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願いながら、祈りながら の商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2018/07/27

目線が変わるとものごとの見え方は全然違う。 ということを切実に感じた一冊。 普通にしてたら一方向からしか見えないわけで。 見えたらこわいけど。 見えなくても、考えられる人になりたい。

Posted byブクログ

2017/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

紀伊国屋で見かけて気になって手に取った作品。 この作者の本は初めて読みました。 解説にも書かれていましたが中学生の時に読みたかった作品です。 翌年には廃校になる過疎の村の中学校(分校)の話。 新任教師と5人の生徒がそれぞれ主人公になる章立てで最終章は エピローグといった感じです。 初めの3章は新任教師、中3女子、中1女子が主人公ですが その主人公があまりに幼稚で独りよがりで自分勝手な考えのため ちょっとイライラしました(最終的にはイライラは収まりますが)。 特に超感動ということもなく淡々と読み終わりましたが この5人の生徒がどんな大人になるのかなぁと思うような 親心が芽生えました。 印象に残ったところは神童の学君が過疎の村という環境のせいで 勉強について大きなハンデがあると弱音を吐くところを 親友の憲太君が諭すところです。 身につまされるというかそんな感じでした。

Posted byブクログ

2016/12/25

自分が何者であるのか悩み、苦しみながら成長していくのだ。自分にしかない特別な何かを求めて。 でも、それが息苦しさを助長することもある。オリジナリティとか個性とか。そんな言葉に踊らされる必要はない。「普通」であることに固執する必要も「普通」であることに落ち込む必要もない。自分らし...

自分が何者であるのか悩み、苦しみながら成長していくのだ。自分にしかない特別な何かを求めて。 でも、それが息苦しさを助長することもある。オリジナリティとか個性とか。そんな言葉に踊らされる必要はない。「普通」であることに固執する必要も「普通」であることに落ち込む必要もない。自分らしく生きられるようになればいいのだ。その「自分らしく」というのがまた厄介なものだったりするのだけれど。 きっとティーンエイジャーが誰しもぶつかる壁とそれをちょっぴり乗り越えていくお話。中学生に読んでほしいな。

Posted byブクログ

2016/12/07

北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学分校。生徒は五人。そこに赴任してきたのは、やる気のない若い教師。 廃校までの一年間。それぞれの物語。 青春小説。

Posted byブクログ