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ビジネスZEN入門 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2023/09/23

簡単には理解できないです。 禅に興味はあるけど、 修行も何もしていない人間には、 本を読むだけで会得しようなんざ、 それこそ煩悩のカタマリだと思う。でも、 少し理解できた、理解しようと思えた。 そんな本でした。

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2023/03/04

京都の有名なお寺の妙心寺の住職の本なんだけど、禅本かなり読んでるけど、それらと比べてもかなり良い本だった。禅とマインドフルネスの違いを明確に言ってるのも良かった。

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2020/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

zenを通した世界観、世界から見た日本、物事の考え方をしるしてくれている一冊。おもしろい。 禅を通して、日本についてどういうところなのか、位置付けを語って頂けていることもよい。 メモ ・マインドフルネスと禅の違いは根本にある瞑想する動機、目指すべき方向が全く異なる。効果があるからやろうというゲインの考え方がマインドフルネス。禅は御利益のためではなく、それを実践することが目的になる。 ・日本の価値観。懐石料理にはメインがない。believe in somethingでなく、respect for something ・グローバルリーダーに大切な資質は感動できること。心が大切。日々自分の心に向き合い、心に問いかけながら過ごすこと。それが禅を通じて目指していること ・不二の態度。二つに完全に切り分けて考えない。

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2019/07/30

世界中のビジネスリーダーがたしなんでいる禅(ZEN)の本質について書かれた本。 禅の中心にあるのは「実践」。これはビジネスでも同じことです。当たり前のことを毎日実践し続ける。この積み重ねがやがて大きな財産になります。

Posted byブクログ

2019/07/22

松山大耕さんの講演を聞く機会があったので本を購入してみた。仏教というと難しい、固いというイメージが湧くが、分かり易く身近な例を用いて説明してくれている。 「童心是れ祖心に通ず」 「上下するバイオリズムの波の中で、下がっているときというのは、自分を磨く時間だと私は考えています。」...

松山大耕さんの講演を聞く機会があったので本を購入してみた。仏教というと難しい、固いというイメージが湧くが、分かり易く身近な例を用いて説明してくれている。 「童心是れ祖心に通ず」 「上下するバイオリズムの波の中で、下がっているときというのは、自分を磨く時間だと私は考えています。」 これらの文がとても刺さった。 仏教とは捨てることなり。大人になって自然と身に付いた常識や癖を捨て、子供のように素直に物事を受け止めつつ、こつこつと成長を重ねていくことが重要であると感じた。

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2017/03/11

禅の本を読むと、まったくわからないか、煙にまかれたような読後になるが、本書も読みやすいがまったく理解も納得もできない内容だった。禅とは余計なものをなくし、本質にせまることがひとつの主旨なのに、なぜ回りくどく、合理的なないのだろう。 ・日本の子供たちは座禅のとき、素直に言うことを聞...

禅の本を読むと、まったくわからないか、煙にまかれたような読後になるが、本書も読みやすいがまったく理解も納得もできない内容だった。禅とは余計なものをなくし、本質にせまることがひとつの主旨なのに、なぜ回りくどく、合理的なないのだろう。 ・日本の子供たちは座禅のとき、素直に言うことを聞くことが美点。ヨーロッパの子はじっとしていられない。 →単にいう事聞くのが美点?思考停止なだけかも ・尼僧が毎朝3時に起きてごま豆腐をつくっていたが、高齢により手が遅くなったので1時に起きてつくるようにした美談として語る。 →いやいや、寝ようよ。休んだほうがいいよ。完全にブラック企業体質じゃない。 ・「なぜ毎日落ち葉掃除をしないといけないの?」「じゃなぜ君は毎日ごはんを食べるの?」 →掃除しななくても死ななないけど、食べないと死ぬよ。 とこんな具合で、一つ一つがまったく納得行かず、完読が非常に辛かった。これで禅の普及になるとしたら、思考停止している人だけだろう。それが狙いなのか。 もしくはこれで禅への疑問が、読者に考えさせるという反面教師的な効果を狙っているのなら、相当な策士。 ちがうと思うけど。

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2016/11/12

禅は、ゲインでなくルーズである。何かを身につけるためではなく、身についたものを削ぎ落とすために行う。その過程で、本当に大切なものに気付いたり、自分自身の本質に目を向けることができる。飽くなき「即効的/直接的ゲインの世界」の先に何もないことが判りつつある現代だからこそ、仏教やZEN...

