緋の舟 往復書簡 の商品レビュー
言葉を大切にされる二人の 往復書簡は、何より 美しい日本語に身を浸すようで 読んでいて、心洗われる。 文化について、 言葉について、 さまざまな視点から 考え、交わされる想いのやりとり。 「言葉というものは、 人から与えられるものじゃなくて、 自分の中にすでに宿っている それ...
言葉を大切にされる二人の 往復書簡は、何より 美しい日本語に身を浸すようで 読んでいて、心洗われる。 文化について、 言葉について、 さまざまな視点から 考え、交わされる想いのやりとり。 「言葉というものは、 人から与えられるものじゃなくて、 自分の中にすでに宿っている それを発見していく営みなんだ」 という一節。 しかし、与えられた言葉によって 自分の中に言葉や思考が培われ、 より充実し、豊かなものになるのだ。 読後、そう思った。
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心が洗われるようなステキな往復書簡でした。お二人の人柄が書簡に溢れ出ていました。装丁もまた素敵で、ずっと手元に置いておきたくなりました。言葉を大切にされてる人の文章に触れるのは何よりも癒されます
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多くの人と一刻も早くこの価値観を分かち合いたい。読み進むうちそんな衝動に駆られる。付箋を貼り、心に残る箇所をノートに書き写す。でも、この特別な本のことを誰かに紹介するのはとても難しい。 往復書簡を交した期間は2014年5月から2015年10月。 おふたりがお互いを尊ぶ心遣いまで伝...
多くの人と一刻も早くこの価値観を分かち合いたい。読み進むうちそんな衝動に駆られる。付箋を貼り、心に残る箇所をノートに書き写す。でも、この特別な本のことを誰かに紹介するのはとても難しい。 往復書簡を交した期間は2014年5月から2015年10月。 おふたりがお互いを尊ぶ心遣いまで伝わるような言葉遣い。 表紙の手触り、色、文字、写真、目次のレイアウト‥本を手にした瞬間から、目や手、心に触れるすべてのものが美しい本。 巻末のブックリストも充実。
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