17歳の塔(2) の商品レビュー
※全2巻の感想をまとめてこちらに。 とある女子校の、学級内カースト(=塔)を描いた作品。 私も中高一貫女子校の高校編入組出身なので、こりゃ女子校あるあるだわーと思って読みましたw よく、女子校にスクールカーストは存在しない~という人もいるけれど、いえいえ決してそんなことはなく...
※全2巻の感想をまとめてこちらに。 とある女子校の、学級内カースト(=塔)を描いた作品。 私も中高一貫女子校の高校編入組出身なので、こりゃ女子校あるあるだわーと思って読みましたw よく、女子校にスクールカーストは存在しない~という人もいるけれど、いえいえ決してそんなことはなく。笑 というのは、私が塔の最下層に属していたからなんだろうか?頂点にいる子は塔の存在を感じないものなのかも?? 結局のところ、これが私!って言える“自分を持ってる子”が最強なんじゃないかなって思う。美醜や頭の良し悪しよりもさ。 理亜と小田嶋の、思い出に対する考え方の違いがとても印象的だった。私はこのどちらでもないなあと思って。 それはたぶん、私が二人のようには戦ってこなかったからだと思う。だけど過ぎ去ったからって、何年経とうがあの頃の悩みや痛みを笑い話になんて出来ないし…。 だったらわざわざ振り返って傷つきにいく必要はないな!ってことで、今はとくに思い出さないようにしてる。笑 あの時は教室で孤立することが何より恐ろしくて。でもどこかで、この関係はどうせ今だけのもの,今一人にならないためのものでしかない~って冷めた気持ちもあったと思う。 すごく限定的というか、閉鎖的というか…教室での人間関係や空気は、単純に良い/悪いで判断できるものではなかったんだなと改めて思う。 誰もが必ず通う場所,通る道でありながら、やっぱり学校は特殊な所だ!
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女子高のスクールカーストの目まぐるしい変遷を生々しく描いたマンガの第2巻。最後は少しだけ救われる形で完結した。とはいえ、女子の世界はやっぱり怖い…。
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