新米ベルガールの事件録 の商品レビュー
新米ベルガールが遭遇した不思議な出来事の数々に、彼の教育係になった先輩社員とともに奔走するコメディタッチの連作短編集。手に汗握る緊迫感のあるミステリーとは異なり、気楽な感じでサッと読むことができる。
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場所も仕事も崖っぷちなホテルに 今年も新入社員が入った。 連続短編4本なのですが、ベルガールが まったくもって共感できないというか 社会人これで大丈夫? と思える性格。 おっちょこちょいなのは仕方がないですが この考え方…ついていけないというか これが失敗の元になるのでは? と...
場所も仕事も崖っぷちなホテルに 今年も新入社員が入った。 連続短編4本なのですが、ベルガールが まったくもって共感できないというか 社会人これで大丈夫? と思える性格。 おっちょこちょいなのは仕方がないですが この考え方…ついていけないというか これが失敗の元になるのでは? としか。 話を進めていく上では、いい主人公かと思いますが。 事件としては、どれもこれも驚きの内容でした。 一番犯罪率が高かったのが、くま、ですが ベルガールの職務内容が一番恐ろしかったのも この話でした。
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ミステリーというほどの重たい事件は起きないので 中高生とかは読みやすいかなと思った。 二宮がドSな指導と書かれていたけど ドSというよりツンデレの方が近いかな〜、、 冷やかされてもおどおどしないくらい クールな感じででもどこか千代子に惹かれちゃうくらいの感じが理想だったな〜と思...
ミステリーというほどの重たい事件は起きないので 中高生とかは読みやすいかなと思った。 二宮がドSな指導と書かれていたけど ドSというよりツンデレの方が近いかな〜、、 冷やかされてもおどおどしないくらい クールな感じででもどこか千代子に惹かれちゃうくらいの感じが理想だったな〜と思いました。 お仕事小説としてはライトに読めます。
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崖っぷちに建つGPホテル、経営も崖っぷち。新米ベルガール千代子と先輩二宮が事件に巻き込まれる。 なんかねー、この主人公千代子、新米でおっちょこちょいはしょうがないとしても客室に大した理由もなく勝手に入ったりお客様が大事な話をしてても遮って自分の話をしたり。仕事ができるできない以前...
崖っぷちに建つGPホテル、経営も崖っぷち。新米ベルガール千代子と先輩二宮が事件に巻き込まれる。 なんかねー、この主人公千代子、新米でおっちょこちょいはしょうがないとしても客室に大した理由もなく勝手に入ったりお客様が大事な話をしてても遮って自分の話をしたり。仕事ができるできない以前に社会人としてどうなの?読むんじゃなかった。
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お客さんがほとんど来ない、崖っぷちホテルを舞台にしたミステリー短編集。 殺人事件とか、ものすごい事件が起きるわけではないけれど、小さな事件を、従業員サイド、客サイドの両方から見せることで、うまくミスリードを誘う構成になっているところがうまいと思う。 ただそれ以外の点はわりと強引だなと思う部分は多いし、何よりも、超個人的な意見としては、登場人物にもれなく好感が持てない…「タレーランシリーズ」もそのきらいがあったので、そういうことなんだと思う。
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ベルガールをしている主人公が、ホテルで起こる様々な謎を先輩コンシェルジュや上司と一緒に調査し解決していく物語。 この作者はタレーランシリーズで知っていて、そのシリーズ最新刊が図書館で借りられていたため隣にあったこの本を借りた。 タレーランシリーズとは違い、探偵役のような人はおらず、調査の過程で真相に近付いたりお互いの誤解を擦り合わせたら解決したり、という形になっていた。とてもフェアなミステリーでミスリードが上手く張られており心地良く騙された。 ただ各々の章で、謎を引き起こすためには仕方ないのかもしれないが、言動に問題のある人が少なからず登場し、時折むかつくこともあった。その言動に至る過程や理由付けが描かれている時といない時があり、あった時の方が人間ドラマに深みが出ていたので、個人的にはもっと細かい人間描写が欲しかった。 最後に千代子と二宮が付き合うまでいったかは議論の余地があるところだが、私はあそこまで奥手の二宮がトントン拍子にいけているとは思えず、まだ休みにデートをするかしないかの段階に留まっていると思う。タレーランでも一巻で仲良くなったと思ってたのに結局二巻でそこまで進展しなかったという風な描かれ方がなされていたから、続編が出たら付き合っていないことになるのではと思った。
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岡崎作品は タレーランの事件簿からです。 他の作品も 読んでみようと思いまして。 てっきり ホテル再生物語だと思ったのですが。 ちょっと 違いましたね。 でも 一気に 読めました。 でも こんな子 どの 職場にも 一人は いますね。 がんばるんだけど なぜか 空回りする子。 見てる分には 良いのですが。 いっしょに 仕事をするとなると 大変なんです。 今回のキーワードは つまずき。 猫 ですかね。 続編を期待したいです。
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この手の小説はトッカンが初めてでしたが 中々新鮮で面白かった。その後水鏡探偵が出て この手の小説では1番だと私は思ってます。残念ながら当小説は短編でしか耐えられない感じ。長編物が出来たら読んでみたいが 残念ながら今後読む機会は無いと思います!
