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この青い空で君をつつもう の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2021/02/01

高校生活を丁寧に描き出す青春小説と紙の魅力を存分に引き出した作品。残念ながら想像力不足で折り紙パートの魅惑さを読み解くことが難しくイメージができないままに終わってしまった。よくわからなかったというのが正直な感想。

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2020/12/31

青春ラブストーリー単行本。 前半はローファンタジー。 高校入学して程なく病死した和志。主人公早希子はその死に向き合えず過ごしていたが、その彼から葉書が届く。 その葉書や折紙が夜中にくるみ割り人形さながら動きだし、早希子を驚かせる。 後半、なぜ折紙は動いたのか、テクノロジーで展...

青春ラブストーリー単行本。 前半はローファンタジー。 高校入学して程なく病死した和志。主人公早希子はその死に向き合えず過ごしていたが、その彼から葉書が届く。 その葉書や折紙が夜中にくるみ割り人形さながら動きだし、早希子を驚かせる。 後半、なぜ折紙は動いたのか、テクノロジーで展開する。 折紙と人の想いを融合させて、過去から未来へ「奇跡」を紡いでいく物語。 奇跡とは、過去から受け取るメッセージを、自分の可能性として感じて信じて進むこととして描かれている。 ウルっときた作品です。

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2018/09/20

ん?芸風が変わった。SF要素1%くらいで、あとは青春というより高校生の小説。ある種リアルかもしれないが、感情は動かず読み進めるに辛かった。いつもの先生らしからぬ作だ。なんかあった?

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2018/07/26

読み終わった、というか挫折。 「パラサイト・イヴ」、何年も前は面白く読んだんだけどなぁ。 最近、挫折が多い。

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2018/03/24

時系列が行きつ戻りつするが、混乱はなかった。早季子のかけがえのない高校生活が描かれる。和志との出会い。卬高祭。折り紙の可能性と神秘。生きていると、会えない人と人間関係を育てる場面もあるのだと思った。紙が、半ば主体的に、そうあるべき形に折り上がっていくとあるのが、たとえなのか直接的...

時系列が行きつ戻りつするが、混乱はなかった。早季子のかけがえのない高校生活が描かれる。和志との出会い。卬高祭。折り紙の可能性と神秘。生きていると、会えない人と人間関係を育てる場面もあるのだと思った。紙が、半ば主体的に、そうあるべき形に折り上がっていくとあるのが、たとえなのか直接的表現なのか想像がつかなかった。第一章のような卑近な青春小説も読みたい。登場人物が素敵です。

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2018/01/22

うーーん、 高校生が読めば面白いのかな? 何かのブックレビューで見て、読みたかったんだけど、なんか違った。

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2017/05/17

自分には難し過ぎてイメージできませんでした… それに泉のお父さんの話しも必要だったのか? ちょっとしんどかった。

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2017/02/15

もう二度と会えなくなってしまった人への たくさんの思いと後悔を抱えたまま生きて行くには、十七歳は若すぎる。 高校生の主人公の周りではとてもたくさんの大切な人が亡くなっていて、『なんでそんなに主人公の周りばかり人が死んでしまうのよ・・・』と思ったところですぐに気がつくのだ。 そうい...

もう二度と会えなくなってしまった人への たくさんの思いと後悔を抱えたまま生きて行くには、十七歳は若すぎる。 高校生の主人公の周りではとてもたくさんの大切な人が亡くなっていて、『なんでそんなに主人公の周りばかり人が死んでしまうのよ・・・』と思ったところですぐに気がつくのだ。 そういう状況が、つい5年前に実際にあったではないかと。 物語の舞台は東北ではないけれど 作者もきっと、 思いをどこかに預けることもましてや捨てることもできずに苦しんでいる人がいるのなら、未来へとつながる方法で救ってあげたいと思ったのだろう。 とても優しくて魔法のような方法で 主人公は亡き人からの思いを受け取るのです。 そこに希望があるなら、亡くなった人の思いを胸に生きるのは、幸せなことなのもしれないね。

Posted byブクログ

2017/01/17

図書館のアートな文学特集のコーナーで、何故瀬名先生が?と手に取った1冊。幾何学折り紙に想いをのせるラブストーリーなんて、他にないのではないでしょうか。

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2017/01/08

あまりにも感傷的すぎる。同じようなエピソードと同じような心理描写が延々と繰り返される。そこにストーリーの進展はなく、ただただ退屈。大好きなロマンチスト瀬名だったけれど、残念でしかたない。折り紙テーマはちょっと興味があったが、肝心の学園祭の出し物が複雑すぎてイメージできなかったし、...

あまりにも感傷的すぎる。同じようなエピソードと同じような心理描写が延々と繰り返される。そこにストーリーの進展はなく、ただただ退屈。大好きなロマンチスト瀬名だったけれど、残念でしかたない。折り紙テーマはちょっと興味があったが、肝心の学園祭の出し物が複雑すぎてイメージできなかったし、肝心の龍の折り紙も複雑すぎてイメージできなかった。中でもいちばん良くなかったのは、弟の登場だったとまじで思う。 追記:今日図書館で、作中に出てくる折り紙の本を見つけた。そしてナマズを折ってみた。なるほど、これには従来の折り紙の概念を覆された。瀬名さんのワードで言えば「ワンダー」だった。ここに目をつけたのはさすがです!

Posted byブクログ