幻庵(上) の商品レビュー
最高に気持ちいい
まだ、上巻しかよんでいませんが、囲碁好き、歴史好き且つ作者好きな私にとって、最高に面白い小説です。今の時代の比じゃないくらい、名人になるのが大変なこととか、囲碁の背景も説明が加えられていて、難しい話の割には読みやすい。こんな読み応えのある小説をかいていただき、百田さんにありがとう...
まだ、上巻しかよんでいませんが、囲碁好き、歴史好き且つ作者好きな私にとって、最高に面白い小説です。今の時代の比じゃないくらい、名人になるのが大変なこととか、囲碁の背景も説明が加えられていて、難しい話の割には読みやすい。こんな読み応えのある小説をかいていただき、百田さんにありがとうと言いたいです。下巻が楽しみです。 ★5つどころか、★10個つけたいくらい読んでいて、楽しいです。
ak77
初めて百田尚樹さんの本を読んだ 最初にある人物をちょい出ししてから、その後でさらに詳しく説明が入ったので印象に残り読み進めやすかったと思う。 囲碁に関しては全く知識はないが、歴史背景学べて少し興味は持てたかな。 囲碁の対戦場面は緊迫感があるのだけど、囲碁が全く分からず、脳内で他の...
初めて百田尚樹さんの本を読んだ 最初にある人物をちょい出ししてから、その後でさらに詳しく説明が入ったので印象に残り読み進めやすかったと思う。 囲碁に関しては全く知識はないが、歴史背景学べて少し興味は持てたかな。 囲碁の対戦場面は緊迫感があるのだけど、囲碁が全く分からず、脳内で他のスポーツに置き換えて雰囲気で読んでた。 事前にヒカルの碁読んでおけばよかった。 難しいけど面白い。 小学生の感想文みたいだなオレの文。
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何なんだろうか、何を伝える本なのだろうか。 いつ、誰と打った。勝った。負けた。そういう羅列のようなストーリー。所々に棋士の考えとか書かれているが、ほんのちょっとで、勝った負けた、この人に勝ったから、段位はもそっと上だろうとか、5段だが7段の腕はある、とか。読んでいて、でっ?ってな...
何なんだろうか、何を伝える本なのだろうか。 いつ、誰と打った。勝った。負けた。そういう羅列のようなストーリー。所々に棋士の考えとか書かれているが、ほんのちょっとで、勝った負けた、この人に勝ったから、段位はもそっと上だろうとか、5段だが7段の腕はある、とか。読んでいて、でっ?ってなる。 あと、ハネ、オサエ、ノビ、アテなど囲碁の用語がでてくる。こういうのが分からないと、全然臨場感もでない。囲碁をする人が読んだら面白いのかな。 永遠のゼロや海賊と呼ばれた男は、かなり良かったのに、これは何なんだと思わせる作品 全二巻
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
百田尚樹作品。5作品目。 江戸末期の碁打ち・幻庵因碩を中心とした囲碁世界の物語。 囲碁はルールはもちろん、碁石も満足に触ったこともなく、対局の場面は内容が全く分からず飛ばし読みです。その部分は割愛しても、一人ひとりが碁に一生をかける鋼さ、直向きさが伝わってきて、その壮絶な人生に感動しつつ碁で生きて行く”凄さ”に心奪われました。 史実に基づいているのでしょう、上巻は、丈和と幻庵のそれぞれの師匠の姿から始まる。 二人の対局も多く、どちらかというと、丈和の波乱万丈さに引き込まれる。そして、碁打ち人生をかけた幻庵との対局に勝利した場面では、どちらが主人公かわからなかった。 若き天才棋士が、”10年後には簡単に追いつく”と言ったとき、知得が戒めた「碁はそこからが本当の修行であると心得よ。十年で追いつくかもしれぬ。だたし、そのためには死ぬほどの精進が必要となる」は、胸を刺された。 (下巻へ) 気になったフレーズは以下: ★幼い頃から本物に接することは非常に大切なことだった。…。本物ばかりを見て育った少年は、二流を見ると、たちどころに見破る目を持つようになるからだ。
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碁打ちで名人を目指す幻庵和尚のお話。 恥ずかしながら子供時代にヒカルの碁をマンガで読んで以来、囲碁に関する書籍を読んだ。 テンポは良いが、作中何局も対局するので、囲碁のルールを深く知らない自分としては凄さが伝わりにくい。 百田先生の小説は結構好きなんだけどな…という感じ。
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2.0 残念ながら 私には合いませんでした。 囲碁には興味あるんですが、フィクションとノンフィクションが混ざってるんですかね?よく分かりませんが、、、 囲碁のルール説明や囲碁の歴史的背景の話が多く読んでて疲れます。 私は、参考書を読んでいる気分になりました。
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囲碁をまったく知らない私でもたいへん面白く読むことができた。もちろん対局中の「白がハネた」「黒がノビた」など専門用語は意味がわからないが、勝負の流れや緊張感はとてもよく伝わるのでまったく問題はない。 やや難しい点は、囲碁の家元4家の主要人物が登場し、それも主人公の活躍前の時代から...
