のせいなのかもしれないけど、女性の活躍推進の進捗が7年前とあまり変わってないということでもあるのでしょうね。

Posted byブクログ

2020/09/14

著者あとがきの「品のいいゲス」という表現がぴったりのエッセイ。折り合いをつけていく、不満は言うけれど面と向かって議論は闘わせない、そんな女性をやさしく書いている。

Posted byブクログ

2020/03/19

著者はものすごく賢くて、文章を書くのがうまい。 社会から女性がどう扱われているか、世界ではどうか、自分の考えはどうか、などの考察。様々な視点から社会情勢を考察し、唸る内容多々。女性は同感することが多いと思うが、是非世の男性にも読んでほしい。 『43歳になりもう子供を持つ事は無い...

著者はものすごく賢くて、文章を書くのがうまい。 社会から女性がどう扱われているか、世界ではどうか、自分の考えはどうか、などの考察。様々な視点から社会情勢を考察し、唸る内容多々。女性は同感することが多いと思うが、是非世の男性にも読んでほしい。 『43歳になりもう子供を持つ事は無いと言うことを受け入れたとき沸き起こったことは、ほっとしたなんてぬるいもんじゃない清々しい開放感であり、もう不測の事態に怯えながら中途半端に仕事をしなくてもいいと言う感情だった。男の人と同じように仕事のことだけに専念できると思った。』(完全抜粋ではないです) うん… 『何が言いたいかって、それくらい、お金があろうがなかろうが、母親であろうがなかろうが、女性が仕事をしているのが当たり前の社会だということだ。母親が職業を持っていることが当たり前で、それなりのインフラとマインドが育っている社会では、母親であることは女性の職業人としてのスキルを語る上で、特別扱いされていない。』

Posted byブクログ

2017/11/23

内容紹介 プレジデントオンラインに連載された大人気エッセイがついに書籍化されました。 気鋭のエッセイスト、河崎環の誕生です! ○アラフォーの私たちは吉田羊の夢を見るか? ○子宮にまつわる話はなぜ〝燃え〟やすいのか ○「出産手遅れの女性は社会の捨て石」発言に泣いた ○工...

内容紹介 プレジデントオンラインに連載された大人気エッセイがついに書籍化されました。 気鋭のエッセイスト、河崎環の誕生です! ○アラフォーの私たちは吉田羊の夢を見るか? ○子宮にまつわる話はなぜ〝燃え〟やすいのか ○「出産手遅れの女性は社会の捨て石」発言に泣いた ○工藤静香の〝嫁ブロック〟を尊重する、キムタクの男前 など、世の中を鋭くも暖かく分析する文章が数多く収録されています。 【Aレヴュー】 ・いま置かれてる場所で咲けてなくても、顔は自己責任。すごくためになりました。 ・女性はすべてを手に入れることができる。ただ、すべてを同時にとはいかないだけだ(クェンティン・ブライス) ・おすすめですよ。 人生の選択を迫られて、次の変化への社会的、肉体的、精神的狭間で、悩ましい日々を過ごしたことがある女子なら、読んで損はない本だし、そんな女性たちを理解するためにも、ぜひ男性にも読んでほしい本です。

Posted byブクログ