〈Infinite Dendrogram〉-インフィニット・デンドログラム-(2.) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
新装備【瘴焔手甲ガルドランダ】、【煌玉馬ゼフィロス・シルバー】をひっさげ決闘都市ギデオンを訪れるレイとその相棒ネメシス。新たなプレイヤーのユーゴーとキューコとの出会いや悪辣な誘拐殺人集団との戦いを描く まずゲットした新装備を試そうとして逆にダメージを食らったり、せっかく騎乗生物ゲットしたのに乗るために必要なスキルを持ってないのは笑えました。一足飛びというか、例外的な成長をしているからこそのしわよせがきていて都合がいいだけのお話じゃ無いんだなと感じましたね そして騎士のロールプレイ?をしているユーゴーとその仲間キューコとの出会いはなかなか笑えるやりとりで楽しめました。ただ彼らはきなくささもあり、今後どういう関係性になっていくか油断ならないところです 中盤はモビルスーツ的な装備である<マジンギア>の乗り手ユーゴーVS【剛闘士】ゴゥズ、レイVS【大死霊】メイズの戦いが描かれます。謎のスキルで敵を即死させるユーゴーの戦いぶりの秘密は気になりますし、ジョブが【聖騎士】なのにそれと逆行する戦いぶりをするレイは笑えました 子供をさらい喰い殺すゴゥズたちに真剣に怒り、損得を無視して戦う二人にはとても好感が持てました。この二人はType:メイデンのエンブリオを持つもの同士ということもあり、今回明かされたメイデンのマスターはこの世界をゲームだと思っていない(NPCの命を現実の命と同等に捉えている)という仮説に納得を与えるものでもありました ラストバトルの最中の回想ではレイの兄であるシュウが印象深かったです。格闘技の大会直前、事故に遭いそうな少女を助けるために身を危険にさらしたレイ、ふたり同時に救いながらも代償として足を骨折してしまいます。その状態で試合に臨み、不利な状況でそれでも可能性を掴みとることを諦めない兄の姿はレイの信念を形作るものになりました。ゲーム内ではクマの着ぐるみ着て語尾まで徹底してるコミカルな兄ですが、現実ではしっかりかっこ良かったです。ゴゥズ&メイズに勝利し、同時に今後も嫌なものを見ることになるかもしれないことを認識しつつ、それでも良い未来の可能性を掴みとることを諦めないことを誓うレイとそれをそばで支えることを誓うネメシスはまさに名コンビでした また、前巻の勝利は突発的な能力獲得による勝利のような側面がありましたが、今回は事前に装備の効果を試して得た発見を元にした勝利だったのでバトル面でもとても見ごたえがありました。新たな装備も手に入りましたし、今後のバトル展開にも期待です
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ゲームのようで絶対これゲームじゃないよなぁ、な話。 でも主人公たちからすればゲームというなかなかに凝ったつくり。 そしてすごい速度で成長してゆく主人公。 でもまあ、PCってそうだよな。 初期レベルでシナリオ始めたのにゲーム内時間で4か月ほどで世界でも有数の高レベルになってシナリオ...
ゲームのようで絶対これゲームじゃないよなぁ、な話。 でも主人公たちからすればゲームというなかなかに凝ったつくり。 そしてすごい速度で成長してゆく主人公。 でもまあ、PCってそうだよな。 初期レベルでシナリオ始めたのにゲーム内時間で4か月ほどで世界でも有数の高レベルになってシナリオ終了という、けた外れの成長速度だったりするし。
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