中小企業の持続的成長を支える管理の仕組みづくり の商品レビュー
上場企業の子会社などは、比較的小さな規模のところも多いので、この本の企画趣旨はものすごくいいと思う。 執筆陣も、内部監査人かつ診断士。 読んで見ての感想は、やっぱり中小企業の内部管理、内部統制整備は、難しいなあという、いまの感触と変わらず。 つまり、企業規模に見合った内部統制、...
上場企業の子会社などは、比較的小さな規模のところも多いので、この本の企画趣旨はものすごくいいと思う。 執筆陣も、内部監査人かつ診断士。 読んで見ての感想は、やっぱり中小企業の内部管理、内部統制整備は、難しいなあという、いまの感触と変わらず。 つまり、企業規模に見合った内部統制、というその一言が魔物です。まあ、すぐさまフィットする何かがわかるわけでもないので、それこそひとつひとつの施策の積み上げと改善、変更しか取る行動はないんだろう。 それでも考える材料はそこそこ散らばってました。 特に第3章は、典型的な中小規模企業の各種業種における事例が紹介され、重要リスクとその管理策が記載されていて、内部監査でのリスク洗い出しの参考になる。 ・チェックシートの活用(手順書・マニュアルにかわるもの) ・(小規模企業)「会社がひっくり返る問題」にフォーカスする。業法遵守、資産・負債の実在性、労務管理。そして、事業承継。
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