水鏡推理(Ⅴ) の商品レビュー
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タスクフォースから異動になった瑞希。でもやっていることはあんまり変わらない気もしないでもないかなあ。少子化問題、中々解決の糸口は見つからない。働くだけで精一杯、生活するだけで精一杯。そんな現実じゃ、結婚も子育ても望んでいても躊躇するのは当然かなとも文章を読んで思う。(男性、独身の自分が言っても説得力はないかもしれませんが)。ともあれ、次も読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。
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これもシリーズで5作目。今回は瑞希がターゲットとして狙われるってことで、大変でしたが、見事に切り抜けます。でも、これまでのQとかαに比べて、どうも瑞希が好きじゃないなあ・・・ 軽率過ぎるんじゃない?
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核融合、こんな世の中だからこそ、知能が高くても、便利な機能がそろっても欺かれるんだね。 信じるってことも、並大抵じゃないのかも。命の危険がなければ騙されてもいいから信じたい。
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事件の背景が文科省の難しい研究ベースの政治がらみミステリー。主人公もよくわからないのに判断推理力にたけているところから、ある時いきなり解決策が見えて来たりして、読者としては主人公と一緒に???でいたところが急に置いてきぼり感があったりするけれど、最後にはなるほど、というところです...
事件の背景が文科省の難しい研究ベースの政治がらみミステリー。主人公もよくわからないのに判断推理力にたけているところから、ある時いきなり解決策が見えて来たりして、読者としては主人公と一緒に???でいたところが急に置いてきぼり感があったりするけれど、最後にはなるほど、というところですかっと解決する。今回は最後の方で、どんでん返しの人間関係になるのかとびっくりするところもあった。もう少し一般人にわかりやすい研究の話だともっと読みやすいかな(^^;
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3.8 シリーズ第5弾 これまでの特別部署・タスクフォースから、学術政策局の正式なセクション・研究公正推進室への異動が決まった瑞希は、そこで次世代エネルギー・核融合研究の検証に関わる事に。 異動の数日前、不可解なメールの呼び出し先に現れた女・キョウカから、不妊バクテリアの存在を聞かされるが、女は不気味な医療関係者に連れ去られる。後日キョウカと再会するも、帰りがけに拉致され、不妊バクテリアを注射される。 世界中の情報を瞬時に反映し、実現の可否を随時判断スーパーコンピュータ・SOTA。そのあまりにも優秀な性能故の盲点と周到に張り巡らされた罠。 室長・米谷と上司・泉田、 最先端の科学技術情報を盗んで株で一儲けを企むシンカーという集団、何とかして研究費を引き出したい研究者達・・それぞれの思惑が絡み合い複雑に入り組む中、母優子の日記からインスパイアされ、事件の核心へと迫って行く。 前作後半の、余りにリアリティのなさから期待薄で読んだが、やや盛り返した感じ。
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水鏡推理シリーズ第5弾。今作から文庫書き下ろしに変わり、手元に届くのに時間がかかった。タスクフォースでの実績を認められた瑞希は、研究公正推進室に異動になることから始まる。タスクフォースでは人の出入りが激しく、浮いていた瑞希にも新しい親切な先輩が出来て、前途洋々かと思いきや、いきな...
水鏡推理シリーズ第5弾。今作から文庫書き下ろしに変わり、手元に届くのに時間がかかった。タスクフォースでの実績を認められた瑞希は、研究公正推進室に異動になることから始まる。タスクフォースでは人の出入りが激しく、浮いていた瑞希にも新しい親切な先輩が出来て、前途洋々かと思いきや、いきなり、不正に巻き込まれる。同時に不妊バクテリアのターゲットにもされ…相変わらず、一見いい人が悪に手を染めていて、どこまで人を信じていいのか、分からない。ラストも、私も瑞希と同じように疑っていた。今回のテーマも核融合と難しいテーマだけど、核融合にも2つの意味があり、いろんなことを考えさせられる一冊。
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もはやすっかり社会派になってしまった本シリーズ。 もはや研究捏造ミステリーは添え物になってしまった。 まぁいつか実現できるであろう核融合よりも、目の前の少子化問題の方が大事だからね、仕方ないね。 まぁでもミステリーの部分も人間ドラマの部分も面白かったから別にいいんだ...
もはやすっかり社会派になってしまった本シリーズ。 もはや研究捏造ミステリーは添え物になってしまった。 まぁいつか実現できるであろう核融合よりも、目の前の少子化問題の方が大事だからね、仕方ないね。 まぁでもミステリーの部分も人間ドラマの部分も面白かったから別にいいんだけどね。 思いは一つ、日本の明るい未来のために。
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ミスリードにまんまと引っかかり楽しく読めました。 相変わらずの水鏡瑞希の行動力には頭が下がります。 研究・技術開発陣は、常に短納期で当たった宝くじをもってこいと言われる状況は、どこでも同じことなんだろうと感じる一方で、自分の職責、守備範囲にとらわれることなく行動する主人公にも共...
ミスリードにまんまと引っかかり楽しく読めました。 相変わらずの水鏡瑞希の行動力には頭が下がります。 研究・技術開発陣は、常に短納期で当たった宝くじをもってこいと言われる状況は、どこでも同じことなんだろうと感じる一方で、自分の職責、守備範囲にとらわれることなく行動する主人公にも共感しつつ読みました。 タイムリーな社会問題と、科学分野のトレンドを交えつつ次から次へと上梓する筆者の筆力には頭が下がります。
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水鏡推理第五作。研究公正推進室への異動が決まった初日の瑞希の目の前に現れたのは最先端技術実現度測定システムSOTA。SOTAに聞けば研究の実現度が数字ですぐ表れるため不正に研究費をくすねることもなくなるかと思いきや、サブワードの登録によっておこる罠。冒頭にでていた不妊バクテリアを注射されたと訴えてきたキョウコさんとどうつながっていくのか?シンカーという科学技術情報を盗みSNSでやり取りし、株で儲けるやからが絡んできたり盛沢山。瑞希と母親とのつながりのストーリーもよかった。ラストの変圧器の推理はさっぱりわからなかった。信じることを前提に行動する瑞希に拍手。このシリーズで最高の出来だと思う。でも、わたしが好きなのは4かな。
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核融合にもう一つの意味があるのは知らなかった。2つの意味で核融合に関する不正研究を暴く今作。 核分裂とは全く違う原理と言う事で期待していたが、まだ実現性は高くないのだろうか。 それにしてもシンカーってそんなに一般的に通じる言葉なのか?科学技術の世界で仕事しているが、そんな単語通じ...
核融合にもう一つの意味があるのは知らなかった。2つの意味で核融合に関する不正研究を暴く今作。 核分裂とは全く違う原理と言う事で期待していたが、まだ実現性は高くないのだろうか。 それにしてもシンカーってそんなに一般的に通じる言葉なのか?科学技術の世界で仕事しているが、そんな単語通じる気がしないなぁ。ここで書かれているように刑事同士で普通に通じるとは思えない。局所的に通じる分野があるのかもしれないけど、どうなんでしょう。
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