ブラタモリ(3) の商品レビュー
「ブラタモリ(3) 函館、川越、奈良、仙台」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.10.15 143p ¥1,512 C0095 (2019.06.18読了)(2019.06.14借入) 2015年5月末から7月中旬にかけてテレビで放映された函館、川越、奈良、仙台、4都市の分...
「ブラタモリ(3) 函館、川越、奈良、仙台」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.10.15 143p ¥1,512 C0095 (2019.06.18読了)(2019.06.14借入) 2015年5月末から7月中旬にかけてテレビで放映された函館、川越、奈良、仙台、4都市の分の活字版です。川越は行ったことがないのですが、函館、奈良、仙台は行ったことがあります。 函館は、1970年代に北海道バスツアーに参加した時にコースに入っていました。 奈良は、1971年2月ごろ一度行って、1980年前後の4年間、大阪勤務で大阪府吹田市に住んでいた頃何度か足を運びました。 仙台は、大学時代に4年間過ごしました。 北海道バスツアーのときは、青森まで寝台列車で行って、青函連絡船に乗って函館に渡りました。帰りも、青函連絡船で戻りました。青函連絡船はもうないんですね。 函館の回では、青函トンネルや北海道新幹線の話が出てきます。岩手県に住んでいるけど、岩手県内はもちろん、青森県、秋田県もよく知りません。機会があれば行ってみたいものです。青森を見て、その足で北海道新幹線で北海道へ行くというのもいいですね。 函館山は、火山島で、長い年月をかけて北海道と陸続きになった。言われてみれば、なるほどそういう形ですね。函館山からの見晴らしがよくなったのは、明治32年に函館山を日本軍の要塞として使うときに敵を発見しやすくするために山を削ったためでした。(36頁) 川越は、川越市立美術館で時々興味深い展覧会をやるので、行ってみたいと思っているのですが、町の観光だけでも行ってみる価値はありそうです。江戸の雰囲気が残っているところなんですね。 奈良は、興福寺、東大寺、山野辺の道、等は行っていますが、平城宮跡には、行っていないかもしれません。行く機会があれば、足を運んでみたいです。 仙台は、下宿先を変えたり、教養部と専門学部の場所が違っていたりで、あちらこちらと歩き廻ったので、知っているつもりでしたが、ブラタモリで行くような場所は、知りませんでした。宮城刑務所は、会社に入ってから仕事で行ったように思います。城跡だったとは知りませんでした。 【目次】 タモリのつぶやき ◆函館 1 レールはどう函館を目指す?(2015年5月30日放送) 青森駅から函館をめざす 北海道へ上陸! レールの先は… 青函連絡船・摩周丸 2 函館の夜景はなぜ美しい?(2015年6月13日放送) 広くてまっすぐな道 火山が生んだ地形 函館山の秘密 ◆川越 3 なぜ川越は小江戸と呼ばれる? (2015年6月20日放送) 蔵のまち 舟運 江戸城の遺構 ◆奈良 4 奈良発展の秘密は“段差”にあり!? (2015年6月27日放送) 平城京跡 奈良を造った段差 ならまち 春日大社 5 観光地・奈良はどう守られた?(2015年7月4日放送) 東大寺 長福寺 ◆仙台 6 伊達政宗は「地形マニア」!? (2015年7月11日放送) 仙台城 四ツ谷用水巡り 四ツ谷用水の痕跡と恩恵を探る 7 杜の都・仙台の秘密とは? (2015年7月18日放送) 杜の都のルーツ探し 若林城探訪 スタッフのつぶやき 裏ブラタモリ ☆関連図書(既読) 「奈良の旅」松本清張・樋口清之著、光文社、1966.04.25 「ブラタモリ(1) 長崎、金沢、鎌倉」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.07.15 「ブラタモリ(2) 富士山、東京駅、上田・沼田」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.07.15 「ブラタモリ(5) 札幌、小樽、日光、熱海、小田原」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.12.16 (2019年6月24日・記) 内容紹介(amazon) あの人気街歩き番組が、ついに書籍化! これであなたも「ブラタモリ」体験 第3巻では2015年度放送の第7回から第13回の函館、川越、奈良、仙台での内容を収録。 街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。 本編では語り切れなかったエピソードや、ロケの撮影風景の特別写真、街歩きに便利な地図などを多数収録。 散歩に、旅のお供に欠かせない一冊です。
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シリーズ3巻目は函館・川越・奈良・仙台。 前2作ほどの新鮮さはなくなったが、函館のロケ日は北海道新幹線開業前と言うことで、今では見学出来ない部分もたくさんあると思うと、ワクワクしつつ、少々残念な部分も… 川越・仙台については、特に目新しいものがなく、奈良は地理の目線より、街づくり...
