理不尽に「攻撃してくる人」から自分の身を守るスキルの身につけ方 の商品レビュー
自分は不安が強いタイプなのだと自覚できたことは大きな収穫だった。不安が強いことから生じた思い込みや妄想、それが人間関係に暗い影を落としていたのだと気づいた。 子育てにおいても、私が不安に思う気持ちが子どもに伝染して、子どもが不安そうに振る舞い、それが私を翻弄する、という悪循環が生...
自分は不安が強いタイプなのだと自覚できたことは大きな収穫だった。不安が強いことから生じた思い込みや妄想、それが人間関係に暗い影を落としていたのだと気づいた。 子育てにおいても、私が不安に思う気持ちが子どもに伝染して、子どもが不安そうに振る舞い、それが私を翻弄する、という悪循環が生まれている。 例えば、実家が近ければ親に子育てを手伝ってもらえて、もっと気が楽で、楽しかったかもしれない、という思い込み。「何か事故があったらどうしよう」「お外に言ったら風邪をひくかもしれない」「遠出して何かあったらどうしよう」「じぃじばぁばが一緒だったら気楽だったのにね」という不安や思い込み。そういう不安を子どもは敏感に感じ取って、私が子どものそばから少しでも離れようなら、離れないでと泣き叫ぶ。料理をしようとキッチンに立てば、私にしがみついて料理をさせまいと邪魔をする。 私自身が思考を変えなければ、我が子にも影響してしまう。母親のネガティブな感情を家庭に充満させるのはマイナスでしかない。 一方で、不安が強かったから、確実な人生を歩んできたともいえるかもしれない。不安が強かったからリスクを取らず危険を避けてきた。石橋をたたくように人生を歩み、選択してきた。だから今の平穏な生活を送れているのかもしれない。 不安が強い自分の性格を変える必要はない。ただ、そういう思考のクセがあることを知っていることはとても大事だと思う。
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