ねこってこんなふう？ の商品レビュー

ブレンダン・ウェンツェル(著者),石津ちひろ(訳者)

2024/10/22

動物によって異なる見え方の「ねこ」が次々に描かれている。
人間や動物によって、視点も見え方も感じ方も全然違うことに気づかせてくれる絵本。

【ママ評価】★★★★★
視点がとても面白かった。
同じ猫でも動物によって見え方が全然違う。
大きさはもちろん、脅威だと顔やオーラまで全然違く見えるだろう。
その視点を教えてくれるのが面白いし、「この動物だったら猫はどう見えるだろう？」「猫じゃなくて他の動物ならどうだろう？」と広げて考えていくのも楽しい。
子どもが動物の関係性をそこそこわかる年頃になったらすごく楽しめる絵本だと思う。
子どもに絵を描かせてみても面白そう。
絵自体も面白いので幼い子がパラパラ見ても楽しめそう。

【息子評価】★★★★
まあまあな反応。
「あれ？こんなふうになっちゃったよ？」と、猫が変形したと思っているらしい反応をしていた。
猫そのものが変わっていると感じるのも純粋な見方だなあと少し感心。
3歳0ヶ月

2022/08/04

人間が見ている猫が、色んな動物の目線で見たら違って見えるということ。
絵を見て色んな動物になったつもりで想像してみる、そんな体験ができる絵本です。
最後のオチも微笑ましくかわいいです。

2021/05/21

図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。動物からネコを見たら、どう見えるか。見方を変えたらどう見えるかな、を問う絵本。

2016/12/13

原題は「They All Saw a Cat」。人から見れば可愛いペットも、ネズミから見れば恐ろしい怪物。みんな猫を見てるんだけど、見え方が異なる。その見え方の異なり具合がアイディアに満ちていて楽しいし、人間社会に当てはめて考えさせられるところもある。

2016/11/18

犬・狐・キンギョから見るとネコってこんな風に見えるんだ!!
同じネコなのに全く違う
視覚の面白さ・ものの味方の面白さ発見♪

2016/11/17

【読み聞かせ用】ねこは、どんな風に見える？子供から見たら？ 犬から見たら？ キツネからみたら？ キンギョからみたら？ 生き物は周囲の世界について、それぞれ独自に見て固有の認識をしていて、これを「環世界」と言うらしい（池谷裕二・推薦の言葉より）。自分の立ち位置を離れて相対化してみることが出来れば、大人の入口に立ったと言えるかもしれない。娘の食い付きは、今ひとつだった。