心理カウンセラーのための図解の技術 の商品レビュー
カウンセリングにおいて、一番大切なのは、 どういったところに対して不安を感じているのか、 悩みを抱えているのかという現状を正しく理解すること。 言葉だけでも理解は深まっていくとは思うが、 それを図解するだけでお互いの共通認識のズレを 最小限にとどめることが出来るそうです。 会...
カウンセリングにおいて、一番大切なのは、 どういったところに対して不安を感じているのか、 悩みを抱えているのかという現状を正しく理解すること。 言葉だけでも理解は深まっていくとは思うが、 それを図解するだけでお互いの共通認識のズレを 最小限にとどめることが出来るそうです。 会議においても箇条書きだけでなく、 図を描いて説明するといったことはよくやっており、 確かにそうなんだろうなあと思いながら読みました。 図解で大切なのは、綺麗に描くことを目的とせず、 認識や理解を正しくできたか?を目的にすること。 つまり、絵が汚いとか全く気にする必要はないので、 臆せず相手のために図解していくこと。 【勉強になったこと】 ・図解の三種の神器 キーワード、箱、矢印・線 ・グラフ以外で代表的な図解法 表 ツリー 流れと関係 段階 マトリックス 集合 階級 ・人は過去や未来に生きることは出来ないので、 「今、ここを生きる」ことにベストを尽くすのが 最も大切である。 ・発表のときにあがってしまうのは、悪く言うと自分の ことを中心に考えているから。人にちゃんと伝わった か?、理解してもらえたか?とユーザー視点を持つと 緊張は軽減される。 ・完璧主義の人は、まずはオフを計画することが大事。 オフに楽しいことを入れることで、ポジティブに仕事に 取り組むことも出来る。オンから計画しがちな性格を 軽減することにもつながる。 ・どんな仕事に対しても、マニュアル化は不可能と考える のではなく、少しだけでもマニュアルに出来るはずと 考えてマニュアルを作る姿勢を持つと、それだけで そもそもどんな流れで作業をしているのか?という 作業の整理に意識が向くようになる。
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