脳と瞑想 の商品レビュー
瞑想の具体的な効用何か? 大学の授業で体を整えてこそ心が整うという考え方を知った。ジムには行っているが、瞑想はしたことがなかったので、瞑想も取り入れてみることにした(朝晩各30分)。その結果、明らかに頭がすっきりした。そこで文献による説明が欲しくなり、たまたま手に取った本が本書...
瞑想の具体的な効用何か? 大学の授業で体を整えてこそ心が整うという考え方を知った。ジムには行っているが、瞑想はしたことがなかったので、瞑想も取り入れてみることにした(朝晩各30分)。その結果、明らかに頭がすっきりした。そこで文献による説明が欲しくなり、たまたま手に取った本が本書だった。 本書の内容は網羅的である。具体的列挙すると、瞑想の仕方、覚醒下脳手術、脳のタイプ、脳と心の使い方、脳と瞑想、自我の科学、左脳優勢の社会、苦しみから抜ける方法、があげられる。 本書では、瞑想の方向性として、悟りや神秘的体験などに重きが置かれず、”観察”に重心が置かれる。”観察”とは、自己を見つめることである。瞑想をしていると、超越的な体験に気持ちよくなり、やみつきになる。しかしそこには、求めている安らぎはない。それを丁寧に多角的に説明するところが高評価ポイントである。 瞑想の目的は、日々落ち着いた心で過ごすためにあると思う。神秘的体験やビジネスへの利用を強調するような偽書にはない、質の高い知識がこの本にはある。つまり、本当に精神的に困っている人こそ読むべきだ。
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昔から能力開発とかに興味をもっていて、成績が落ち込むとこういう本を読み漁っていました。勉強しろよっていうね。しかもあんまり実践しないんですよね。 対談形式で、ところどころに挿絵があって読みやすいんですが、本の帯とか題名から思っていたのとは少し違う内容でした。 こんな瞑想をすると脳のこの部分で血流がアップしたり、θ波が出る~とか脳科学がメインなのかと思っていたら、どうやらメインは仏教の方で、脳科学の方はあんまり…。篠浦先生が「僕は○○は瞑想だと思っているんです」と問いかけて、プラユキ氏が「そうですね、仏教では~~」と続けていく感じ。個人的には篠浦先生には「思っているんです」という表現をあまり使わず、エビデンスをバンバン出してほしかったんです。
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前半 脳については少し難しい。後半 瞑想について、ブッダの考え方や脳の使い方・思考は日常生活や現代社会において汎用できる内容だった。 からだと心は別物なんだ。という考え方を言語化されていて、読んでいて気持ちが浄化された。
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