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みやこさわぎ の商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2017/09/16

2巻目の長編に比べると、テンポがやや落ちてしまったような気がした3冊目「みやこさわぎ」でした。 1冊目と同じ短編シリーズ。 前半4作が私はどうもなかなか読み進められずに苦労しましたが、後半3作「百合の真贋」「鬼怒川便り」「ポワリン騒動」はとっても楽しかった……! ノゾミちゃん...

2巻目の長編に比べると、テンポがやや落ちてしまったような気がした3冊目「みやこさわぎ」でした。 1冊目と同じ短編シリーズ。 前半4作が私はどうもなかなか読み進められずに苦労しましたが、後半3作「百合の真贋」「鬼怒川便り」「ポワリン騒動」はとっても楽しかった……! ノゾミちゃんの作る家庭料理、私もすごく食べたい…… 読みながらお腹が減った1冊でした(笑)

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2017/08/03

お蔦さんの神楽坂日記は、これですね! 大きな事件の謎解きよりも、ご近所・芸妓仲間・望の友人など、身近な人々のちょっとしたあれこれを望がジタバタしながら、お蔦さんがバッサリと解決していく。 お蔦さん、憧れるなぁ。

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2017/07/08

2作目と違って平和だった!良かった!!笑 このシリーズはやっぱり短編集の方が好きかなー 色んな人が主人公になるし。 どんどん成長してるのも楽しい。あの人いまはどうしてんのかな〜って気になる。

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2017/03/19

高校生になった滝川望は、両親が転勤で北海道に暮らす間、神楽坂ではきもの屋を営む、祖母・お蔦さんと暮らしている。 花街出身で料理のできない祖母の代わりに、望が腕をふるう。 時々考えが主婦目線になっているのはお愛橋。 「お蔦さんの神楽坂日記」第三弾。 前作は長編だったが、今回は再び...

高校生になった滝川望は、両親が転勤で北海道に暮らす間、神楽坂ではきもの屋を営む、祖母・お蔦さんと暮らしている。 花街出身で料理のできない祖母の代わりに、望が腕をふるう。 時々考えが主婦目線になっているのはお愛橋。 「お蔦さんの神楽坂日記」第三弾。 前作は長編だったが、今回は再び短編集。 事件の主役たちも内容も、それぞれバラエティーに富んでいる。 混み入った謎解きというよりも、読みどころは人生経験豊富なお蔦さんの発言だろう。 時々暴走するけれど。 今作では、これまで頼りない印象だった奉介おじさんがたびたびいい仕事をしている。 奉介さんは関わっていないが、「百合の真贋」が一番よかった。 『四月のサンタクロース』 自分のせいで「お父さんとお母さんがリコンしちゃうって!」小さな心を悩ませる真心(こころ)ちゃん。 奉介おじさんが話をしに行く。 『みやこさわぎ』 芸妓の都さんは、寿退職が決まったのに、浮かぬ顔。 えぐい、大人向けの話でした。 『三つ子花火』 急に三つ子を預かることになった、滝本家。 私もこういう男はいけすかないですよ。 妻とか母親って、ホント、損な立場。 『アリのままで』 「やりたいことをやろう」若いうちだから。 甘酸っぱい青春物。 『百合の真贋』 新藤先輩の祖父・新藤省燕(しんどうしょうえん)は有名画家。 ある一家の相続問題に五百万の絵がからんで… 新藤先生の粋な計らいと考え方。 『鬼怒川便り』 庇うことと、赦さないこと…その結果とは? 『ポワリン騒動』 望の友人・森彰彦の兄、行也(ゆきなり)はイケメンだがしょっちゅう失恋している。 実はアニオタだからなのか? やっぱり、オタクはオタクと付き合うのが気楽かな~

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2017/02/28

シリーズ三作目。 すっかり忘れてしまっていたけれど 読みながら思い出す。 そうだ、そうだ、そうだったと。 あまり激しい事件を取り扱うよりも、 今作のような 身近に感じられるほうが 登場人物に合ってる感じがして好きかな。 料理男子も四代続くと流石って感じ。 ただいまって帰っ...

シリーズ三作目。 すっかり忘れてしまっていたけれど 読みながら思い出す。 そうだ、そうだ、そうだったと。 あまり激しい事件を取り扱うよりも、 今作のような 身近に感じられるほうが 登場人物に合ってる感じがして好きかな。 料理男子も四代続くと流石って感じ。 ただいまって帰ってきて、 座ってたら食べ物出てくるなんて、 なんて素敵なことなんだ。 いいなぁ~!!!

