継続捜査ゼミ の商品レビュー
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想像以上にエンタテインメント性が強い!? 元警察官の大学教授が女子大生と未解決事件を考察するなんて楽しそう。女子大生は一人ひとり個性的で面白かった。苗字、名前、性格が最後まで一致しなかったけど。 一気に読めますが、ちょっとセリフが多すぎて疲れる。あと、なんでメキシカンなんだろう。
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BSテレビのコールドケースでは、無いが、ノンキャリアの元刑事が、大学教授になり、女子大生5人お、ゼミで、未解決事件に取り組む。 女子大生のメンバー5人が、花の名前がついていて、お城のオタクや、武道家等、少し変わったキャラクターにしているのだが、、、警察小説的でないような、、、、...
BSテレビのコールドケースでは、無いが、ノンキャリアの元刑事が、大学教授になり、女子大生5人お、ゼミで、未解決事件に取り組む。 女子大生のメンバー5人が、花の名前がついていて、お城のオタクや、武道家等、少し変わったキャラクターにしているのだが、、、警察小説的でないような、、、、軽いタッチであり、古い時代の未解決が、簡単に解決していくことに疑問が生じた作品であった。
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本作で活躍するのは、現役の刑事、警察官ではない。 元警察学校長で、今は女子大の教授である小早川とそのゼミ生五人だ。 彼らの補助として、やっと警察官である現役巡査部長、安斎が登場する。 この珍しい設定に惹かれて読み進む。 これは、シリーズ化するかもな、そうなったらぜひ読みたいな、そ...
本作で活躍するのは、現役の刑事、警察官ではない。 元警察学校長で、今は女子大の教授である小早川とそのゼミ生五人だ。 彼らの補助として、やっと警察官である現役巡査部長、安斎が登場する。 この珍しい設定に惹かれて読み進む。 これは、シリーズ化するかもな、そうなったらぜひ読みたいな、そう思わせる内容だった。 未解決の古い事件をゼミの課題としながら、学内での事件も解決していく。 学内の事件については、あくまでも大学、つまり自治が認められている場所においてのことであり、法を執行したり、裁いたりすることはない。 大学とは何か、学問とは何かを問うているあたりはエンタメ小説だと軽く流すべきではない。 私大はもちろん、国公立大も、どこそこの有名企業に、公務員に何人入った、就職率は幾つだと、そればかりを外に発信する。 企業も、大学名で人を判断する。 その全てが悪だとは思わないが、日本の生産性が上がらないのは、そういうところにも理由があるのではないかと、私は考えるのだ。 さて、美しく、賢く、変わり種のゼミ生の中から将来の捜査員は生まれるだろうか。 おっと、美醜は能力に関係ないか。 今は皆、捜査に興味はないようだが、優秀な女性たちだもの、何にだってなれる。 さて、みんな、次の課題に取り組んでくれるかい?
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刑事畑を多く歩んだ後、警察学校の校長を経て警視庁を退官した小早川は女子大で教鞭をとっている。 今年准教授から教授となり、初めてゼミを受け持つことになった。小早川のゼミは「刑事政策演習ゼミ」別名「継続捜査ゼミ」。そこに集まったゼミ生女子大生5人と小早川が未解決事件の継続捜査を手掛け...
刑事畑を多く歩んだ後、警察学校の校長を経て警視庁を退官した小早川は女子大で教鞭をとっている。 今年准教授から教授となり、初めてゼミを受け持つことになった。小早川のゼミは「刑事政策演習ゼミ」別名「継続捜査ゼミ」。そこに集まったゼミ生女子大生5人と小早川が未解決事件の継続捜査を手掛ける話。 うまく行き過ぎな気がしないでもないですが、軽くよむには面白い話でした。 もしも実際に自分が通う大学にこんなゼミがあったなら、絶対希望したであろうなぁ。
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元警察学校校長であった新米大学教授が、ゼミの女子大生たちと未解決事件に挑む。 ライトなミステリ。実際の警察捜査でもこういう風に進めていくのかナなんて、分かり易い講義を受けるみたいな感じで面白く読めた。しかしながら、どうも事件自体が安直過ぎて、肩透かしを食らった気分。ゼミの子たち...
元警察学校校長であった新米大学教授が、ゼミの女子大生たちと未解決事件に挑む。 ライトなミステリ。実際の警察捜査でもこういう風に進めていくのかナなんて、分かり易い講義を受けるみたいな感じで面白く読めた。しかしながら、どうも事件自体が安直過ぎて、肩透かしを食らった気分。ゼミの子たちも、STメンバーみたいにそれぞれ特殊技能があるにはあるけど、結局は素人範囲でしかなくて、キャラがいまいち確立せず、印象に残りにくかったかも。
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図書館で借りた本。 警察を定年退職しあ小早川は、知人の紹介で女子大の講師をしていた。その中で今年から犯罪捜査のゼミを受け持つことになり、未解決の事件を検証しながら、学校内で起こった不思議な事件も解決していく。
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警察OBが教授をする女子大学ゼミでの謎解きミステリー 事件として3件の事件を取り扱っていました。 メインはタイトルどおり、継続捜査中の殺人事件、他の2件は大学における事件です。 大学における事件は日常ミステリーの分野になると思います。 その事件を通して5人のゼミ生の個性を描こう...
警察OBが教授をする女子大学ゼミでの謎解きミステリー 事件として3件の事件を取り扱っていました。 メインはタイトルどおり、継続捜査中の殺人事件、他の2件は大学における事件です。 大学における事件は日常ミステリーの分野になると思います。 その事件を通して5人のゼミ生の個性を描こうとしているのかもしれませんが、法律女子、歴史女子、薬学女子、ミステリー女子、合気道女子の区別がつきにくかったです。 メインの事件は、継続捜査になるほど難しい事件のはずで、アプローチが代わることで新たに真相が見えてくるというコンセプトは面白いのですが、安易な真相だったのが残念でした。 何となくシリーズ化されそうな気がしますが、目から鱗的な真相へのアプローチやゼミ生の個性がわかるような工夫が必要かと思います。
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いつもの今野さんの作風よりも大分軽い感じですね。 ゼミ生のキャラ(名前が)がどうもあまり頭に入らなかった。 警察でも解決出来なかった事件を大学生が解決って実際にあったら大ニュースですね。 読後は爽やかな感じ
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非常に読後感の良い作品。大学のゼミの演習の一貫として捜査をする設定が面白い。捜査に関しては裸足でも足跡は残るのではないかなと疑問に思った部分も少しあったが作品の面白さを損なうほどではない。そして学生達が気付いたのになぜ警察は気づけなかったのかという点もフォローしていたことが素晴ら...
非常に読後感の良い作品。大学のゼミの演習の一貫として捜査をする設定が面白い。捜査に関しては裸足でも足跡は残るのではないかなと疑問に思った部分も少しあったが作品の面白さを損なうほどではない。そして学生達が気付いたのになぜ警察は気づけなかったのかという点もフォローしていたことが素晴らしかった。また竹芝教授とのやりとりを読むうちにまた大学に行って今度はしっかり勉強したいなと思わせてくれた。
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ゼミ生と同じように事件について考えたりしながら読んでみたら面白かった。これからシリーズ化しそうだし、犯罪心理についての記述なんかもこれからも出てくるのだろう…人によって違うキレる瞬間やその沸点の差、感情と衝動の因果関係について知りたいなと思っている。
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