カンピオーネ!(ⅩⅨ) の商品レビュー
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7人のカンピオーネが『最後の王』との最終決戦を前に入り乱れての内戦を行うというのだから、ゴジラに襲われたかのように東京が酷いことになるだろうと予想していた。 それもあってか作中で描かれた被害規模を小さいと感じてしまうのはカンピオーネ達が毎回巻き起こす破壊活動に毒されすぎていたのかもしれない 17巻の時点で瀕死だったアテナがまだ生き残っていた点に驚き。それどころか幽世で生き続ける決心を固めたのは意外な展開。 第一巻で護堂の敵として登場して以来、何度も護堂の前に現れ、時には敵として時には味方として登場したアテナ。一度は死を迎えた彼女がこのような形で延命を受け容れるとはなぁ。 この巻の終盤では護堂に助言するシーンも有ったし、今後は本格的に護堂の味方として動いてくれるのだろうか、なんて期待してしまう 実際、ランスロットはこの巻では意外な形で護堂に協力することになったわけだからねぇ 本編とも言える魔王内戦については面白いの一言。やはりカンピオーネらしく相手をあっさり窮地に追い込む手管を持っているし、どのような窮地に追い込まれてもあっさり抜け出る手管も持っている。それぞれの戦闘模様は面白いのだけど、読めば読む程どうやったらこの人達を排除出来るのだと疑問に思ってしまう そういった意味ではアイーシャ夫人の「妖精の通廊」を利用してカンピオーネ達をまとめて別時代に送るというアイディアは面白い まあ、アイーシャ夫人はぶっ飛んだカンピオーネの中で最もぶっ飛んだ人間だから彼女を利用しようとすれば飛んでもない騒動に巻き込まれるわけだけど。 躊躇なく笑顔で『起こりうる最大限の吉と凶』を発動するアイーシャ夫人の判断はやばすぎる それにしても護堂はエリカ達に対して遠慮が無くなったというか、素直に相手を求めるようになったね。最初期はエリカにくっつかれるだけで慌てていた護堂が「あとで誰かから文句を言われてもかまわない。みんながいないとき、またこうしよう」と言うようになるとは。 いつの間にか数多の女性を手玉に取る王として成長していたのか
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最後の王と戦う者を決めるために全てのカンピオーネが集い戦いを始める今巻。 7人もの魔王たちがそれぞれの権能を駆使して戦う展開は純粋にワクワクする。 ある意味シリーズのハイライトだよなあ。 とは言え今巻はまだ序盤。 誰が誰と戦い、どんな風にそれぞれの権能で他者を圧倒しようとするのか...
最後の王と戦う者を決めるために全てのカンピオーネが集い戦いを始める今巻。 7人もの魔王たちがそれぞれの権能を駆使して戦う展開は純粋にワクワクする。 ある意味シリーズのハイライトだよなあ。 とは言え今巻はまだ序盤。 誰が誰と戦い、どんな風にそれぞれの権能で他者を圧倒しようとするのか、いや、なかなか楽しかった。 いろいろとんでもない権能はあるけど、やっぱりアイーシャさんのが一番厄介だなあ。 しかも使う本人が制御不能という(笑) でもとりあえずこれで、アイーシャさんは脱落なんだろうか? いや、この作者のことだからそんなに簡単にいくわけないか。 そしてこんな決戦の展開の中でも女の子のたちとイチャつく護堂は流石だ(笑) まあ、いつもよりあっさりしてたけどね。 さて内戦3部構成だそうなので、次巻は更に忙しく激しい激突があるのかな。 期待している。
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カンピオーネが7人、東京に集まり、ラーマ王に挑むものを決める。 3部作の1巻目。 だれも死ぬってことがない中で、どうなっていくんだろう。 バトルロワイヤルで勝つと、相手の権能を奪えるとかだったら面白いのに。
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最後の王との対戦を前に魔王同士での内乱勃発編。誰が誰とやり合っても大惨事間違いなしのため、この物語の一般の、特に東京方面の方々には合掌(笑)無意識というか意図とは逆の方に物事が転がって混沌を引き起こすアイーシャさんが一番タチ悪いという魔王の全会一致には笑った。ともあれまだまだ戦乱...
最後の王との対戦を前に魔王同士での内乱勃発編。誰が誰とやり合っても大惨事間違いなしのため、この物語の一般の、特に東京方面の方々には合掌(笑)無意識というか意図とは逆の方に物事が転がって混沌を引き起こすアイーシャさんが一番タチ悪いという魔王の全会一致には笑った。ともあれまだまだ戦乱も序の口のようで、次の新旧タッグマッチがどうなるか楽しみ。…東京、残るよね?
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