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【感想】 ・お気楽ミステリ。そしてホテルは「笑えるホテル」となった。 【内容】 ・結婚式の二次会に謎の女。トイレの排水口に大量の髪の毛。 ・なんだか別れ話のような会話をしている子どもたちと、車上狙いの被害。 ・薬物取引かもしれない場を千代子のドジがひっかきまわす。 ・家族で宿泊...
【感想】 ・お気楽ミステリ。そしてホテルは「笑えるホテル」となった。 【内容】 ・結婚式の二次会に謎の女。トイレの排水口に大量の髪の毛。 ・なんだか別れ話のような会話をしている子どもたちと、車上狙いの被害。 ・薬物取引かもしれない場を千代子のドジがひっかきまわす。 ・家族で宿泊している高校生の息子が行方不明。そして仮眠中の千代子の枕元にあったプレゼントは。 ▼崖っぷちホテルについての簡単なメモ 【大原俊郎/おおはら・としろう】ホテルのフロントクラーク。五十歳。腹が丸々としている。やる気なし。口髭は自慢。 【長田/おさだ】キャバクラで脅され何かの運び人として使われることになった元ブロサッカー選手。 【落合千代子/おちあい・ちよこ】主人公。ホテルの新入社員。最大の特徴は生まれながらにそそっかしいこと。いきなり転んで「おっちょこちよこ」なるニックネームを頂戴した。ポジティブなのが取り柄。 【木下宗吾/きのした・そうご】ホテルで結婚式をあげたばかりの夫。 【木下穂乃香/きのした・ほのか】ホテルで結婚式をあげたばかりの妻。「最悪」と不機嫌。 【熊本憲介/くまもと・けんすけ】千葉県警本部長。ほぼ熊。大原とは子どもの頃からの友人。 【グランド・パシフィック・ホテ】舞台となるホテル。部屋数三百近く、建設後五年。プライベートビーチもある。のに、通称「崖っぷちホテル」。太平洋に面する崖の上にあるだけでなく経営的にも…。 【健太】家族旅行で来た小学五年生。 【貴文】手嶋銀次郎の息子。千葉在住で、佐賀の家を離れようとしない銀次郎との同居を望んでいる。 【手嶋銀次郎】佐賀で独り暮らししている爺さん。息子の誘いと二人の孫の懇願よって心ならずもホテルの客にされた。息子は貴文、その妻は絵美、孫は勇貴、紗絵。 【二宮宏人/にのみや・ひろと】ホテルのコンシェルジュ。二十五歳。仕事ができる。ミスはない。アイドルになれそうなほどのイケメンだが女性への対応に慣れていない感。わかりやすい欠点があるというが千代子にはわからない。 【ベルガール】この本では雑用係。ともあれ、客と直接接する仕事ではあるようだ。 【勇貴】手嶋銀次郎の孫の一人。なんやかんやいいもってお爺ちゃんのことが好きみたいだ。 【ヨシノ】手嶋銀次郎の自宅によく来ていた。人間ではなさそうなのでたぶん、猫? 【唯】家族旅行で来た中学一年生。旅を終えたくないもよう。
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軽く読める人が死なないミステリー。元ホテルマンの私からすると、このベルガール、大丈夫か?と不安になる…。大原主任も笑えるけれど、良く上司が務まるな〜と思ったし。それなりにちゃんとミステリーらしい仕掛けもあって面白かった。
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