猟師になりたい！ の商品レビュー

北尾トロ(著者)

2023/01/20

これは文句なしに面白かった～。やっぱりすごいや、北尾さん。北尾さん狙いどおり、素人目線をふんだんにいれてくれており（というか素？）、そうなっちゃうよね、と思えるものばかり。猟師になりたくなってきた（笑）

2020/02/11

ライターさんが東京から長野県松本市に移住したのを機に、猟師になる体験談の本。
猟師になる免許を取り、猟をやってみるまでの流れが分かりやすく書かれており、やってみたくなった。

2018/12/13

北尾トロが猟師になったルポ

作中でも書いてあったけど、山賊ダイアリーに影響を受けているようで、空気銃で鳥撃ち専門
なので、銃を持つまでの過程も含めてどうしても二番煎じとしか思えぬ
猟の楽しさとかは山賊ダイアリーを読んだほうがいいんじゃないかな

読んだ価値があるとすれば、後半の現在の山林の害獣の状態とその管理の現状について
そのへんは本職のルポライターらしく、「あ～、問題だよね～」と思わせてくれる

ただ、そこまで問題になっているのであれば行政がもっとお金を落として本格的に介入すべきだし
そもそも山の所有者が管理すべき問題
まぁ、だからこそ山林の所有者には皆なりたがらないんだろうけど

そういえば、前に森林学会だったかで王子製紙の発表で、適切に管理している山林のもたらす効果を定量的に示した上で、これだけ環境に寄与してるんだから補助金をもっとくれてもいいじゃないかというのがあったなぁ
個人的な意見として、人工林でも二次林でもいいけど、適切に管理された森林はもっと実利的に評価されてもいいと、個人的にも思う
なので、猟師の待遇ももっと良くなってほしいとは思うよ

2018/04/13

放射能の危険 伊那市 猟友会の維持すら困難 マタギ ジビエ料理の普及を目指す動き 何はともあれ第一関門突破だ 銃を使わないワナ猟 知識も経験も埋蔵量ゼロの自分には高いハードルに思えるが 『ぼくは猟師になった』千原信也 『山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記』岡本健太郎 生活安全課の担当者 法令遵守の精神で 難しいことが書いてあるようだが、一般常識を当てはめればわかることが大半なのだ。 「実包なし、異物なし」は完璧だが、それ以外の確認の声や手順は心もとない。 犀川や千曲川 長野市篠ノ井の国道19号線沿いでラーメン店『八珍』を営む ハンチング帽 ヤマドリ（雄。雌は撃ってはならない） 真鴨の雄は青首だ 半矢 安曇野市明科 三脚を使用 新しい猟場発見の楽しみを得る 南信は大物猟の本場 獲った物を売って暮らすシンプルさが気持ちいい 猪鍋の配膳係 追い立て役の勢子せこ 米山美希 南信・飯田市の星野屋 熊は別格、ジビエの王だと思った。ガンロッカー スコープ 解体ショー 頬付け練習

2018/01/29

著者定番の体験型レポート。長野県松本市への移住がそもそもお試しだったとは著者の弁。猟師のインタビューをオファーされて、猟師にならなければちゃんとした取材ができないと思い込む著者を微笑ましく思う。著者が参考にした『ぼくは猟師になった』『山賊ダイアリー』は自分も読んだ。猟師は高齢化もあって減少していき、有害鳥獣は増加している。現在の狩猟を囲むシステムを変えなければ、自然との共生が難しくなろうとしているのだろう。さくさく読めて、ためになるエッセイだ。

2017/11/05

「猟師になろうと思う」家族への突然の宣言。中年になってから長野に移住したライターが、猟師になることを決意した！　アウトドアに縁がない人生からどうやって猟師になった？　猟銃講習会でいきなり試験、実射経験なしでの銃購入、２０代女性猟師との出会い、命を獲ることへの家族の反応……。初シーズン、新米猟師は獲物を仕留められるのか？　多くの先輩から教えを受けつつフントーした１年目の日々を気負わず綴ったレポ。

2017/04/28

20年前に、スイスでライフルを撃たせてもらった。左手で支えた銃身に頬を付け、銃床をしっかり肩にあてて慎重に引き金を絞る。当たるものではないと言われたクレーが割れ、ビギナーズラックもはなはだしいと驚かれたが、照れ笑いの記憶とともに、銃を構えて狙いを定めていたあの瞬間、自分の中に眠っていた狩猟本能が確実に刺激される感覚があった．．．なんて。

免許を取って空気銃を始めた著者が、毎日わくわく興奮しながら狩猟にはまっていく様子が、なごませるイラストとともに軽くつづられていて、楽しい。自分もチャンスがあれば、狩猟免許は取ってみたい。わなで満足するか、銃まで行くかはわからないけれど。

地方の過疎化が進み、獣害のニュースもふだん目にすることが多くなってきた。山の肉の流通量も少しずつ増えてきているのだろう。この流れは止まらないと思う。

2017/03/28

猟師に興味なんてなかったが
何か面白い本が読みたくてトロさんなら
領域が違っても面白いだろうと読んでみた

肉類に興味がないが
この本を読んだら自分も猟に興味が出てきた
ヤマドリ食べてみたくなりました

2016/11/02

8月の西荻ブックで初めてトロさんにお会いして、ご挨拶申し上げましたが、松本に住んでいると言ってました。新参者の僕は何も知りませんでしたが、本書でよーくわかりました。