こんなにおもしろい司法書士の仕事 第8版 の商品レビュー
ひょんなきっかけで興味を持った司法書士。年1回の試験で合格率が3%前後の難関試験であるらしい。受験資格が問われない多様なキャリアの人材が集まる。世の中にはいろんな資格があるが、著者が語る士業の比較が面白い。同じ司法関連の資格である弁護士が戦時産業で、司法書士が平和産業と例えるくだ...
ひょんなきっかけで興味を持った司法書士。年1回の試験で合格率が3%前後の難関試験であるらしい。受験資格が問われない多様なキャリアの人材が集まる。世の中にはいろんな資格があるが、著者が語る士業の比較が面白い。同じ司法関連の資格である弁護士が戦時産業で、司法書士が平和産業と例えるくだりは、的を得ていて納得感が得られる。膨大な量の内容を勉強しなければならないが、取り組みの姿勢として、人間というのは自分の姿を世間に投影する、として考え方が幸/不幸を分かつ発想がいい。平易な文章で気楽に読める構成になっていて、一気に読むといい。
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