浴室には誰もいない の商品レビュー
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英国諜報部員って女好きが伝統なのかしら。 警察の捜査だけでミステリとしては成り立つが、諜報部の捜査を加えることで、おかしみが増す。 犯人の最期が肝だね。
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結局最初から最後まで死体が出てこない(最後に違う死体が出てくるが)珍しいミステリー。設定が面白そうで読み始めたが、文体が今ひとつ読みにくく、ロス少佐のシーンの必要性がわからず、全体的に今ひとつだった。
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あらすじを読んで面白そうだと期待したのだが…作風を知っていたら手に取らなかったと思う。 訳のせいなのか、そもそも原文がこのような文章なのか分からないが読みにくい。何よりもこの独特なノリに最後まで乗れず仕舞い。でもきっと面白い人には面白いのだろうなあ…。
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『愚者たちの棺』に続くシリーズ作品。少し読みにくさを感じながら、なんとか読み終えました。言い回しが古い?せいでしょうか。皮肉めいた表現もさほど面白いとは思えず。期待しすぎていたかも。でも、次が出たなら読む気もします(笑)
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ある家の浴室で死体を溶かして流した痕跡があることが、匿名の手紙を発端に明かされる。 その家の住人であるふたりの男性の行方も不明になっている。 死体なき殺人事件の真相は。 面白そうだと思い読んでみた。 普通のミステリーかと思いきや、途中から情報部員が出て来て予想していたものと違っ...
ある家の浴室で死体を溶かして流した痕跡があることが、匿名の手紙を発端に明かされる。 その家の住人であるふたりの男性の行方も不明になっている。 死体なき殺人事件の真相は。 面白そうだと思い読んでみた。 普通のミステリーかと思いきや、途中から情報部員が出て来て予想していたものと違ってきた。情報部員ということはつまりスパイ。 このスパイ登場が何とも安い感じがして、一気に興味が失せた。 死体が見つからないまま捜査はつづき、真実が明かされるまでが描かれているのだがミステリーなのか何なのかよくわからない。コメディのような要素もある。 その英国式ユーモアといったものがわたしの好みでなく、面白いわけでもない。クリスティの作品は読んでいるとクスリとすることも多いのに、この英国人の文章は合わない。 作品が書かれた頃は斬新だったのかもしれないが、こうなってああなるので犯人はあの人と思わせておいて、実は違っていてという形が特に珍しいわけでもなく予想がつく。 古典のミステリーで今でも十分唸らせる素晴らしい作品も多いため、どうしても比較してしまい物足りなさは否めない。 期待して読んだため、その分読後感が何とも言えないものだったことが残念。 登場人物のパーブライト警部やラブ巡査部長、チャブ署長などは好みだったため他の作品は面白く読めるかもしれない。
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『愚者たちの棺』が面白かったので本書も購入。シリーズ(?)としては第3作目になるようだ。 巻末解説にもあるように、基本的に明るい作風なのが特徴。細かいエピソードやキャラクター造形が積み重なった故だろう。こういうのは読んでいて楽しいので、何とか邦訳が続いて欲しいものだ……。
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