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2017/02/21

+++ 高校生になった滝本望は、いまも祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前からお蔦さんと呼ばれる祖母は、料理は孫に任せきりだしとても気が強いけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。そのお蔦さんが踊りの稽古をみている、若手芸妓・都姐さんが寿退職することになった。幸せな...

+++ 高校生になった滝本望は、いまも祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前からお蔦さんと呼ばれる祖母は、料理は孫に任せきりだしとても気が強いけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。そのお蔦さんが踊りの稽古をみている、若手芸妓・都姐さんが寿退職することになった。幸せな時期のはずなのに、「これ以上迷惑はかけられない」と都姐さんの表情は冴えなくて…(「みやこさわぎ」)。神楽坂で起こる事件をお蔦さんが痛快に解決する!粋と人情と、望が作る美味しい料理がたっぷり味わえるシリーズ第三弾。 +++ 神楽坂という独特の趣のある街の人たちの日々の暮らしが見えてくるのが愉しいシリーズである。そんな街の人たちの日常に何気なく紛れ込む謎に経験と想像力で、思いやりのある答えを導き出すのがお蔦さんなのである。高校生になった孫の望(のぞむ)の料理の腕もますます上がっているようで、登場する料理の数々も魅力的である。神楽坂の裏路地に迷い込んでみたくなるシリーズである。

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2017/02/16

高校生になった滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ふたり暮らしの日々は変わらず騒がしい。神楽坂の若手芸妓・都姐さんが寿退職することに。おめでたいはずなのに、「これ以上迷...

高校生になった滝本望は祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。芸者時代の名前でお蔦さんと呼ばれる祖母は、気が強く面倒くさがりだけれど、ご近所衆から頼られる人気者だ。ふたり暮らしの日々は変わらず騒がしい。神楽坂の若手芸妓・都姐さんが寿退職することに。おめでたいはずなのに、「これ以上迷惑はかけられない」と都姐さんの表情は冴えなくて……。(「みやこさわぎ」)表題作をはじめ、粋と人情と望が作る美味しい料理がたっぷり味わえるシリーズ第三弾。

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2016/12/26

2014〜16年に「ミステリーズ!」に掲載された7話の単行本化で、シリーズ3作目。  望は高等部の1年生になっていて、1作目と同じ神楽坂界隈で進行する1話ずつ完結する短編集。  イタリアンの店を出している夫婦が離婚しそうだと2年生の娘が心配する「四月のサンタクロース」と、夫から...

2014〜16年に「ミステリーズ!」に掲載された7話の単行本化で、シリーズ3作目。  望は高等部の1年生になっていて、1作目と同じ神楽坂界隈で進行する1話ずつ完結する短編集。  イタリアンの店を出している夫婦が離婚しそうだと2年生の娘が心配する「四月のサンタクロース」と、夫から家事をネットで非難された三つ子を抱える専業主婦をお蔦さんが家出させる「三つ子花火」は、女性の側からの男の身勝手さに対する批判。  日本画の大家(望の美術部の先輩の祖父)の若い頃の習作が500万円で売れると知った遺族の争いを、当の大家は違うと断じて収めるが、実はフリマのような場所で500円で買われたことに衝撃を受けて、まじめに努力するようになったきっかけだったことをお蔦さんや望に語る「百合の真贋」は出色。  

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2016/12/01

シリーズ第3弾は短編7編。前作に比べるとずいぶんソフトなストーリーで安心して読めましたが、やはりこの人は江戸人情噺が似合うと思うのです。

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2016/11/15

【収録作品】四月のサンタクロース/みやこさわぎ/三つ子花火/アリのままで/百合の真贋/鬼怒川便り/ポワリン騒動   両親が離婚するのではないかと胸を痛める小二の少女、婚約したのに幸せそうでない若手芸妓、手のかかる男児の三つ子を置いて家を出た妻、内部進学生になじめないように見えるト...

【収録作品】四月のサンタクロース/みやこさわぎ/三つ子花火/アリのままで/百合の真贋/鬼怒川便り/ポワリン騒動   両親が離婚するのではないかと胸を痛める小二の少女、婚約したのに幸せそうでない若手芸妓、手のかかる男児の三つ子を置いて家を出た妻、内部進学生になじめないように見えるトップ校から入学してきた少女、著名な日本画家の若い頃の作品と思われる絵を巡り相続争いをする三姉妹、送られてきた鮎を巡る祖父母の喧嘩の記憶、そして大金を必要としていた友人の兄。それぞれの悩みに寄り添い、分からず屋には啖呵を切るお蔦さんが頼もしい。

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