シリーズ3巻目は函館・川越・奈良・仙台。 前2作ほどの新鮮さはなくなったが、函館のロケ日は北海道新幹線開業前と言うことで、今では見学出来ない部分もたくさんあると思うと、ワクワクしつつ、少々残念な部分も… 川越・仙台については、特に目新しいものがなく、奈良は地理の目線より、街づくりに歴史が活かされている部分が面白かった。
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函館への線路、そして坂道にそこまで深い意味があったとは……!列車ごと船に乗せて運ぶというのは、なかなかスゴい!重さが半端ないだろうに。あと、砲台跡。見晴らしの良さが負から正になるというのが印象的だった。 川越の喜多院は一度行ったこがあったけど、徳川ゆかりの建物があったとは知ら...
函館への線路、そして坂道にそこまで深い意味があったとは……!列車ごと船に乗せて運ぶというのは、なかなかスゴい!重さが半端ないだろうに。あと、砲台跡。見晴らしの良さが負から正になるというのが印象的だった。 川越の喜多院は一度行ったこがあったけど、徳川ゆかりの建物があったとは知らず。というか、川越すごいって単純に思った。 奈良の平城京は、中学の修学旅行の時に列車の中で建物がぽつんとある」と思っていたけど、そもそも近鉄が横断してるっていうね!何人の修学旅行生が気が付いたことだろうか……。そんな奈良は、東大寺くらいしか見てないんだけど、外京のほうも素敵だなー。中学生の時は思わなかったろうけどー……。それから、修復の技術。長い年月をかけて受け継がれてきたってことを実感する。 仙台の若林城の話、そしてその跡が刑務所になっているという話がおもしろかった。若林城は伊達政宗が晩年を過ごした秘密の城だけど、俺の我がままで建てたものだから、息子たちには罪はねーよと、廃城を指示するあたりかっこいいな。
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奈良の巻が良かったかな。桑子さんがアシスタント時代のをテレビでは見てないので、再放送やってくれないかな。
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函館・川越(小江戸)・奈良町・仙台の異なる4都市をまとめた回。それぞれの都市の歴史と独特の地形を踏まえた街づくりが描かれている。森田一義氏の独自の視点により明かされる気付きといった面白さもうかがえる。
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再放送が無い代わりに本で振り返ることができます。テレビを見て函館に行ってもう一度本で振り返りました。旅の面白さが倍増します。
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確かにイラストも気が利いている~~今回も全部入ったことのある町,特に函館は自分で調べて歩いたから馴染み深い。しかし川越は地味で舟運も途絶え,川を真っ直ぐにしちゃって情緒もないし,かといってまた人工的に蛇行させるのもどうかと思うしね
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
税別1400円をどう感じるか 非公開の重要施設や個人宅を見られるのが魅力なのは、間違いないかと。その他の内容は薄いけど、きっかけくらいにはなります。
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タモリが日本中の町を散歩するNHKの番組ブラタモリのBOOK版。仙台・奈良・川越・函館がこの3巻。 仙台では河岸段丘の上にできた仙台城、 正宗が広瀬川の上流から取水して全長40kmで四つの谷を越え城下町に水を行き渡らせた四ツ谷用水、 用水の恩恵からのかつて井戸5000以上もあった...
タモリが日本中の町を散歩するNHKの番組ブラタモリのBOOK版。仙台・奈良・川越・函館がこの3巻。 仙台では河岸段丘の上にできた仙台城、 正宗が広瀬川の上流から取水して全長40kmで四つの谷を越え城下町に水を行き渡らせた四ツ谷用水、 用水の恩恵からのかつて井戸5000以上もあった仙台城下町その痕跡が今でも現役の壱弐参横丁の鰻屋明ぼ乃、 杜の都のルーツ武家屋敷の屋敷林が残る片平丁、 正宗第二の城若林城は現宮城刑務所をお散歩する。 ちなみに仙台では町人の町は「町」武士の町は「丁」を使って表され、今アーケード街のパピナ名掛丁とクリスロードの新伝馬町(しんてんまち)という武士、町人の町境にも四ツ谷用水の流れており今も痕跡があるとのこと。
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テレビで見た回ばかりだが、その先の情報があるので楽しめる。番組に使わなかった録画も山ほどあるはずなので、地上波で放送したのはダイジェストに思える。 「本編」を衛星でやって欲しい。
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