1,800円以上の注文で送料無料

Good old boys の商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/25

各章で主人公が入れ替わる連作はご都合主義的に 感じられることがあって苦手なのですが 本作は弱小サッカーチームのメンバーとして 試合で1勝するといういう共通の目的があり 最後までドキドキしながら読むことができました 最後の試合まで気を抜けない展開が良かったです (本交換サービス...

各章で主人公が入れ替わる連作はご都合主義的に 感じられることがあって苦手なのですが 本作は弱小サッカーチームのメンバーとして 試合で1勝するといういう共通の目的があり 最後までドキドキしながら読むことができました 最後の試合まで気を抜けない展開が良かったです (本交換サービスyomuwa「ゆる」さんのお勧め本)

Posted byブクログ

2023/09/10

少年サッカーを通して親子の絆を描いたんですね。 暖かさを感じます。 子どもは小学生。 未来を感じますね。

Posted byブクログ

2023/09/03

弱小サッカー少年団の親達が主人公の短編小説。 大きな事件が起きるわけではないが、一人一人が家庭、社会生活、仕事にそれぞれ悩みを持っており、子供や周りの大人達を通じて少しずついい方向に向かって行くお話。 子供を持つ親としては共感できる場面ばかりで、ずっと泣きっぱなしの心が温かくなる...

弱小サッカー少年団の親達が主人公の短編小説。 大きな事件が起きるわけではないが、一人一人が家庭、社会生活、仕事にそれぞれ悩みを持っており、子供や周りの大人達を通じて少しずついい方向に向かって行くお話。 子供を持つ親としては共感できる場面ばかりで、ずっと泣きっぱなしの心が温かくなる物語だった。 やっぱり本多孝好さんの作品は好きだ。

Posted byブクログ

2022/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こうやって、それぞれの視点で物語が語られていくのって好きですわ〜 仲良さそうで、気楽な家族に見える人が、実は引きこもりからの立ち直りの最中だったり、兄と弟の父親が違ってたり、日本に馴染めず居場所がないと思っていたり、他の人には見えないものが見える人であったり。 本多さんのお話は、悪意がないから好き。すれ違いはあってもそのひとつひとつに原因があり、悪人はいなくて、良かれと思ってやったことの結果がすれ違いになるって書き方だから、リアルだなーと思う。 ショウパパについて、自分の考え方を押しつけてくる感じがして嫌いだったけど、奥さんとの会話の中で、良かれと思ってやってきた結果なんだと感じて、一気に親近感持ってしまった。 そんな二人の会話が好き。 「どこで間違えたかな」 「なんで失敗したんだろう」 「間違いも失敗もないでしょ。間違いなら改めればいい。失敗なら諦めればいい。どっちもできないでしょ? どこかの子と取り替えるの? 子育ては終わりって放り出すの? それとも今から、もう一人作ってみる?」 「私たちは間違えてもいないし、失敗してもいない。だから、改める気もないし、諦める気もない。私は食べてもらえなくても毎日ご飯を作って、お父さんは無視されても毎日働いて家族を養うのよ」 「今のが子供の話ならね」「ちなみにどっちの話だった?」 「チャーハンの話だよ」「決まってるだろ」 「やっぱりそうよね」 二人で一緒に戦ってる。そこが好き。

Posted byブクログ

2021/08/13

照英さんの帯が目に留まったので読んでみました。 世間の父親の視点って色々あって、悩み事が人それぞれあるんだって考えさせられました。 おそらく同じような悩みとかあれば感情移入できるんだろうなって思いました。 頑張れ!日本のお父さん!

Posted byブクログ

2019/10/06

ミステリー要素があんまりない本多さんの本は久しぶり?に読んだ でもやっぱりハルカちゃんのお父さんと監督さんのところが本多さんぽかった感はある 全体的に良かったです ***** 時間のため 流れ去っていく時間は、どうにでも埋めることができる どうにでも埋めることができるの...

ミステリー要素があんまりない本多さんの本は久しぶり?に読んだ でもやっぱりハルカちゃんのお父さんと監督さんのところが本多さんぽかった感はある 全体的に良かったです ***** 時間のため 流れ去っていく時間は、どうにでも埋めることができる どうにでも埋めることができるのなら、そういうもので埋めたい

Posted byブクログ

2019/01/02

サッカークラブの保護者達わ主人公に据えて描かれている話。 前向きな話が多かったので読みやすかった。 女の子がかわいかった

Posted byブクログ

2018/03/18

市内屈指の弱さを誇る少年サッカーチーム「牧原スワンズ」。 中でも四年生のチームは突出して弱く、公式戦では一勝はおろか、まだ一点も取れていない。 穏やかな監督のもとで、勝てなくても子どもたちは楽しそうにボールを蹴っているが。 一方、チームの活動を手伝う父親たちは、それぞれに悩みを抱...

市内屈指の弱さを誇る少年サッカーチーム「牧原スワンズ」。 中でも四年生のチームは突出して弱く、公式戦では一勝はおろか、まだ一点も取れていない。 穏やかな監督のもとで、勝てなくても子どもたちは楽しそうにボールを蹴っているが。 一方、チームの活動を手伝う父親たちは、それぞれに悩みを抱えていた。 ふとしたことがきっかけで、妻とすれ違い続ける夫。 子どもができたために、サッカー選手になる夢を諦めた男。 優秀だった息子が、ある日とつぜん引きこもってしまった父親。 皆いろいろなものを背負い、迷い悩みながらも、子どもたちのために今日もグラウンドに足を運ぶのだった。 やがてチームは、今年最後の公式戦となる市大会に挑むが……。 八組の家族の心のふれあいと成長を描く、胸打つ連作小説集。

Posted byブクログ

2018/01/20

弱小の少年サッカーチームの保護者、父親達の話。 息子は剣道をやっていた。 物語と同じ弱小だった。 剣道は個人競技だけれど、チームの雰囲気みたいなものは それぞれにある。 スワンズみたいだった。息子たちは。 サッカーは剣道に比べてメジャーだ。 競技人口は多い、だけど、きっと、 ...

弱小の少年サッカーチームの保護者、父親達の話。 息子は剣道をやっていた。 物語と同じ弱小だった。 剣道は個人競技だけれど、チームの雰囲気みたいなものは それぞれにある。 スワンズみたいだった。息子たちは。 サッカーは剣道に比べてメジャーだ。 競技人口は多い、だけど、きっと、 それだけにメンバーを集めるのは大変だろう。 高学年になると、 受験だ、塾だと、クラブをやめる子どもも多いと聞く。 「勝てるサッカーを教えていません」という監督の言葉が 息子が通った剣道会の師範の言葉と重なった。 スワンズの4年生の父子のそれぞれのストーリー。 外から見ると、なんてことない父子だけど、 ドラマのない家族などいないのだなぁと今さらながら思い、 だからこその家族なのだなぁと思う。 いろんなチームがあっていいと思う。 その子にあったチームが必ずあるはず。 ガンバレ、父ちゃん! あ、パパっていうのね。 子どもたちの名前の中に 息子と同じ名前があってなんか嬉しかった。

Posted byブクログ

2017/11/08

サッカーを通じて各家庭の事情、人柄、性格なと、短編て書かれて分かり易い。勝ち負けにこだわらない、そんな育成方針も羨ましいっす。現代ではなかなか出来ないし、そんな環境はないね。

Posted byブクログ