文豪図鑑 の商品レビュー
いろいろな文豪の素顔が盛りだくさんで、面白い。 『母から「自分の干支の向かいにいる動物のものを持つといい」と聞かされ、酉の反対にいるうさぎのグッズを多く集めていた』という泉鏡花のエピソードが微笑ましかった。 文豪たちの紹介をそれぞれ読んでみて、なんだか鬱などで若く...
いろいろな文豪の素顔が盛りだくさんで、面白い。 『母から「自分の干支の向かいにいる動物のものを持つといい」と聞かされ、酉の反対にいるうさぎのグッズを多く集めていた』という泉鏡花のエピソードが微笑ましかった。 文豪たちの紹介をそれぞれ読んでみて、なんだか鬱などで若くして自死している人が多いと感じた。優れた文豪は、考えすぎてしんどくなるのだろうか。 ちなみに、もちろん今の版では改訂されているのだろうが、私の読んだ版では、夏目漱石の紹介ページで著作『虞美人草』が『不美人草』に間違われていて、間違えかたに笑ってしまった(笑)
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意外ときちんと整理されかけている。若い人に媚びたような作家のラノベ風肖像画で、逆に年長者は敬遠するかな。エピソードとか、作品のあらすじも紹介され、近代作家だけでなく紫式部・松尾芭蕉など古典、海外のトルストイやエドガー・アラン・ポーそしてフリッツジェラルドも拾っている。文豪の定義と...
意外ときちんと整理されかけている。若い人に媚びたような作家のラノベ風肖像画で、逆に年長者は敬遠するかな。エピソードとか、作品のあらすじも紹介され、近代作家だけでなく紫式部・松尾芭蕉など古典、海外のトルストイやエドガー・アラン・ポーそしてフリッツジェラルドも拾っている。文豪の定義としては選者の好みがあるが、ちょっとした読書のきっかけにはなる。
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文豪たちがどんな人なのか、どんな作品があるのか、文豪同士の関係性など分かりやすくて良かった。ひとくせもふたくせもある文豪たち。自分の経験そのままなんじゃ…?と思うような作品も多かったんだなぁと思った(笑)
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絵は好きじゃないんだけど、こういう風に名作を紹介されるのはわかりやすくていい 萌え絵じゃないと今の人はもう読めないんだろうか 切ないネ
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小説とは散文体による創作物語。文豪は非常に優れた文学者。読者?この本の読者は簡単に教養知識を深めることを目指す暇人であろう。
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