愛欲と情念の京都案内 の商品レビュー
先日の京都ぶらり旅では、この本を手に歩きました。 よくあるガイドブックなんかより、断然興味深く面白い。 またこれと『京都「魔界」探訪』(花房さん監修)を参考にぶらりと京都を歩いてみたいです。
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「人間の情念がうずまく、怖い京都」の歩き方w 確かにコワいw そして、へぇ~!といろいろ面白かった。 一休和尚の逸話に 工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!? と驚くww
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京都のガイドブックを書くことは難しい。既著が山のようにあり、また、半可通がネットの知識を得て、知ったかぶって何かと京都について語りたがるので、何をどう書いても同巧となるのだ。この本の内容も既著である、小松和彦「京都魔界案内」と被るところが多かった。 また著者の「売り」である男性...
京都のガイドブックを書くことは難しい。既著が山のようにあり、また、半可通がネットの知識を得て、知ったかぶって何かと京都について語りたがるので、何をどう書いても同巧となるのだ。この本の内容も既著である、小松和彦「京都魔界案内」と被るところが多かった。 また著者の「売り」である男性関係のルサンチマン噺についても、本著においては筆を抑えているのだろうか、弾け方に不完全燃焼の感が残った。著者はそういう芸風だと期待していたのがそもそも間違いという話もあるが…。 自著を執筆する際に既存の京都ガイドブックは相当量読み込んだし、また著者のコラムもかなり読んでいるので、そういう属性を持つ読者には物足りなく感じ、かつ既視感を感じるのは必定かもしれない。ただ、この本を読めばだいたいの京都にまつわる怖い話は網羅的に知ることができる。
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