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喪服の女に僕は耽溺れる の商品レビュー

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官能描写に重点を置いた喪服未亡人満載作品

メインの義母から始まって一応の紆余曲折を経た後に再び義母へと戻る。つまり、5年の歳月を経て、3人の女性を順に巡って、最後に義母と本当に打ち解けることができるまでの遠回りの一回りとなるストーリーはシンプルなものでしかなく、もっと言ってしまえば3人目のヒロイン以外はほぼ情交要員なので...

メインの義母から始まって一応の紆余曲折を経た後に再び義母へと戻る。つまり、5年の歳月を経て、3人の女性を順に巡って、最後に義母と本当に打ち解けることができるまでの遠回りの一回りとなるストーリーはシンプルなものでしかなく、もっと言ってしまえば3人目のヒロイン以外はほぼ情交要員なので2人ヒロインでも成立しそうなほど希薄な物語性なのだが、故に官能描写へ重点を置くための4人ヒロイン作品なのだと思う。弓月作品では時折見られる作風とも言えよう。 その意味では義母にかつての担任だった女教師や叔母(義母の実妹)、果ては由緒ある貴族の末裔という取引先のイタリア生まれの令夫人といった異種オールスターヒロインズ(叔母の33歳を除いて年齢不詳なのは何か意図があるのだろうか)に和洋の喪服を纏わせ、未亡人の寂しさと空閨の疼きを抱かせ、誠実な若き主人公に心身の癒しと解放を担わせた作品とも言える。主人公と刹那に情を交わしたサブヒロイン達はみな新たな一歩を踏み出している。この新たな一歩も主人公に影響を与えてはいるのであろうが、最後は令夫人の義母への後押しが決め手となっており、この演出に関しては幕引きへのアプローチとして知恵を絞った印象である。 官能描写は始めから全開である。相応の理由もあったりするが、自分でもよく分からないといった曖昧さも残して主人公を誘う上げ膳・据え膳な振る舞いはどれも唐突な印象。しかし、その描写こそが醍醐味だとすれば素敵にいやらしい場面のオンパレードとなる。 独特の擬音を奏でる濃厚なお口奉仕でまず発射、それから必ずと言っていいほど69に移行して発射、これで多少衰えようともヒロインが施す清拭奉仕でぐんと復活してようやく合体、そして最後は中に発射。さすがに前戯で頁を費やし過ぎな気もするところだが、ヒロインも積極的に振る舞うので淫猥度はかなり高いと言える。

DSK