浪人若さま新見左近 人斬り純情剣 の商品レビュー
浪人若さま 新見左近 シリーズ12 48歳で、第六代将軍家宣となる、徳川綱豊の若い頃。 昨年に発令された「生類憐みの令」も、庶民の間に浸透し、当初懸念されたような事もなく、左近は安堵し、相変わらず、根津の甲府藩上屋敷と、お琴の店を行き来して、気楽に暮らしていた。 そんな折、...
浪人若さま 新見左近 シリーズ12 48歳で、第六代将軍家宣となる、徳川綱豊の若い頃。 昨年に発令された「生類憐みの令」も、庶民の間に浸透し、当初懸念されたような事もなく、左近は安堵し、相変わらず、根津の甲府藩上屋敷と、お琴の店を行き来して、気楽に暮らしていた。 そんな折、権八の仕事仲間で、浪人の坂手文左衛門と知り合う。 左近は、一眼で文左衛門の人柄を気にいる。 三年前、文左衛門の妻・静の兄、関戸重正が、藩政を正そうとして、これを好とせぬ重臣たちの手によって、惨殺された。 「忠義心をすて、我らの事はわすれて、静と夫婦仲良く生きろ」と、言い残し、重正は、息を引き取った。 重正の妹である静にも累が及びかねないと、追手がつく前に城下を去り、江戸へ来た。という過去が文左衛門にはあった。 左近も、ますます、綱豊らしく、貫禄が出てきた。 残り、2シリーズとの事。 どのような展開になるか、楽しみ。
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シリーズものと知らずに購入。時代小説。暴れん坊将軍の様な演出。勧善懲悪ものが好きな人には良いかもしれません。 本編の主人公、新見左近は後の六代将軍徳川家宣とのこと。浪人の様に振る舞う様は、貧乏旗本の三男坊と同じ。悪党の前に現れ、自分の名前を言わせるのも同じ。今回は訳あり浪人の文...
シリーズものと知らずに購入。時代小説。暴れん坊将軍の様な演出。勧善懲悪ものが好きな人には良いかもしれません。 本編の主人公、新見左近は後の六代将軍徳川家宣とのこと。浪人の様に振る舞う様は、貧乏旗本の三男坊と同じ。悪党の前に現れ、自分の名前を言わせるのも同じ。今回は訳あり浪人の文左衛門と仲良くなり、彼の窮地を救うと言うストーリー。 ても、嫌いではないです。若様の正義感が良いです。 世の中、こんな権力者ばかりならよいのに。
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