囲碁をまったく知らない私でもたいへん面白く読むことができた。もちろん対局中の「白がハネた」「黒がノビた」など専門用語は意味がわからないが、勝負の流れや緊張感はとてもよく伝わるのでまったく問題はない。 やや難しい点は、囲碁の家元4家の主要人物が登場し、それも主人公の活躍前の時代から話が始まるため登場人物が多いことと、時期によって名前が変わる(ときには師匠の名を受け継いだりする)ことで混乱しやすいことがあげられる。しかし主人公のほかに重要な人物は、元丈、知得の二大天才と、悪敵手の丈和で、これらの人物を意識の軸に据えて読んでいけばたいへんわかりやすい。 歴史小説なので、ストーリーは公知であり、ネタバレなどという概念は不要なはずだが、最初の人物紹介において「桜井知達 天才少年。」とだけ書かれているのを見ると、この少年は成人前に夭逝するのだろうとわかってしまう。わかってしまうけど知達少年が亡くなるくだりは悲しくて涙が出ます。 囲碁の名人碁所をめぐる人間模様が描かれた素晴らしい作品である。
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主人公が一人前になるまで。江戸時代の碁の世界を知ることができて面白い。百田尚樹はこのような軽めの伝記を書かせたら、本当に上手。テンポよく読み進めることができる。
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三千年前に中国で生まれたといわれる囲碁を、いまのようなかたちに進化させたのは、江戸時代の日本人だった。 徳川家康は碁を好み、当代有数の打ち手に扶持を与え、碁に精進するよう命じた。 やがて、四つの家元が生まれる。各家元の目標は、名人を一門から生み出すこと。 そのために全国から天才少...
三千年前に中国で生まれたといわれる囲碁を、いまのようなかたちに進化させたのは、江戸時代の日本人だった。 徳川家康は碁を好み、当代有数の打ち手に扶持を与え、碁に精進するよう命じた。 やがて、四つの家元が生まれる。各家元の目標は、名人を一門から生み出すこと。 そのために全国から天才少年を集め、ひたすら修行をさせた。 江戸時代後期、そんな破天荒な夢を持ち、ひたすら努力を続ける少年がいた。 その少年こそ、文化文政から幕末にかけて当時の碁打ちたちを恐れさせた一代の風雲児「幻庵因碩」である。 んーーーーーー、なんか、長くて。 思ったほど入り込めず、結局、上巻のみでやめちゃった。 百田さんの小説好きだったはずなんやけど、最近はいまいちだわ。
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碁を知らない人には少し難しい。 という私も碁を知らないが、著者が知らない人にも情勢の変化がわかるように上手く描いていて、とても面白い。 碁を少しでも知っている人には、もっと面白いものになるはず。登場人物が多いので、相関図を書きながら読むことをお勧めする。手筋は覚えなくても良いが、...
碁を知らない人には少し難しい。 という私も碁を知らないが、著者が知らない人にも情勢の変化がわかるように上手く描いていて、とても面白い。 碁を少しでも知っている人には、もっと面白いものになるはず。登場人物が多いので、相関図を書きながら読むことをお勧めする。手筋は覚えなくても良いが、碁の段位の違いでハンデがあるのでこれも覚えながら、読むのが良い。
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