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ちゃぶ台(Vol.2) の商品レビュー

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2022/06/01

きっと創刊号で終わりだろうと失礼ながら思っていた「ちゃぶ台」。突如2号が出た。年1回、なのかな。 「食×会社」号として始まり、最終的に「革命前々夜」号と銘打つことになった、そうだ。 期せずして、登場する人たちが、革命や、それに準じる内容のことを言っているのだ。 もちろん...

きっと創刊号で終わりだろうと失礼ながら思っていた「ちゃぶ台」。突如2号が出た。年1回、なのかな。 「食×会社」号として始まり、最終的に「革命前々夜」号と銘打つことになった、そうだ。 期せずして、登場する人たちが、革命や、それに準じる内容のことを言っているのだ。 もちろんそれは暴力的な革命ばかりを意味するものではない。食×会社、で話を聞いていると出てくる革命とは。 前号も豪華執筆陣であったが、今回も、平川克美、近藤淳也、矢作多聞、後藤正文、井川直子、鷲田清一、などなど。などなどと書いちゃってすみませんが…。 平川氏は責任について語る。鷲田氏は、町方に対する「地方(じかた)」の生き方を語る。 companyというのは、panをcomする、パンを一緒に食べるために生み出された共同体、のはずなのに、なぜだか株主に向かって利益をひり出すのが目的になっている。もう一回、そういう共同体を…ということが、もはや革命的なのだろうか。

Posted byブクログ