宮尾登美子遅咲きの人生 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宮尾登美子さん、強い女性、土佐の女性。高知の花柳界での育ち、結婚してしてすぐ満州に、敗戦、難民生活、引揚、結核感染、夫の暴力、再婚、53歳「一絃の琴」で直木賞・・・。自伝的小説4部作では、岸田登美子~前田登美子~宮尾登美子の88年の生涯の内、岸田登美子と前田登美子の前半までしか語られていません。大島信三氏が全280頁で、112頁までを前半、113頁から「綾子のその後」の人生を描きました。「宮尾登美子 遅咲きの人生」、2016.10発行。昭和38年、高知新聞の宮尾雅夫との出会いで、後半生大きな花が咲きました。
Posted by
- 1