禅は、ゲインでなくルーズである。何かを身につけるためではなく、身についたものを削ぎ落とすために行う。その過程で、本当に大切なものに気付いたり、自分自身の本質に目を向けることができる。飽くなき「即効的/直接的ゲインの世界」の先に何もないことが判りつつある現代だからこそ、仏教やZENが再び注目を集めているのではないか。

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2016/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先日講演を聞く機会があった松山さんの最新著書。 何かをすることで何かを得る「物資的な豊かさ」から、余計なものを削ぎ落とし本質を見つめることで「精神的な充足」を得る。これがZENの考え方。考え方はいたってシンプルなんだろうけども、ウーン、深い。でも、何かこう痺れるようなカッコ良さがある。この著書を読むと、ちょっとだけ大人の階段を登れるような気がします。 ・働きを見る。意味の無いことにでも、意味の無いことにこそ、どのような心がけで対応しているかで、その人の本質が透けてみえる。どんな些細なことにでも心を砕いて対応出来る人間なんかを見る。 ・陰徳。誰が見ているわけでもないが、良い行いをすること。良いことをしていれば主張しなくても、自ずとその行いはわかるもの。そしてその人の人格が磨かれ、にじみ出るものが出てくる。 ・禅は本当にシンプル。しかし、ただ手を抜いただけの単純なものとは異なる。考え抜いたあげくの究極形。無駄なものを何一つつかっていない。だからこそ、そこに見る人の気持ちが反映され人をの心を動かす。 ・キリスト教やイスラム教は一神教。人類を超越した絶対なる神を崇め、神に導いて貰う、すなわち何かをすることでゲインするというスタンス。一方の仏教は、お釈迦様も同じ人間であり、お釈迦様同様、1人の人間が修行を通じて、悟りを開けると考えるもの。何かを信じた対価として救って貰うのではなく、自らの修行で道を切り開くというスタンス。同じ宗教でもスタンスは全く異なる。 ・マインドフルネスと禅は似て非なるもの。マインドフルネスは心の安定を求めて行うもの。一方、禅は瞑想なら瞑想を、走るなら走ることそのものを、ただ集中して行う。つまり行動の対価を求めるか否か、が根本的に異なる。確かにマインドフルネスにより、一時的には心の安定がもたらされると思うが、この安定は長く続くものではない。一方で、禅は、一時的な安定がすぐに得られることはないが、突き詰めて行けば永い安定がもたらされるもの。 ・無意識の意識。人が意識出来るのはわずか5%。95%は無意識がしめる。人間は極限を超えることで初めて無意識の領域に働きかけることができる。この無意識の領域をも正していくために、極限を超える修行を行う。 ・今、我々が豊かな生活が出来るのは先代が築き上げてきたものがあったからこそ。先代の遺産を食い潰してばかりで、未来に残す種を植えられているのか。危機感を持つべき。 ・不二。白か黒かといった二次元的な捉え方はしないという考え方。何事も二つの立場に分けることはできず、その間には無限の立場や考え方があると捉えるのが日本流。グローバルというと、海外の考え方に我々が歩みよらねばならないと考えがちだが、大事なのはお互いの国の考え方やスタンスを尊重すること。日本には日本の考え方があるのだからそこはもっと自信を持つべき。不二というスタンスを持つ日本だからこそ、相手の国を尊重出来るし、また、日本人の曖昧さはマイナスのイメージでとらえられがちがだが、ビジネスの世界で考えるなら、この曖昧な態度が非常に交渉しにくい、ハードネゴシエーターに映る、武器になる。 ・日本では守破離という言葉がある。型を学び、型を突き詰めた後に、型破りのステージが来る。形無しの型破りは長続きせず、一発屋で終わることが多いのではないか。これをクリエイティブという考えに置き換えると、西洋では生まれる数は多いが形の無い斬新さ、目新しさが多いのでないか。一方で、日本では生まれる数は少ないかもしれないが形を突き詰めて研ぎ澄まされた普遍的に受け継がれるものが多いのではないか。 ・リーダーシップというのは身に付けようと思って身に付くものではなく、人として当たり前のことをし続けた先に自ずとついてくるもの。 ・いいことは、世の中をゆがめる可能性があることに心を致さなければならない。いいことをしたいという自己満足のための行為になっていないか、本当に世のためになることなのかを考えること。 ・与えられた環境の中で、いま自分ができる最良のことをする。他人の行動に干渉し、あれこれと思いを膨らませない。

Posted byブクログ