日本の歴史(7) の商品レビュー
足利家による室町幕府成立から衰退までを主に取り扱っている。足利尊氏からすると源氏の血を引いているので、北条家・鎌倉幕府の味方をすることに納得がいかず、後醍醐天皇側について戦っていたのは面白かった。 足利尊氏も戦を好まなかったが、後醍醐天皇との対立、実弟との戦で南北朝の対立を深めて...
足利家による室町幕府成立から衰退までを主に取り扱っている。足利尊氏からすると源氏の血を引いているので、北条家・鎌倉幕府の味方をすることに納得がいかず、後醍醐天皇側について戦っていたのは面白かった。 足利尊氏も戦を好まなかったが、後醍醐天皇との対立、実弟との戦で南北朝の対立を深めていった。 地方で権力をつける守護大名を征服するために、足利義満は積極的に地方で戦争をするが、守護大名からの反発を招く結果となる。そして、足利義教は守護大名の赤松家に殺害されてしまう。 権力を強化なものにするために、反対勢力を積極的に滅ぼそうとすると、かえって反対勢力が団結し、独裁政権を維持できなくなる、というのが室町幕府だったように思った
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まだまだ出てくるビッグネーム。楠木正成、新田義貞、足利尊氏などなど。鎌倉幕府も滅んだ…南北朝、授業でやった。思い出すこと、再認識、たくさん。日野富子も出てくる。1467年、応仁の乱。次の巻は戦国時代かな。楽しみ。
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