昭和天皇(第7部) の商品レビュー
彼の人は、東京裁判が開廷した後、精神的に頗る不安定になった。大声で独り言を言いながら、深夜、廊下を長時間行きつ戻りつした。「東條たちは私の身代わりとして死んでくれたのだ。私は退位したいと思う」「御上がご苦痛だと思し召す道を選ばれては如何でしょう。嫌な事、辛い道を」
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7巻のみ読了。 それでも、けっこう十分。 本人、側近、関係者、無関係な市井の人々、etc・・・。 いろいろな視点から描かれていて、普通の読み物としても楽しめる。
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【彼の人は「生前退位」を考えていた!】「私は退位したいと思う。どう思うか」――昭和二十年の敗戦から立ち上がる天皇と国民を描く。構想から十年、大河評伝がここに完結。
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