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はじめての短歌 の商品レビュー

4.2

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

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2023/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短歌イベントのために再読。 短歌の詠み方を分かりやすく解説しているので、導入に最適である。想像の余地を作る、いつもとは違う視点で物を見る。 山田航氏による解説が素晴らしかった。

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2023/04/11

「生きのびる」ための言葉(社会性)と「生きる」ための言葉(非社会性)。 犬はかわいいが、猫は命に対するチューニングの甘さの故に憧れる。

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2023/05/01

「改悪例」を載せるアイディアが面白く、取り上げられていた短歌も好きなものが多かった。 ただそれ以外の穂村弘の「親しみやすさ」「気やすさ」の演出が絶妙に肌に合わなくて読み通すのがちょっときつかったな。 お一人様三点限りと言われても私は二点でピタリと止めた / 田中澄子(p.8...

「改悪例」を載せるアイディアが面白く、取り上げられていた短歌も好きなものが多かった。 ただそれ以外の穂村弘の「親しみやすさ」「気やすさ」の演出が絶妙に肌に合わなくて読み通すのがちょっときつかったな。 お一人様三点限りと言われても私は二点でピタリと止めた / 田中澄子(p.87) 取っ付きやすくするための演出に対してこういうささやかな抵抗をしながらずっと読んでた気がする

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2023/02/01

めっちゃ面白かった。 早く知りたかったこの本。 生きのびるだけだと息苦しくなるから、生きるために世界をズラす訓練としての短歌。立ち止まるための短歌。やってみたくなる。

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2023/01/31

歌集を何冊か大人買いしたのですが、短歌について無知な為、その頭で読んだらもったいないので、まずこの本を読んで短歌とはなにか勉強しようと思いました。 以下は、読みながら書いたメモ書きです。 ・新聞記者で詩人という人も世の中にはいる。穂村さんは総務課長で歌人。でも違う文章の使...

歌集を何冊か大人買いしたのですが、短歌について無知な為、その頭で読んだらもったいないので、まずこの本を読んで短歌とはなにか勉強しようと思いました。 以下は、読みながら書いたメモ書きです。 ・新聞記者で詩人という人も世の中にはいる。穂村さんは総務課長で歌人。でも違う文章の使い方をする。 ・存在しなくても死なないもの。 ・正常の価値観とは違うもの。 ・本当に好きだと思うもの。 ・死ぬ日に覚えている思い出が一個でも多い人生がより良い人生なのではないか。 ・反コンビニ的というか反社会的。 ・「生きる」の「生きのびる」に対する非対称性。 ・社会化された訓練からもたらす改悪。短歌とは。 ・留学生の日本語。その神秘的な間違いに素敵な回路が誤作動する。 ・大事なことをわざと書かない。 ・短歌のリズム→五七五七七を崩す。 ・いいオノマトペは心に上書きされる。 ・誰が詠んでもOKですが、素敵なことを詠むと失敗します。 ・いい短歌はいつも社会の網の目の外にあって、お金では買えないものを与えてくれる。 感想 私は短歌的な発想はないごくごく普通の人なんだなあとつくづく思いました。

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2022/10/14

短歌の視点ってそうやってものを見るんだっていう参考になった 無駄なこととかガラクタなほど短歌は良いっていう たしかにってなった あまり意味のあることを追い求めても疲れるよなと思う 頭を切り替えるツールとして短歌、短歌の考えはいいなと思った

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2022/09/17

「生きること」と「生きのびること」って全然違う。 短歌の楽しみ方がわかったし、書いてみたくなった。不器用な人ほど魅力的だな〜

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2022/08/16

社会生活は「生き延びる」こと、私生活は「生きる」こと。短歌のよさは「生きる」を表現してかつ驚きがあること。 な〜んて社会の言葉であらわしてみたけど、死を共有するもの同士の共感ってほんと不思議。短歌を詠んでみたくなった。

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2022/08/14

短歌の良さは日常の常識からのズレ。 休みの日は、会社の私ではなく私個人として、 五感を大切に、もっともっと無駄なこと、 意味の無いことにも目を向けよう。

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2022/07/10

読みやすくて2時間で一冊全て読んでしまった。『短歌』の書き方というよりも、『短歌』とはなにか?がわかる本。新聞記者と詩人の違いみたいなものも面白かった。ユーモアたっぷりで著者の人柄まで伝わる一冊。

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